96.昭和村見聞記(34)野尻川編その5
       画像は,2011年8月の撮影です。

No.321 三島橋から下流を臨む

 国道400号線沿いの喰丸集落に架かる橋から,下流の様子です。
 両岸ともコンクリートの護岸になっています。
 少し下ると,国道から離れ,左岸に山が迫ります。
 竿を出したことはありませんが,たまに釣り人を見かけるので,よい場所なのかも知れません。
 岸沿いや中州には,アシが繁っていて,釣りづらそうです。
 そういうところにイワナやヤマメが潜んでいると思われます。
No.322 三島橋から上流を臨む

 上流側の様子です。
 右岸は国道に沿った集落,左岸は水田です。
 大きめの石も結構ありますが,開けていて魚が潜む場所はなさそうです。
 竿を出したことがないので,断定はできませんが,釣りの対象にはならない区間です。
 第一,護岸が高すぎて,長くて強い竿でないと,大物が掛かっても抜けません。
No.323 無名橋から下流を臨む

 喰丸集落に架かる橋です。橋の名前は分かりません。
 近くには,「ハゾメ」という雑貨屋さんがあります。
 両岸ともコンクリートの護岸になっています。
 集落内の橋は,どの橋も,山仕事や農作業のために架けてあるようです。
 この橋を渡ると小さなお寺があるようですが,人家はありません。
 この辺りもアシが繁っています。

No.324 無名橋から上流を臨む

 上流側の様子です。
 向かって左に見えるのは,支流の喰丸沢です。
 沢沿いに国道401号線が走り,喰丸トンネルを抜けると,小野川集落です。
 喰丸沢には,巨大な砂防ダムがあります。
 地図を見ると,流程は短いものの小さな扇状地になっているということから,降雨時の水量が想像できます。
 砂防ダムができる前は,そうとう暴れたのではないでしょうか。
No.325 もう一つの無名橋から下流を臨む

 この辺りは,数100メートルごとに段差堰堤があり,流れは緩やかです。
 川底は砂礫で,両岸コンクリートのため,イワナやヤマメはどうしても堰堤下に集まるようです。
 当然,釣り人も,そういうところを狙うので,あまり魚はいないみたいです。
 国道からは少し離れ,水田の中,開けたところを流れています。
No.326 もう一つの無名橋から上流を臨む

 橋の上流側は,コンクリートで流れが狭められ,かなり深くなっています。
 残念ながら,私の竿では護岸が高くてとても届きません。
 さらに上流には,いくつか段差堤もあり,釣りには良さそうです。
 実際には釣ったことがないので分かりませんが,今度竿を出してみたいと思います。
 この橋も,農作業のための橋のようです。
No.327 根堀場橋から下流を臨む

 両原の集落に架かる橋です。
 この橋は,生活道路の橋です。
 両岸に人家が集まっています。
 両岸ともコンクリートの護岸になっています。
 川底は,砂礫で流れは緩やかです。
 水量は少ないですが,大雨が降ると護岸までの濁流になると思われます。そのことは,護岸の色で分かります。

No.328 根堀場橋から上流を臨む

 この両原集落が,国道沿い最上流の集落になります。
 コンクリートの護岸の川沿いに人家が並んでいます。
 流れは緩やかで,川底は砂礫です。
 まだまだ渓流らしさはありません。
 里川の流れです。

No.329 不動橋から下流を臨む

 両原集落から,大芦集落へ抜ける幹線道路に架かる橋です。
 この辺りは,いかにも昭和村らしい心が和む風景です。
 トタン屋根の人家や白壁の蔵など,南会津の古き良き風景が広がります。
 下流側の石は,結構大きめです。
 岩陰にイワナがいるかも知れません。
No.330 不動橋から上流を臨む

 向かって左に,小さな沢があります。
 普段はほとんど水量がありませんが,コンクリートブロックがきっちり埋められているということは,大雨が降ると変貌する沢なのかも知れません。
 上流は,岩盤帯となりいくつかの堰堤があり流れそのものは緩やかです。
さらに,上流に続きます。

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