95.昭和村見聞記(33)野尻川編その4

No.311 堂の下橋から下流を臨む

 昭和村の中心,下中津川地区の辺りです。
 橋を渡り,山には入ると,矢ノ原湿原へ続いていきます。
 橋のすぐ下には,1メートルほどの段差堤があります。
 この辺りは,岩盤帯になっています。
 ちょっと下流には,大岩の落ち込みがあり,よく釣り人を見かけます。
 ハヤが多いところです。
No.312 堂の下橋から上流を臨む

 橋の真下は,岩盤の裂け目になっていて深くなっています。
 大きな魚影を見ることがありますが,たいてい巨大なハヤです。
 左岸の神社横を小さな沢が流れ込んでいます。
 少し上流に行くと,右岸は柳沢が流れ込んでいます。
 ふだんは,水量の少ない沢です。


No.313 昭和館裏の橋から下流を臨む

 国道側の右岸は,コンクリートの護岸になっています。
 川底は,岩盤です。
 落ち込みなどが結構あって,釣れそうですがハヤが多いです。
 川岸にゴミが多く,釣趣の湧かないところです。

No.314 昭和館裏の橋から上流を臨む

 少し上流で大きくカーブして,国道から離れます。
 山に沿った区間は,一部コンクリートの護岸が切れて,自然の姿になっていますが,ほんの数十メートルで,基本的には,コンクリート護岸になっています。
 川底は,岩盤です。

No.315 下向橋から下流を臨む

 再び,国道に接近してきます。
 佐倉地区にある郵便局のT字路を国道から入ったところに架かる橋です。
 橋を渡り,山を越えれば,大芦地区です。支流の玉川に出られます。
 この辺りは,両岸ともコンクリートの護岸です。
 緩やかな瀬が続きます。

 

No.316 下向橋から上流を臨む

 少し上流,左岸には,ほとんど水のない仙石沢が流れ込んでいます。
 この辺りの川底は,砂礫です。
 さらに上流に段差堤があり,その上は再び岩盤となります。
 コンクリートの護岸が続きます。

No.317 新田橋から下流を臨む

 国道からすぐの農道に架かる橋です。
 新田橋という名前が多く見られますが,新田開発に由来した命名だと思われます。
 それにしても,紛らわしいです。
 右岸は,水田地帯となっていて,川は左岸の山に沿って流れています。

No.318 新田橋から上流を臨む

 右岸から,桑袋沢が流れ込んでいます。
 水量の少ない小沢です。
 コンクリートの護岸は,相変わらずで,いくつか段差堤があります。
 かつての洪水からの教訓か,川が人工的に整備されていて,およそ渓流らしくない区間です。
 堰堤ごとに釣り人の姿を見かけますが,私は竿を出したことがないので釣果の方はわかりません。

 

No.319 無名の橋から下流を臨む

 喰丸集落のはずれ,国道から墓地へと続く農道に架かる橋です。
 橋の銘板は,ガードレールの欄干から,はずされていました。
 金属の銘板を盗んでお金に換える人がいるそうです。
 橋の名前がわからず,残念です。
 このような名前のわからない橋がいくつかありました。

No.320 無名の橋から上流を臨む

 右岸に喰丸集落が見えます。
 正面には,館の腰山がどっしりと,腰を下ろしています。
 野尻川は左岸の山の地形に沿って流れています。
 右岸は,水田になっています。
 緩やかな瀬が続きます。

さらに上流に続く
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