91.昭和村見聞記(31)野尻川編その2


No.291 細腰橋から上流を臨む

 右岸には,水田が広がっています。
 道路から離れていてわかりにくいのですが,落差1.5mほどの堰堤があります。
 この堰堤は,玉梨温泉の堰堤に続いて,河口から2つ目の堰堤になります。
 魚道があるので,只見川からの遡上も十分可能です。

No.292 山崎橋から下流を臨む

 ちょうど画像で見ると,突き当たりのカーブが堰堤です。
 左岸沿いの道を下ると,突き当たりに「青木荘」という旅館があります。
 この辺りは,両岸ともコンクリートの護岸になっています。

No.293 山崎橋から上流を臨む

 右岸は山が迫っていて,護岸工事はされていません。
 橋のたもとに,清水が湧いています。
 少し上流に,ほとんど落差のない段差堤があります。
 大石が見えますが,流れは緩やかです。

No.294 岩本橋から下流を臨む

 右岸は,俎倉山(1056m)の山裾が迫っています。
 左岸は,国道沿いに集落が発達しています。
 野尻集落です。

No.295 岩本橋から上流を臨む

 橋を渡ると,国道が右岸沿いになります。
 垂直のコンクリート護岸は,3mほどの高さがあり,降りることはできません。
 緩やかな流れで,ハヤがたくさん泳いでいるのを見ることができます。

No.296 原橋から下流を臨む

 原橋は,国道から離れた中向集落の中にあります。
 下流部には,大きな岩場があり,大ヤマメが潜んでいそうな淵になっています。(釣ったことはありません。想像です。)
 左岸側は,吉尾峠へと続く坂下沢が合流しています。

No.297 原橋から上流を臨む

 両岸ともコンクリートの護岸になっています。
 水田地帯を流れる緩やかな流れです。
 中向集落は,旧国道沿いに伝統的な家が連なっているので,会津らしい風景を見ることができます。
 

No.298 運動公園下の橋から下流を臨む

 緩やかな流れの中に,中州が発達しています。
 この辺りは,鮎の季節になると,友釣りの釣り人を多く見かけます。
 近年,釣り人が減ったのは,鮎があまり釣れないせいかもしれません。

No.299 運動公園下の橋から上流を臨む

 右岸に入ノ沢,左岸に無名沢が,流れ込んでいます。
 いずれも,上流部で水田に取水しているので,水量は少ないです。
 本流は,両岸ともコンクリート護岸で,なだらかな流れです。
No.300 運動公園下の堰堤

 河口から3つ目の堰堤になります。
 両岸に魚道があるので,魚は問題なく遡上できます。
 右岸には,季節になるとマセと呼ばれるハヤの産卵場が,造られます。

さらに上流へ続く

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