90.昭和村見聞記(30)野尻川編その1

No.281 綱木橋から下流を臨む

 只見川の支流,野尻川は,只見川との合流点が金山町,中上流部が昭和村を流れている。 下流部から,野路川の眺めを紹介していきたい。
 綱木橋から見た下流方向の様子です。
 この辺りが,昭和村の北端になります。
No.282 綱木橋から上流を臨む

 川幅は広いものの,両岸に山が迫り,川は蛇行しています。
 綱木渓谷と呼ばれています。
 大岩があり,淵には大物が潜んでいそうですが,延べ竿では届きそうにもありません。 釣りのポイントへの降り口も限られています。
No.283 野尻2号橋から下流を臨む

 
写真を撮影した日は,渇水の時期です。
 通常は,川幅いっぱいに流れていることが多いです。
 このように河原が広く出現しているのは珍しいです。
No.284 野尻2号橋から上流を臨む

 上流に目を向けると,下流方向と違って,荒々しい流れです。
 大きな岩もあります。
 大イワナや大ヤマメが潜んでいそうですが,ニゴイやハヤの方が多いのではないかと思われます。
 この辺りには人家はありません。山と川があるだけです。
No.285 野尻1号橋から下流を臨む

 この辺りで標高400メートルぐらいです。
 正面には,標高942メートルの大妻山が迫っています。
 一見ゆったりした流れですが,上流で雨が降ればすぐに濁流になります。
No.286 野尻1号橋から上流を臨む

 
流れも緩やかになり,谷も開けてきます。
 左岸には,白沢が注いでいます。
 白沢は白っぽい石が多い沢です。いつも水量は少ないです。
 谷が開けてきて,川岸には水田も見られます。
No.287 松山集落の下流部

 ここは釣り人が多いところです。
 この写真の岩場の奥に大淵があります。水深は,平水で5メートル以上あると思います。
 大イワナが潜んでいるという噂ですが,大鯉も潜んでいます。
 国道沿いに山のものの直売所があります。
No.288 常盤橋から下流を臨む

 下流から来て,最初の集落が,松山です。
 常盤橋は,国道の橋ではありません。川の両岸に人家があり,集落を繋げる橋です。
 左岸には,出入沢が注いでいます。
No.289 常盤橋から上流を臨む

 国道は,スノーシェッドが続きます。
 川は,国道から大きく離れ蛇行しています。
 国道と川の間は,広々とした水田です。
 国道側の左岸は,コンクリート護岸になっています。
No.290 細腰橋から下流を臨む

 両岸は,水田になっています。
 川の流れは緩やかです。
 両岸ともコンクリートの護岸になっています。
 この辺りで標高420メートルぐらい。綱木橋から約4キロメートルです。

さらに上流へ続く。以上2010年8月の撮影です。


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