62.イワナの本棚(7)「釣り人のための山菜50きのこ50」
書名:「釣り人のための山菜50きのこ50」
著者:菅原光二(写真・文)
出版社:つり人社
発行年:1998年5月初版
定価:1575円
体裁:全128ページ・オールカラー                     
目次

○渓流沿いの山菜
○里山や水辺の山菜
○海辺の山菜
○渓流沿いの毒草
○渓流沿いのキノコ
○里山や海辺のキノコ
○毒キノコ

ひとこと

 釣りの合間の山菜,キノコ採りは,楽しいものです。
 渓流釣り師には,山菜・キノコ採りもやりますと言う人は多いと思います。
 私もそうです。
 これまで,いろいろな山菜やキノコの図鑑を買いました。写真が豊富なもの,種類が豊富なもの,見分け方が詳しいもの,調理法が詳しいもの,様々です。
 そんな中で,釣り師にとって最良と思える一冊が本書です。
 著者の菅原氏は,カメラマンであり,釣り師でもあります。釣り師の観点で,採集法や調理法を説明しています。ところどころ,釣りの話があったり,読み物としても興味深い内容となっています。
 手帳のようなビニールカバーになっていて,釣行の携帯にも便利な体裁です。
 釣り場に近い環境によく見られる種類で,一般的なものに限定して紹介しているので,山菜・キノコ採りを専門にしている方にはもの足りない内容かもしれませんが,私にとっては,十分な内容です。
 ちょっと値段が高いのが欠点ですが,ネットオークションなどで安い中古本を探してみるのもよいのではないでしょうか。

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