52.会津の風景(18)
伊南川(南会津町)

 夏の伊南川です。
 鮎釣りの川として知られています。
 近年は,スーパーヤマメが釣れる川として有名になりました。
 私の釣り竿ではとても届かない,大きな大きな流れです。

古町の大銀杏(南会津町)

 小学校の校庭にある大銀杏。
 樹齢800年,高さ35メートル,根廻りが16メートルもある銀杏の木です。
 こんな大木を眺めながら学んでいる小学生は,きっとすくすく育つことでしょう。
 でも,落ち葉掃きが大変かな。

大桃の舞台(南会津町)

 舞台と言えば,檜枝岐の舞台が有名ですが,旧伊南村にもご覧のような舞台があります。
 かつてはここで村芝居が行われていたのでしょう。
 今は,ひっそりと佇んでいます。
檜枝岐川(檜枝岐村)

 伊南川の上流は,檜枝岐川と名前を変えます。
 清冽な水が流れる渓流です。
 イワナの釣り場としても知られています。
 今はわかりませんが,知り合いの釣り師によれば,昔はとても釣れたそうです。
屏風岩(南会津町)

 檜枝岐川の景勝地です。
 国道沿いで,駐車場もあるので,ちょっと休憩するにはちょうどいいところです。
 立ち寄ったときは,夏の渇水時期にもかかわらず,水量は多く,淵は美しいエメラルドグリーンでした。見た目は天然プールのようだけど,水はとても冷たかったです。
六地蔵(檜枝岐村)

 国号352号線沿いに佇む小さな六体のお地蔵様。
 その昔,山奥の檜枝岐では,凶作などで口減らしのために赤子を犠牲にすることもあったそうです。その霊を弔い,母親の悲しみを慰めるために1730年に建立されたものだそうです。
橋場のばんば(檜枝岐村)

 鎮守神社の参道にあります。
 大きなハサミと頭に乗ったお椀が目を引きます。
 縁を切りたいときは新しいハサミを,縁を結びたいときは古いハサミを供えると願いが叶うそうです。
 その他の願い事は,お椀を頭にかぶせると叶うと言われています。
 「ばんば」は,この地方でおばあさんの意だそうです。
檜枝岐の舞台(檜枝岐村)

 鎮守神社にある村歌舞伎の舞台です。
 村歌舞伎は,毎年,5月12日,8月18日,9月第一土曜日に上演されています。
 江戸時代中期から続く村歌舞伎は,国の重要有形民俗文化財に指定されています。
 舞台の周りには観客席の石段があってとても見やすくなっています。
檜枝岐展望台(檜枝岐村)

 集落を一望できる展望台です。
 急な山道を登るのは結構きついのですが,この景色を見れば疲れも吹き飛びます。
 檜枝岐川沿いの平地に集落が発達している様子がよくわかります。
前沢集落(南会津町)

 明治時代終わり頃の曲家集落です。
 資料館以外は,それぞれの曲家が現役で,そこに生活している人たちがいます。
 大内宿とともに,ずっと大切にしていきたい風景です。

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