34.昭和村見聞記(18)山の幸編2
171.山菜のテンプラ

 中島屋旅館の夕食には必ずテンプラが出る。
 この日は,フキノトウと山ウド,そして野菜のかき揚げ。
 もう少し後の時期になると,コシアブラやタラの芽がいただけます。
 そして,秋になれば,天然舞茸が登場します。
172.馬刺

 会津と言えば,馬刺は外せない。
 山菜づくしの中島屋で,珍しく馬刺が出た。
 おばちゃんが,若松の病院に行った帰りに買ってきたという。
 病院通いは,会津若松。
 博士峠を越えて行くのは,さぞ大変なことだろう。
 住むにはちょっと不便な昭和村です。
 
173.コゴミ

 春の昭和村は,何といってもコゴミです。
 ゴールデンウイークの頃,おいしいコゴミが食べられます。
 鰹節に醤油が一番おいしい。
174.アミタケ

 鮮やかな桜色のキノコです。
 大根おろしでいただきました。
 見た目とともに食感がいいキノコです。
175.アイコ

 エラのおひたし。
 我が山菜ナンバーワン。
 ちょっとワラビに似ていますが,ワラビより少し癖があるところがいい。
 思わず,「おばちゃん,お代わりないの?」と聞いてしまいました。
176.ウルイ

 渓流沿いで,簡単に採れる山菜です。
 大きな葉は,捨ててしまい茎の部分をいただきます。
 癖のないさっぱりした味です。
 マヨネーズでいただきました。
177.コゴミごまあえ

 ビールのおつまみには,ちょっと甘いかもしれません。
 味に癖のない山菜なので,いろいろ応用の利くコゴミです。
 金山町の食堂で,ラーメンの具に入っていたときは,さすがに驚きました。
 
178.山ウドと身欠きニシン

 ウドの香りが何とも言えない味です。
 山ウドは,栽培ウドのようにさわやかな味ではないけれど,癖になる味です。
 身欠きニシンも会津名物です。
179.コウタケ

 コウタケの佃煮です。
 コウタケは,シシタケとも言います。
 大きなキノコで,1本採れれば十分です。
 秋のコウタケ炊き込みごはんの香りは忘れられません。
 コウタケならではの独特の香りがたまりません。
180.サクラシメジ

 地元産のシメジ。
 スーパーのシメジとは,品種が違います。
 塩漬けしたものを1年中いただけます。
 歯ごたえのあるおいしいキノコです。


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