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釣れる条件 イワナが釣れるか釣れないかは,技術や道具の善し悪しもあるとは思うが,もっと重要なのは,場所とその日の状況だろう。 今回は,どんな状況のときに釣れるかを自分なりに記してみたい。 |
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雨の日 雨の日は,間違いなく釣れる。 釣行前に現地の天気予報を見ておく。 増水することもあるし,ずぶ濡れになってしまい,気持ちのよい釣りはできないが,数は釣れる。 雨によって,物音や人影が消えることと,水が動いて魚が活性するのがいいのだと思う。 雨が降ってきたら,チャンスだ。 |
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夕立のあと 夏のかんかん照りの日は,釣りを諦め夕立を待つ。 夏の渇水で隠れていたイワナが一斉に上り始める。 ここと決めた場所の車の中で雷雲が去るのを待つ。 雨が上がれば,場合によっては入れ食いになる。 ただ,雷は釣り師にとってとても危険なので,完全に雷雲が去るまで竿を出してはならない。 |
夜明け前 いつも行っている釣り場なら,夜明け前で暗くても川の様子が分かる。 先行されないということも重要だし,真っ暗でもイワナは釣れる。 午前4時前の1投目で釣れることが多い。 やったことはないが,ヘッドランプをつけて夜釣りをする人もいるらしい。 |
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台風のあと 台風が去ったあとも釣れる。 台風が本州を直撃することは少ないが,そんなときはチャンスだ。 ただ,台風の中車を走らせるのは危険だし,途中通行止めや土砂崩れがあるかもしれない。 台風情報を聴きながら,車を走らせてしまうのは釣りバカの悲しい習性である。 |
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禁漁直前 9月30日が,最終日だ。 禁漁前に,気の早いイワナが産卵に上がってくる。 特にダム湖で育ったイワナは大型だ。 このころは,釣り場も荒れてきて数は釣れないが,釣れればでかい。 宝くじのような物だが,一番わくわくする季節だ。 |
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沢釣り 先行者がいなければ間違いなく釣れる。 足跡や蜘蛛の巣の張り具合などで,先行者がいるかどうか見極める。 その日一番乗りでも,前日雨が降っていなかったりしたら釣れないこともある。 もちろん,岩に濡れた足跡があったりしたらやめた方がいい。 |
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ゴールデンウイークは避ける ゴールデンウイークは,釣り人が多いので諦めた方がよい。 ゴールデンウイーク後,2週間ぐらいはつり場が荒れているので出かけない方がよい。 道路も渋滞でいいことが何もない。 |
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平日 当然だが,平日は釣り人が少ないので釣果が上がる。 仕事の関係でどうしても土日というなら,土曜日の方が釣り人は少ない。 日曜日は日帰りの釣り人が多いし,土曜日に釣られた後ということもある。 月曜日も釣り場が荒れているので,平日なら木金あたりがベストだ。 |
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宿に訊く 川の様子や釣り客の様子を宿に電話で聞いてみる。 状況のよくないときに来ない方がよいとはっきり言う宿は,よい釣り宿だそうだ。 |
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解禁日 4月1日,解禁日。 この日が土曜日の年は,最高に嬉しい。 1月からカレンダーを見ながら解禁日を待つ。 でも,意外に雪が深くて釣れなかったりする。 結局釣れるのは,4月下旬からという年が多い。 |