99.小栗山温泉(2010年12月4日〜5日 1泊2日)

 渓流釣りのオフシーズン,楽しみといえば温泉巡りです。
 釣り仲間3人で,会津に出かけました。
 まだまだ暖かい関東地方ですが,猪苗代は雪景色でした。
 オープン前のスキー場にも雪が積もっているようです。
 茨城は前日雨でしたので,会津は雪だったのかもしれません。

 今回の旅のテーマは,いつもの温泉とビールに加え,ご当地グルメです。
 最初の目的地は,会津宮下駅の駅前にある双葉食堂です。
 駅前といっても,列車の少ない只見線ですから,人通りも少なくひっそりとしています。
 静かな駅前とは対照的に,食堂内はお昼時だからでしょうか,けっこう混んでいました。
 



 いただいたのは,「焼きそばラーメン」(800円)。
 濃いソース味のスープが喜多方風の太麺によく合います。
 塩原のスープ入り焼きそばより,美味しいと思いました。
 野菜たっぷりでかなりのボリュームです。お勧めの一杯です。
住所:福島県大沼郡三島町宮下209
電話:0241−52−2034
※日曜・祝日は休みですのでご注意ください。

 昼食後に立ち寄ったのは,早戸温泉「つるの湯」です。
 入り口は3階にあり,エレベーターで下ります。
 会津には似合わない近代的な設備です。
 只見川の景色を眺めながらの入浴は,最高の気分です。
 ビールを飲みたかったのですが,焼きそばラーメンが大盛りだったので,ビールが入る余地がありません。
 そのことだけが残念でした。
 お湯は黄土色の濁り湯です。金属臭のお湯が掛け流しです。
 内湯もいいですが,川岸の露天風呂が最高です。
 夏場は暑いかもしれませんが,今の季節は適温です。
 のんびり温泉を堪能しました。

大沼郡三島町大字早戸字湯ノ平888番地
TEL(0241)-52-3324
9時〜21時(20時30分まで受付)/9時〜20時(冬期)
500円(2時間)
つるの湯HP


 さて,今夜の宿は,小栗山温泉「文伍」です。
 一軒宿の民宿です。
 以前,野尻川釣行の折,立ち寄り入浴したことがありました。
 とても気に入ったので,是非,宿泊したいと思っていたのですが,ずっと断れ続けていました。
 4度目の電話でやっと予約が取れたのですが,今まで予約が取れない原因がわかりました。
 

 原因は,宿の主人です。
 もうける気がないというかやる気がないのです。
 山菜採りとキノコ採りに忙しく,宿の営業には力が入っていないようです。
 そんなわけで,客がいなくても断ることが多いようです。
 料理は,写真の卵たっぷりの落ち鮎を始め,松茸ご飯など最高の山の幸が並びました。
 これで1泊2食7150円ですから,もうける気がないのがよくわかります。
 自家源泉の温泉は,主人が掘り当てた自然湧出の温泉で,泉質は玉梨温泉とほぼ同じだそうです。
 温泉とビールで最高の休日となりました。
 次の日の朝,宿の裏手を流れる野尻川を散歩しました。
 宿の主人はここに簗場を造って,落ち鮎を捕るそうです。
 宿の詳細は,「温泉案内」のページをご覧ください。
 

 さて,2日目の昼食は,下郷から甲子トンネルを抜けて,白河ラーメンを食べに行きました。
 白河ラーメンの元祖とも言われている「とら食堂」です。
 11時の開店時間に着いたのですが,10分後には行列です。
 郊外の農村地帯にあるラーメン屋さんがこんなに混んでいることに驚きました。

 3種類のチャーシューがのったチャーシュー麺(880円)をいただきました。
 前日の双葉食堂が強烈なインパクトだったせいか,昔懐かしいラーメンは,とても優しい味わいでした。

住所:〒961-0017 福島県白河市双石滝ノ尻1
電話:0248-22-3426

「ちょっとお出かけ」メニューに戻る