94.桧原湖のワカサギ釣り(2010年2月13日〜14日 1泊2日)

 渓流釣りのお友達3人で,ワカサギ釣りに行きました。
 イワナ釣りの解禁が待ちきれず,とにかく釣りがしたいということで,向かった先は,福島県の桧原湖です。
 湖は,完全に氷結していて大雪原のようです。
 その雪原の至る所にテントが建っています。
 雪国のキャンプ場のようです。
 3人とも,氷上のワカサギ釣りは初めてです。
 

 今回,お世話になったのは,早稲沢温泉の民宿「えんどう」です。
 1泊2食付きに2日分の釣りがパックになって13000円です。道具も,えさも,釣り券もセットになっていて,初心者には便利です。
 1日目の午前中は,釣り方を教えてもらいながら,ビニールハウスの中で釣りをしました。
 ハウスの中にはストーブもあり暑いぐらいで,椅子に腰掛けてのんびり釣りができます。
民宿えんどうHP
 

 始めてすぐに,1尾釣れました。
 しかしその後は,全くアタリなし。
 渓流釣りよりは簡単だろうと高をくくっていたのですが,全く釣れません。
 多い人は100以上釣るのだから,素人でも20尾ぐらいは釣れるかなと思っていたのですが,全然ダメです。
 後でわかったのは,岩魚は遅合わせですが,ワカサギは早合わせとのことでした。しかも,竿先のかすかな反応を見逃してはいけないそうです。
 

 午前の釣りは中断して,昼食は,湖畔にある山塩ラーメン専門店「桧原宿Sio−YA」で,会津山塩ラーメン(600円)を食べました。
 喜多方ラーメンの太麺に,あっさり透明な塩スープが見事に融合しています。
 感動的な一杯でした。
 

 さて,午後の釣りは,大きなビニールハウスから,個室ともいうべき小さなハウスに移動しました。
 中には,ストーブもあり,寒くはありませんが,午前中と違って椅子がないので3人では少々窮屈です。
 ずっと同じ体勢で,竿を動かしながら,竿先を凝視するというのはけっこう疲れます。
 しかも,午後も1尾しか釣れませんでした。
 あとは,ビールと温泉しか楽しみはありません。

 宿に戻り,温泉,そして夕食です。
 夕食は,大広間でいただきます。ワカサギ釣りの泊まり客が50人ぐらいいるようで大盛況です。
 ワカサギは3人とも一桁しか釣れませんでしたが,ちゃんと唐揚げがひとり10尾ずつ出ました。自分で揚げて食べるので,とても美味しかったです。
 メインの料理は,ジンギスカンです。運動部の合宿のようです。
 ビール大瓶500円,日本酒サービスが嬉しかったです。

 さて,2日目。
 結論から。
 全く釣れませんでした。釣果ゼロ。他の2人も10尾程度。
 こんなにワカサギ釣りが難しいとは思っていませんでした。
 甘く見ていました。
 ワカサギは,エサをくわえるだけで食べないそうです。だから,微妙な反応を見て早合わせをしないと釣れないらしい。
 奥が深いです。

 午前中にあがって,宿の温泉で心の傷を癒しました。
 源泉掛け流しの温泉は,1号泉(47℃)2号泉(71℃)の混合泉です。とにかく熱いです。加水しないと入れません。
 外気で適温になった露天風呂もあるのですが,内湯の湯船の向こう側に出入り口があるので,いったん内湯に入らないと露天風呂に行けないという変わった造りです。この内湯が熱いので,露天風呂に行くには,内湯を加水してからでないと行けません。

 ワカサギ釣りがこんなに難しいものだとは思っていませんでした。
 やっぱり私には,初心者でも釣れるイワナ釣りが合っているようです。
 大人しく,4月の渓流解禁を待ちたいと思いました。


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