63.檜枝岐(2006年8月18日〜19日 1泊2日)
伊南川

 檜枝岐の村歌舞伎を見に,会津に出かけました。
 会津と言えば,渓流釣りです。
 歌舞伎見物だけでは物足りないので,夜中に家を出発して,早朝の釣りを楽しみました。
 伊南川では,尺近いヤマメが釣れました。
 
古町温泉「赤岩荘」

 釣りのあとは温泉です。
 伊南川沿いにある古町温泉「赤岩荘」に立ち寄りました。
 朝の8時半から営業しているのが嬉しいです。
 入浴料350円,休憩料200円。550円で半日のんびり過ごしました。
赤岩荘「内湯」

 赤岩荘は2度目の訪問です。
 前回来たときは内湯の湯船がコンクリートでしたが,新しく石の湯船になっていました。
 去年新しくしたそうです。それでも湯船はすでに赤茶色に変色していました。
 湯口からは,炭酸の泡と塩辛くて鉄臭い熱いお湯が溢れています。
 とても好きな泉質です。
赤岩荘「露天風呂」

 内湯に入ったあとは,広間で昼寝をしました。
 広間にエアコンはありませんが,爽やかな風が心地よいです。
 昼近くになって,露天風呂に入りました。
 ここの露天風呂は,昼近くならないと満水になりません。
 内湯と違い,赤茶色の錆びたようなお湯です。
 お湯の色が印象的ですが,内湯の方がお湯の質はよいように思います。
檜枝岐温泉民宿「かわなみ」

 途中寄り道をしながら,宿には,2時過ぎに着きました。
 村歌舞伎は夕方始まるので,その前に夕食を取るよう早く行ったのですが,少し早すぎました。
 夕食の4時まで時間があるので,近くのそば屋で生ビールを飲んで時間をつぶしました。
檜枝岐温泉「燧の湯」

 それでもまだまだ時間があるので,民宿近くの日帰り温泉「燧の湯」に行きました。
 通常入浴料は650円ですが,民宿で無料パスを借りて入りました。
 檜枝岐温泉は,ほとんど単純温泉ですが,ここは硫黄泉です。
 檜枝岐川に面した露天風呂がよかったです。
檜枝岐歌舞伎

 さて,いよいよ今回の旅のメインイベント「檜枝岐歌舞伎」が始まりました。
 演目は2つで約3時間の内容です。
 今回の旅のメインではあったのですが,劇の内容がよくわからないので半分ほど鑑賞して宿に戻りました。
 明智光秀の話らしいのですが,現代語ではないのでよくわかりませんでした。
檜枝岐村

 歌舞伎のあと,すぐに寝てしまったので,次の日は6時に起きました。
 朝食までまだ時間があったので,展望台に登りました。
 500mの山登りは応えましたが,展望台からの眺めは最高でした。
前沢集落

 帰り道,旧舘岩村の前沢集落に立ち寄りました。
 藁葺き屋根の民家が並んだ集落です。
 大内宿ほどの規模ではありませんが,昔のままに保存されています。
 資料館以外は,人が住んでいるので立ち入ることはできませんが,会津の古き良き風景に触れることができました。
湯の花温泉「石湯」

 時間に余裕があったので,湯の花温泉に寄り道し,「石湯」に入りました。
 湯小屋に突き刺さったような岩が印象的な共同浴場です。
 お湯は岩の間から湧出しているようです。
 とても熱くて長い時間は入っていられません。
 河原に面している素朴な温泉が気に入りました。
 
カシマスタジアム

 会津から,塩原,常陸大宮を抜け,鹿島にやってきました。
 鹿島対浦和の試合を観戦しました。
 鹿島側は禁止されている発煙筒も登場し,かなり殺気立っています。
 試合は,鹿島が2点リードを守りきれずに引き分けになり,旅の終わりは後味の悪い結果になりました。

「ちょっとお出かけ」メニューに戻る