40.水戸周辺(2004年11月13日〜14日 1泊2日)
笠松競技場

 天皇杯サッカーの4回戦を観に水戸へ行きました。
 鹿島アントラーズ対水戸ホーリーホックの茨城ダービーです。
 近くて遠い両チーム,対戦するのは初めてです。
 今日は「茨城県民の日」。
 天気は快晴。
 盛り上がらないはずがありません。

アントラーズ辛勝

 J2に負けるわけにはいかないアントラーズ。
 ホーリーホックの徹底したカウンター戦法に手を焼きました。
 結果は1−0。
 アントラーズの辛勝です。
 アントラーズファンとしては少々不満ですが,ホーリーホックの頑張りには拍手を送りたいです。

 
田吾作

 試合のあとはさっさと帰ればいいのだけれど,せっかく水戸まで来たのだから,水戸の夜を楽しまない手はない。
 今夜のお目当ては,「居酒屋味酒覧」太田和彦氏お薦めの「田吾作」です。
 さすが専門家が本で紹介しているだけのことあります。
 アジのなめろう,馬刺,その他何を注文してもとびっきりの美味さです。
 こんなに肴の美味い居酒屋は初めてです。
 感動ものです。
 わざわざ1泊する甲斐がありました。

 
ヒューガルデンホワイト

 2軒目は,お気に入りの「ビベーレ」です。
 ホント,ヒューガルデンホワイトの生ビール美味しいです。
 その他,ブロンシュデゾネル(ベルギー),アインベッカーアイウアボック(ドイツ)などを飲みました。
 美味しかったです。
 3軒目は,いいかげん酔っぱらってしまったので記憶は定かではありませんが,閉店まで粘って追い出されたようです。

日立電鉄

 2日目は,せっかく1泊したのだからと,水戸周辺の温泉巡りに出かけました。
 1湯目は,常陸太田の川中子温泉です。
 日立電鉄川中子駅のそばです。
 日立電鉄は,来春廃線になるそうで,新聞の茨城版ではずいぶん話題になっています。
 消えゆくものは名残惜しいものですが,併走する道路がこれだけ立派では,廃線も仕方ないのかもしれません。
 最後の勇姿をカメラに収めました。

 
川中子温泉

 川中子温泉は,地元に人気の鉱泉宿です。
 お湯は麦茶のように茶色くて,すべすべする冷鉱泉の沸かし湯です。
 大広間は結構賑やかで,日帰り客が多いようです。
 休日800円は,ちょっと高いと思いましたが,なかなかいいお湯で満足できます。
 宿全体の佇まいも,鄙びた雰囲気に風情があります。
 温泉宿にはない鉱泉宿の魅力に溢れた一軒でした。

弘法大師温泉旅館

 2軒目は,同じく日立電鉄線沿いにある弘法大師温泉旅館に行きました。
 黄土色の湯ノ花がたっぷりのお湯は,成分がとても濃そうです。
 こちらも沸かし湯の冷鉱泉ですが,塩素たっぷりの日帰り温泉なんかに比べたらずっと体に良さそうです。
 大広間には,湯治のお年寄りが一組だけで,とても静かな鉱泉宿でした。
 

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