30.吾妻高湯温泉(2004年1月5日〜1月6日 1泊2日)
あづまスキー場

 家族で福島県の吾妻高湯スキー場へ行きました。
 風もなく穏やかな天候で,福島市内がきれいに見渡せました。
 娘は初めての雪景色に,少しびくびくしています。
 そり遊びはあまり気に入らなかったようで,すぐにレストハウスで休憩です。
 今回はそり遊びと決めていたので,スキーの道具は持ってきていません。
 こんなことなら持ってくればよかったと後悔しました。
最近のスキー事情

 写真の通り,スキーヤーはまばらです。
 スキー場全体でも50人ぐらいしかいないのではないでしょうか。
 駐車場も車が20台ぐらいしかありませんでした。
 月曜日とはいえ,まだ正月です。
 最近のスキー人口は,ここまで減ったのかと愕然とします。
 かつて,1本のリフトに乗るのに1時間も並んでいた時代はなんだったのでしょうか。
 こんな環境で思い切り滑りたい。道具を持って来なかったことをまたしても,激しく後悔しました。
高湯温泉「吾妻屋」

 今夜の宿は,高湯温泉の「吾妻屋」です。
 スキーは諦め,早々にチェックイン。
 部屋数10に対して,温泉が8つもあります。
 どのお風呂も,成分の濃い白濁した硫黄泉が溢れています。
 子供がいるからと広い部屋に通してくれました。改装したばかりのようできれいな部屋だし,案内もとても丁寧だし,お奨めの温泉宿です。
ミニ・ギャラリー

 旅館のロビーには,たくさんの美術品が展示されていました。
 斎藤茂吉,尾崎行雄,伊藤博文,勝海舟,山岡鉄舟らの書など,まるで美術館のようです。
 また,ロビーでは自由にコーヒーをいただくこともできます。
 この旅館は,ビールの持ち込みも自由だし,貸し切り温泉も空いていれば自由だし,サービスが行き届いています。
 何でも料金を取ろうとするあくどい旅館は見習って欲しいものだ。
吾妻屋の夕食

 食事は朝夕とも部屋食でした。
 たくさんの料理が並び,これで1泊2食付き12000円は安い。
 小さな子がいるとお膳では食べづらいだろうと,朝食はテーブルに配膳してくれました。
 心遣いの行き届いた旅館です。
 娘はおもちゃまでもらって,家族3人大満足の宿でした。
五浦温泉「天心乃湯」

 2日目は,雪もちらついているし,そり遊びも嫌みたいなので,ゆっくり帰ることにしました。
 常磐道を途中で降り,茨城の日帰り温泉,五浦温泉「天心乃湯」に立ち寄りました。
 ナトリウム・カルシウム塩化物泉の源泉100%とのことだが,循環させているようだ。
 塩素の臭いが気になる。
アンコウの唐揚げ

 この日帰り温泉,平日だというのに大広間は満員。
 お風呂は空いていたから,ここは温泉より食事が売りなのかもしれない。
 アンコウの唐揚げと,つみれ汁がとてもおいしかった。
 ビールが進み,いい気持ち。
 あとはカミさんの運転で夢の中。



「ちょっとお出かけ」メニューに戻る