久しぶりの鉄道旅行 JRで東日本パスという2日間乗り放題で12000円という切符が発売された。 これは安いというだけで,特に目的もなく買ってしまい,友人と二人,旅に出た。 とりあえず,どこかの町で酒を飲もうということと,開通したばかりの新幹線「はやて」号に乗ってみるというのが,目的といえば目的かな。 |
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東北新幹線「やまびこ」号 まずは上野から仙台へ向かう。 上野駅で購入した缶ビール2本はあっという間になくなった。 鉄道旅行のいいところは,ビールを飲んだり,本を読んだり,居眠りしたりできることだ。 車の旅ではそうはいかない。 久しぶりの鉄道の旅に満足。 |
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仙台駅にて 仙台に着くと雪だった。 特に用もないので,レストランでビール。 「シンハービール」(タイ),「マハラジャビール」(インド)を飲む。 シンハービールはお気に入りのビールだ。 朝食を取る予定がビールで終わり。 |
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鈍行列車で北上 仙台からは,各駅停車で小牛田へ向かう。 小牛田でやっと朝食の駅そばを食べる。 ここの駅そばは意外に美味い。 お腹が空いてたせいかもしれないけれど。 またビールを購入して,太平洋側に向かってさらに北上する。 しかし,鈍行列車はだるいのだ。 |
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車窓 鉄道の旅もだんだん飽きてきた頃,車窓に海が見えてきた。 海のないところに住んでいると,海が見えただけで嬉しいものだ。 雪がちらついているけれど,冬の海もいいものだなあなどと感動しているうちに,気仙沼に着いた。 |
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気仙沼駅にて 駅前は何にもなくて,外は寒いしやることもない。 盛行きのディーゼルカーに乗り換える。 ビールもさすがに飲みすぎで,ミネラルウオーターを購入する。 暖房の効いた車内は,やたらのどが渇くのだ。 |
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リアス式海岸を北上する たまに見える海の風景にも飽きてきた。 とりあえず今日の目的地「釜石」に早く着かないかなあと,そればかり考えるようになった。 |
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冬の海岸 関東地方は晴れていたのに,東北の天気はどうもはっきりしない。 日本海沿いを旅しているような気分になる。 しかし遠い。釜石は遠い。 |
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三陸鉄道 JRから三陸鉄道に乗り換えて,ラストラン。 目的地は,もうすぐだ。 だんだん積雪が多くなってきた。 太平洋側では珍しい。 雪景色を車窓に見ながら旅するのもいいものだ。 遠いけど。 |
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釜石到着 本日の目的地「釜石」に着いた。 ここから先は,西も北も雪のために列車が運休になっているそうで,ここから先に行こうとしている人たちが駅で途方に暮れていた。 我々は,目的地がここでよかった。 それにしてもすごい積雪量だ。 ホテルまでの道は,雪で靴がびしょびしょになった。 |
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じょっぱり亭 ホテルにチェックインし,一風呂浴びて街に出た。 「じょっぱり亭」という居酒屋で地元の料理をいただく。 マスターが釣り好きだそうで,店内には剥製がたくさんあった。 イワナ,アメマス,サクラマス,ヤマメなど,どれも50センチオーバーの大物ばかりだ。 岩手が羨ましい。 たくさん釣りの話を聞かせてもらって,たくさんビールを飲んで,大満足。 |
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のんべえ横丁 次に,釜石に来たら是非行ってみたいと思っていた,のんべえ横丁に寄ってみる。 カウンター5席ほどの小さな店がずらっと並んでいる。 今日は雪のため閉めている店が多いということであったが,「じょっぱり亭」おすすめの「助六」というお店にはいる。 ここも素敵なお店で,ついつい飲み過ぎてしまった。 |
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予定変更 2日目は,太平洋沿いを北上して,八戸へ至る予定であったが,今日も雪で列車は不通という。 仕方がないので,いったん釜石線で新花巻へ出て,新幹線で八戸を目指すことにする。 この地方では,30年ぶりの大雪ということで,変なときに当たってしまったものだ。 |
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途中駅 途中の駅は,写真の通り。 すごい積雪量なのです。 おかげで,飽きるほどの雪景色を堪能することができました。 新花巻までは遠かったけれど,ここから八戸までは,新幹線で快適でした。 |
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八戸温泉 新幹線で来たために,予定より八戸に早く着いてしまった。 こうなったら温泉だ。 駅の近くにある日帰り温泉「八戸温泉」に行く。 ここはいわゆる最近流行の日帰り温泉というより,銭湯または湯治場といった雰囲気の温泉で,なかなかよかった。 黄土色のお湯が溢れている。 |
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新幹線「はやて」 帰りは新幹線「はやて」で一気に上野へ。 駅で購入した「岩手の渓流釣り場ガイド」を読んでいるうちに着いてしまった。 久しぶりの鉄道旅行に満足している。 充実した2日間であった。 「ちょっとお出かけ」メニューへ戻る |