イワナ釣りが禁漁となって約1ヶ月。
 釣り仲間3人で今年の釣りを振り返る反省会を実施しました。
 メンバーはいつものSTさんとAKさんです。
 場所は,2回目の宿泊となる木賊温泉民宿「イワナづくしの宿 福本屋」です。
 イワナ釣り師3人が集まれば,当然の選択ともいえる宿です。
 今年の反省と来年の展望を語り合いつつ,木賊温泉に向かいます。
 昼食は塩原温泉入り口の「やま吉」です。
 このお店に立ち寄るのも2回目です。
 行動パターンがワンパターン化しているので,新鮮さに欠けます。
 年を取ると,新しいことにチャレンジする気力がなくなるのです。
 そういえば,釣りも同じで今年行った釣り場は全てワンパターンの釣り場でした。
 名物の「じとじとラーメン」(750円)をいただきました。
 ネーミングと違ってさっぱりしていて美味しいラーメンです。
 さて,木賊温泉にはあっという間に着きました。
 チェックイン時刻はまだ先ですが,お願いして早めの入室です。
 さっぱりとしたお湯の広い内湯で体を温め,ビールです。
 温泉に浸かってはビール,の繰り返しです。
 そうこうしている間に夕食の時間となりました。
 母屋の囲炉裏でイワナづくしをいただきます。
 イワナ料理は,味噌焼き,刺身,白子,肝,カルパッチョ,唐揚げ,骨煎餅,揚げ出し,それと骨酒。
 イワナづくしを堪能しました。
 イワナ料理以外にも,鹿汁,行者ニンニク,ウド,カンゾウ,菜めしなど,山の幸が満載です。
 これで1泊2食付き8400円ですから,感激です。
 冬季は休業,土曜日はなかなか予約が取れない宿です。

次の日の早朝,足下湧出の共同浴場「岩風呂」まで散歩しました。
大雨で建物が被害にあったようで,工事中でした。
覗いてみると,岩風呂はしっかり健在で,良質の単純泉が湧き出していました。
ほのかに硫黄の香りが漂ういい湯です。
入れなかったのが残念です。
福本屋の内湯は別源泉で硫黄分が少ないので,そこのところが唯一の欠点です。
ということで,硫黄分を補うべく,帰り道は塩原元湯の「大出館」に立ち寄りました。
以前宿泊したことがあるので,この温泉も2回目です。
これまた新鮮味のないワンパターンですが,ワンパターンには安心感もあります。
エメラルドグリーンの硫黄泉掛け流し。
何度来てもいい湯です。
もう1泊したい気持ちになりました。
帰り道は,二宮の「横田商店」(これまたいつものパターン)でラーメンです。
味噌ラーメン(750円),昔ながらの味噌ラーメン,旨いです。
今年の釣りを総括すると,毎回変わらぬワンパターンの釣りでした。
来年は,新しいポイントを開拓しようと気持ちだけは前向きなのですが,たぶんワンパターンになると思います。
老いを感じる今日この頃の私です。

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143.木賊温泉B(2017年11月12日〜13日 1泊2日)