年末年始にかけてのプロジェクトも一段落ついて,やっとゆっくりできそうです。
 温泉でゆっくりしたいという思いが募り,一人旅に出かけました。
 目指すは,このところお気に入りの那須湯本温泉「雲海閣」です。
 冬晴れの車窓には,筑波山,日光連山が鮮やかに映ります。
 気持ちのよいドライブです。
 塩原の「やまや」でビールを仕入れ,那須高原で昼食です。
 昼食は,大勝軒のラーメンです。(850円)
 大勝軒なら,我が家の近くにも2軒あり,わざわざ那須に来て大勝軒とも思ったのですが,道路沿いの案内看板に引き寄せられて立ち寄ってしまいました。
 当然ですが,驚くような個性はなく,大勝軒らしい太麺とトロリとした濃厚スープのラーメンでした。
 ある意味,安心していただけました。
 チェックインにはまだまだ早いので,大丸温泉に立ち寄りました。
 「大丸温泉旅館」は日帰り客が多そうだったので,隣にある「ニューおおたか」に行きました。
 そういえば,今年は暖冬なのか,全く必要なかったスタッドレスタイヤ。今回初めて活躍しました。
 予想通り,「ニューおおたか」は,貸し切り状態。
 のんびりできました。
 広い露天風呂からの眺めが最高でした。
 雪景色を眺めながらの入浴は気分がいいです。
 湯量は少なめで,ぬるいのが欠点ですが広々として見晴らしがいいです。
 内湯は小さめです。薄茶色の鉄分を含んだ源泉です。
 相の湯源泉71.7℃とのことですが,投入量が少ないのか,加水しているのかこちらもぬるめでした。
 スキー場の賑わいを横目で見ながら,目的の「雲海閣」に13:00チェックインです。
 部屋は1階の浴室から最も近い「轟の間」でした。
 前回は,浴室から最も遠い2階の「雲海の間」だったので,風呂に行くのが億劫になりましたが,今回は快適です。
 とはいっても,長い階段を下りるのが面倒になり,つい上にある明礬泉のみはらしの湯に行ってしまいます。
 ビールを1本飲んでは,温泉入浴を繰り返します。
 インドの青鬼,クラフトセレクトペールエール,ドライプレミアム豊穣,よなよなエール,エチゴレッドエール,月夜のドュンケル,取手づくり,名古屋づくり。
 味が違うので飽きることはありません。
 なにより,湯上がりの1本は最高です。
 ビール8本で7回の入浴でした。
 今回,鹿の湯源泉は,原因不明の湯温低下により,浴槽は1つに絞られていました。
 個人的にはいつもの熱すぎるお湯より,適温で快適でした。
 ついつい長湯をしてしまいます。
 長い階段を下りて遙々来た甲斐があったというものです。
 宿泊客はけっこういるようですがほとんど貸し切り状態。
 しあわせな時間が流れていきます。
 使用していなかった古い建物は工事するようです。
 故障中が多かったトイレは,洗浄機能付き洋式トイレにリニューアルされていました。
 少しずつ進化する雲海閣です。
 今回,ヒーターとテレビ,コタツの電化製品をフル稼働すると,ブレーカーが落ちてしまうようなので,テレビは観ませんでした。
 久しぶりの読書です。
 「海炭市叙景」(佐藤泰司)。一人旅にぴったりの小説です。
 冷蔵庫は,厨房にあって自由に使えます。
 部屋に冷蔵庫はありませんが,窓の外は雪です。
 ビールを冷やすには,厨房まで行く必要もありません。
 のんびりくつろげる「雲海閣」。
 しばらくマイブームが続きそうです。
 
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137.那須湯本E(2017年2月4日〜5日)