職場の同僚と,南会津をドライブしました。
 天気は雨模様でしたが,温泉に浸かりビールを飲むだけの旅ですから,特に影響はありません。
 まずは,土産を持って昭和村の中島屋旅館に挨拶です。
 禁漁になってもつい訪れたくなってしまう中島屋ですが,千葉の常連TSさんもいらしているようで,そんなことなら泊まればよかったと後悔しました。
 宿のおばちゃんから,柿を大量にいただきました。
 車は中島屋に駐めてもらって,やまか食堂で昼食です。
 久しぶりのタンメンをいただきました。
 職場の同僚NSさんは,かなりの食通なので,心配しましたが,やまか食堂のネギ味噌チャーシューメンを旨いと言っていました。
 たまに食べると何だか懐かしく美味しい味がやまか食堂です。
 やまか食堂でビールを飲めないのが残念ですが,来年4月までの我慢です。
 続いて,これまた釣りでなくても行きたくなる玉梨温泉の共同浴場「亀の湯」に行きました。
 NSさんは,この手の温泉には不慣れなようで,混浴であることに驚いていました。
 久しぶりの名湯に心も落ち着きます。
 NSさんも,とても満足したようです。
 気になるのは,八町源泉が出ていなかったこと,いったいどうしたのでしょうか。
 対岸を見ると,大水の被害もそのままです。工事は来年の雪解け後ということでしょうか。
 昭和村に戻り,国道401号線を通り,南郷経由舘岩に向かいます。
 途中矢ノ原湿原に立ち寄りました。
 すでに紅葉も終わり,寂しい冬の様相です。
 このあと,雪が降れば通行止めになって,春を待たねば来られません。
 代官清水で喉を潤し,南郷へ向かいます。
 玉川渓谷も,冬を待つ寂しさです。渓流釣りシーズンの賑わいはありません。
 小雨が降ったりやんだり,早くチェックインしてビールが飲みたくなってきました。
 チェックイン時間の3時前に着きそうなので,時間調整で古町温泉「赤岩荘」に立ち寄りました。
 混浴に驚いたNSさんに,今度は,赤茶色のお湯に驚いてもらおうと思ったからです。
 小雨交じりでしたが,鉄分たっぷりの露天風呂が気持ちいいです。
 NSさんは,亀の湯がよほど衝撃的だったのか,たいして驚いていないようです。
 それより南会津の信号の少なさに驚いておりました。
 本日の宿,木賊温泉「福本屋」に向かいます。
 福本屋は,イワナのフルコースがウリの温泉民宿です。
 まずは,内湯に入りビールです。
 その後,雨の中,数分歩いて川原の共同浴場へ。
 またも混浴に戸惑い気味のNSさん。混んでいましたが全員男性でした。
 そのうち夕食となり,母屋の囲炉裏でいただきました。
 イワナの養殖をしているだけあって,刺身,焼き物,揚げ物,骨酒とイワナづくしです。
 そのほかの料理も美味しく,食べきれないほどの料理に感激しました。
 冬季休業なのは残念ですが,禁漁期には貴重なお宿です。イワナ不足を補うことできました。
 別棟になっている部屋に戻り,温泉とビールが続きます。
 内湯は,川原の共同浴場とは源泉が異なります。
 ぬるめの単純温泉ですが,広々とした岩風呂を貸し切り利用できるのでありがたいです。
 泉質的には,アルカリ性の硫黄泉,川原の共同浴場の方が上ですが,外は雨だし,のんびり入るには,内湯で十分です。
 今回の持参ビールは,キャプテンクロウ,よなよなエール,水曜日のネコなど,長野メインのクラフトビールでした。
 次の日の明け方,再び川原の共同浴場に行きました。
 雨は続いていて,足下がよくありません。
 それでも,明け方は無人だったので,静かに入浴することができました。
 岩の隙間から湧き出している温泉,震災以来,湯温が下がったと言われています。
 確かに適温で熱くありません。
 川上の「井筒屋」さんも湯量が減っているらしいです。
 朝食までゴロゴロ過ごし,のんびりします。
 朝食も食べきれない量でした。2食付き8400円。大満足です。
 帰りは特に予定がありません。
 雨でどこにも行く気になれません。
 もう1ヶ所ぐらい日帰り温泉に立ち寄ってもよかったのですが,車の運転ではビールが飲めないし,明日から仕事も忙しいので,早めに帰宅することにしました。
 途中,塩原でもみじ狩り。
 紅葉は塩原あたりが一番きれいでした。
 雨の紅葉もしっとりとしてなかなかいいものです。
 帰りは,さくら市の「味ろく」で昼食です。
 ここの黒味噌ラーメンがお気に入りなので,朝食がまだ消化しきっていないのですが,早めの昼食としました。
 期待通りの旨さです。
 冬場は,こちらに来る機会はないので,今年最後の黒味噌ラーメン,堪能しました。
 家に帰って,民宿でいただいた赤かぶの漬け物をいただきました。
 美味しかったです。

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129.木賊温泉A(2015年11月14日〜15日)