釣り仲間のAKさん,STさんと群馬県の老神温泉に出かけました。
1ヶ月以上温泉に行っていません。
とてもワクワクします。
気分は最高,天気も最高,体調だけが最悪です。
昨夜は宴会があったので,二日酔い気味です。
STさんの車に乗って,茨城から一路,群馬へ向かいます。
1泊2日,今年最初の温泉ドライブの始まりです。
まず最初に立ち寄ったのは,桐生にあるうどん屋さん,「ふる川暮六つ」です。
11時開店で,15分前に着きました。
すでに数人のお客さんが並んでいます。
人気のほどがうかがえます。
注文したのは,肉つけ汁ひもかわ(860円)。
日本一と思われる幅の広いうどんです。
これ以上幅が広いと箸が使えません。
箸を使える限界の幅広うどんです。
ひもかわうどんは,群馬県桐生地域の郷土料理です。
群馬は有数の小麦の産地で,群馬県桐生地方に伝わる歴史の古い幅広麺のうどんです。
きしめんのルーツでもある「芋川(いもかわ)うどん」がなまったものとも伝えられています。
もとはおっきりこみという群馬の郷土料理に使われた麺で,幅は広いが厚みは1ミリ程度と薄く,つるんとしたのど越しが特徴です。
2度目の訪問ですが,かなり昔なので新鮮な感動の味でした。
店を出るときには,20人ほどの行列ができていました。人気店です。
「ふる川暮六つ」食べログHP
峠を越えて,本日の宿,老神温泉「ぎょうざの満州 東明館」に向かいます。
峠を越えると雪でした。
雪では何もすることができないので,早々と宿に行き,餃子でビールです。
この宿は,中華のチェーン店「ぎょうざの満州」が経営している温泉旅館で,旅館内に「ぎょうざの満州」が併設されています。
宿泊は,夕食付きのプランはなく,夕食は,「ぎょうざの満州」で好きなものを注文するスタイルです。
1泊朝食付き5900円。かなり格安です。
温泉は柔らかな硫黄泉で適温です。
墨湯とまでは言えませんが,黒い湯の花が漂い灰色がかったいい湯です。
清掃の行き届いた内湯と露天風呂があり,貸し切り状態で堪能しました。
雪見の露天風呂最高です。
お湯に入ると二日酔いも治り,あとは部屋でビールです。
AKさんとSTさんは,無料の将棋を借りてきて3番勝負です。
私は将棋ができないのでひたすらテレビとビールでした。
夕食は,ぎょうざの満州で中華をいただきます。
レバニラ炒め,肉細切りピーマン,餃子,ぬか漬け,塩唐揚げ,そしてプレミアムモルツの生ビール。中ジョッキ税込み432円はお得です。
シメは醤油ラーメンです。税込み399円。
どれも安くて美味しいです。
部屋に戻ると,またまた温泉とビールで夜が更けていきます。
AKさんは,二人のイビキが強烈なのでゆっくり眠れず気の毒でした。
朝は温泉街の散歩をしたかったのですが,積雪量が多く断念しました。
朝風呂に入り,テレビを見ながらゴロゴロしていました。
朝食は,ぎょうざの満州でバイキングです。
夜は中華だったので,和食や洋食メニューがありがたいです。
館内はとてもきれいだし,安くて美味しくお湯もいい,最高の温泉旅館です。
ぎょうざの満州東明館HP
温泉でビールを飲むのが目的なので,特に2日目の予定はありませんでした。
いろいろ検討した結果,温泉本「まっとうな温泉」で無料入浴できる赤城温泉「御宿総本家」に行ってみました。
赤城山の山中,冬季は行き止まりの谷間に数軒の温泉宿が寄り添っています。
最奥にある「御宿総本家」は,とても個性的な温泉宿です。
館内には,骨董品や美術品が所狭しと展示されています。
温泉宿というよりは,博物館のようです。
かなり老朽化の激しい宿ですが,お湯は一級品です。
鉄錆臭のする黄土色の濁り湯です。かなりぬる目です。
浴槽からあふれ出るお湯の析出物で,浴槽や浴室の床が鍾乳洞のようになっています。
泉質は,カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉。43.2℃掛け流しです。
別の場所に小さな露天風呂もありましたが,寒いので入りませんでした。
3人とも,ワイルドな立ち寄り湯に満足しました。
御宿総本家HP
昼食は,太田の焼きそばです。
数ある太田の焼きそば店の中から,今回は人気の高い「もみの木」を選択。
その中でも人気の唐揚げ焼きそば(500円)をいただきました。
銀のステーキ皿に焼きそばと鶏の唐揚げが乗っています。
麺は柔らかめで,特製の甘口ソースであっさり味に仕上げられています。
特別な鉄板を使用し油を使っていないそうで,油のしつこさがありません。
今回の旅は,群馬の麺を3種類いただきました。
桐生のひもかわ。老神温泉のラーメン。太田の焼きそば。
温泉と,ビールと,麺を巡る旅。
渓流釣りの解禁前に,よい旅ができました。
もみの木(食べログ)HP

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125.老神温泉(2015年1月31日〜2月1日)