大内宿

 友人と湯野上温泉へドライブに行きました。
 深夜に出発しましたが,温泉に入ってビールを飲むことだけが目的なので,特に観光の計画は立てていません。
 それでも早く着きすぎてしまったので,早朝の大内宿に行ってみました。
 観光名所だけに昼間は大渋滞だそうですが,早朝は人通りもまばらで,静かな宿場町を散策できてよかったです。
大内宿観光協会HP
湯野上温泉駅

 いよいよ行く当てもなくなったので,駅に行けば観光案内所があると思い行ってみました。
 わらぶき屋根の趣のある駅舎です。
 待合室には囲炉裏もありました。
 駅の隣には足湯もあります。
 観光案内所はありませんでした。
 行く当てがないというのは困ったものです。
 猫の駅長がいる芦ノ牧温泉駅に行ってみることにしました。
会津鉄道HP

芦ノ牧温泉駅

 芦ノ牧温泉駅は,芦ノ牧温泉からはかなり離れています。
 温泉よりも,猫の駅長が有名です。
 待合室に猫の駅長室があります。
 観光客に慣れているせいか逃げたりしません。堂々としています。
 駅前にはこの猫を見に観光バスが団体で来るほど人気があります。
 名前は「ぱす」というそうです。
猫駅長ぱすの日記ブログ


十念の庵

 芦ノ牧温泉駅の近くには,もう一つの名所「牛乳屋食堂」があります。
 残念ながら,開店は11時からなのでいただくことができません。
 お腹を空かせて湯野上温泉に戻ると,「十念の庵」という「しんごろう餅」などをいただける小さな食堂を発見しました。
 じゅうねん醤油ラーメン(550円)をいただきました。
 これで生き返りました。
おいでよ南会津HP

いなりや

 まだ昼前でしたが,今夜のお宿,湯野上温泉の民宿「いなりや」に車を駐めさせてもらいました。
 チェックインはさすがに,1時頃にして欲しいとのことでしたので,近くを散歩することにしました。
 まずは,温泉神社と足湯です。湯野上温泉は湯量が豊富であちこちに足湯があります。
 そのあと,宿お勧めの小野観音に行きました。
いなりやHP

小野観音

 この小野観音がくせ者でした。
 宿からかなり遠いです。しかも,かなりの急な坂道を登った山の上にあります。
 宿の話では,ちょっと散歩するのにちょうどよいとのことでしたが,かなりの健脚コースでした。
 温泉街が一望できて,紅葉の山々を眺めながらの散歩は,それなりによかったですが,ちょっと予定外です。

 宿に戻り,あとはひたすら温泉とビールです。
 民宿なのに,源泉掛け流しの露天風呂もあります。
 建物も綺麗で,何といっても料理がいいです。
 「いなりや」の名前の通り,巨大いなり寿司に始まり,シメの手打ち蕎麦まで,食べきれないほど,次々と出来たての料理が運ばれてきます。
 これで1泊2食7800円ですから,絶対お勧めです。
 唯一残念なのが,湯野上温泉自体が,単純温泉で特徴がないのと給湯会社の管理によるお湯で,自家源泉ではないことです。
湯野上温泉旅館組合HP

 次の日の朝です。
 前日は,飲み過ぎで早々と寝たので早起きです。
 朝食前に大川沿いを散歩しました。
 かつての共同露天風呂跡がありました。
 脱衣所もなく混浴のため,保健所の指導により使われなくなったそうです。残念なことです。
 川岸の岩の間からは,温泉が湧いているところがありました。
 さすが温泉町です。
下郷観光チャンネルHP

矢ノ原湿原

 チェックアウトのあと,昭和村を目指します。
 矢ノ原湿原の代官清水で水を汲みました。
 紅葉真っ盛りで,多くのカメラマンが訪れていました。
 釣りのシーズンより,人通りが多い昭和村でした。
 中島屋に立ち寄ると,釣りの常連さんがいらしてました。禁漁期にどうしたのかなと思ったのですが,私だけでなく,釣りがなくても中島屋は魅力的な宿なのだなあと改めて思いました。
 今回は湯野上温泉に泊まってしまい,申し訳ないです。
 お茶を一杯だけいただいて失礼しました。

釜彦

 昭和村から南会津を抜け,塩原温泉で昼食です。
 スープ入り焼きそばで有名な「釜彦」です。
 旧道沿いのお店は移転して,バイパス沿いの大きなお店になりました。
 久しぶりにいただきましたが,ラーメンスープに入った焼きそばそのものであるということを改めて確認しました。(700円)
 駐車場が広くなって入りやすくなりましたが,お店を出る頃は行列ができていました。行列だったら並ばないかな。
 
栃木マイクロブルワリー

 帰り道,宇都宮の地ビール醸造所,栃木マイクロブルワリーに立ち寄りました。
 お店で生を飲めないのが残念ですが,瓶ビールを3本買って帰りました。
 店主のこだわりが感じられるとても美味しいビールでした。
栃ナビ
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114.湯野上温泉(2012年10月27日〜28日)