JRの季節限定切符で,ときわ路パスという切符があります。
 茨城県内のJRと主な私鉄が一日乗り放題で2000円というお得な切符です。
 我が地元,龍ヶ崎の佐貫駅からスタートです。
 常磐線で水戸を目指します。
 ちなみに,画像は常磐線ではありません。関東鉄道の竜ヶ崎線です。最近利用していませんが,111周年のヘッドマークを付けて,元気に走っているようです。


 最初の立ち寄りスポットは,水戸の駅ビルにある「TRUE BREW」です。
 地ビール醸造所の木内酒造が経営するビアバーです。
 昼の11時から営業しているので,ビール好きにはありがたいお店です。
 ネストビールの樽生とアメリカの地ビールを飲みました。
 ちょっと値段が高いのと,昼間はつまみがあまりないのが欠点です。
 「TRUE BREW」HP

 水戸から,鹿島臨海鉄道に乗り換えます。
 缶ビールを飲みながら,鹿島サッカースタジアムに向かいます。
 臨海鉄道と言いながら,ほとんど海は見えません。
 退屈な車窓です。
 2両編成のディーゼルカーは,かなりゆっくり走ります。
 一応,トイレも付いているので,ビールを飲み過ぎても心配いりません。
 試合日だけの臨時駅「鹿島サッカースタジアム駅」で下車します。
 

 試合時間まではまだまだあるので,スタジアム近くの出店「とりちゅう」の焼き鳥で,またビールです。
 天気もよくて,昼間からビールが飲めるのは幸せです。
 ここの焼き鳥は,とても旨いです。
 のんびりし過ぎて,試合が始まってしまうところでした。
 きょうは,Jリーグ「鹿島アントラーズVSガンバ大阪」の試合です。
 昨年までなら,強豪同士の試合ですが,今年はどちらも下位に低迷しています。

 試合場の生ビールは,サントリーのプレミアムモルツです。
 車で来ることが多いので,ビールを飲みながらの観戦は久しぶりです。
 サッカー場で飲むビールはやっぱり旨いです。
 しかも,試合は,5−0でアントラーズの圧勝。
 気分は最高です。
 車なら1時間で来るのに,電車で3時間以上かけて来た甲斐がありました。

 帰りは,来たコースを戻ります。
 鹿島から水戸までは,ほとんど爆睡状態でした。
 水戸で祝勝会です。
 水戸といえば,「田吾作」ですが,残念ながら満席でした。駅前をぶらぶらしましたが,けっこうどこも混んでいます。
 連休の初日だからでしょうか。
 結局,チェーン店の庄やに落ち着きました。
 ここも,プレミアムモルツが旨いです。

 水戸は魅力的な街です。
 私にとっては,第2の故郷。
 まだまだ帰りたくはないのだけれど,電車がなくなってしまいます。
 佐貫(常磐線)水戸(鹿島臨海鉄道)鹿島サッカースタジアムを往復すると,通常なら4900円かかります。ときわ路パスがなかったら,とても実現しなかった旅でした。
 旅というのは大げさかな。一日中飲んでいただけですから。

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111.ときわ路パスの旅(2012年4月28日 日帰り)