今回の釣行は,引藤さん,本堂さん,鈴木さんの4人。
7月28日。
国道4号の工事渋滞に巻き込まれ,昭和村に着くのが遅くなってしまった。
本流釣りは朝一番が勝負なのに。
思った通り,ハヤやアブラハヤがうるさくて,満足な釣果が得られない。
O沢へ,移動する。
するとこっちは,コッパヤマメがうるさくて,狙ったところへエサが到達する前に喰われてしまう。
ここも諦め,S沢へ移動する。
ちょっとした滝があり,イワナがジャンプして登ろうとしていた。
40センチオーバーの大イワナだ。
30分に1回ぐらいの割合で滝を超えようと試みるのだが,あとちょっとのところで滝壺に落ちてしまう。
滝壺で粘ってみたが,一向にえさを食べようとはしない。
遡上することだけに集中しているのかもしれない。
こんな大イワナを目の前にして,何もすることができないのが悔しい。
ただただ30分に1回の姿を羨ましく眺めるだけで時間が過ぎた。
こうしていても仕方がないので,とりあえず1日目は諦める。
午前中は天気が良かったが,午後になって雨が降ってきた。
チャンス到来である。
降り始めは25センチ前後のイワナが入れ喰いになった。
どんどん増水してきて危険になったので1日目の釣りを終わりにした。
中島屋旅館は久しぶりに賑やかだ。
本堂さんが持参したワインを飲み,夜は更けていった。
7月29日。2日目。
昨日の大イワナが忘れられず,同じ場所へ行ってみる。
今日は滝登りをしていない。
昨日の増水で,めでたく登り切ったのかもしれない。
1度,尺オーバーのイワナをかけたがバラしてしまった。
あとは20センチ前後のイワナばかりで9尾ほど釣って諦めた。
引藤さんは,同じ沢なのにヤマメばかり釣っている。
釣り方が違うと,こうも釣果が違うものなのかとあらためて思う。
本堂さんは,別のO沢で尺イワナを釣ってきた。K沢でも型は小さいが17尾釣ってきたという。
本堂さんにはかなわない。
鈴木さんは,なかなか宿に戻ってこないと思ったら,40センチ前後をバラして粘っていたという。
引藤さんと玉梨温泉「せせらぎ荘」で汗を流し,2日目の釣りを終えた。
7月30日。3日目。
最終日は,一発大物ねらいで本流釣りをやる。
何尾かイワナは掛かったが,大物には出会えなかった。
朝から夏の太陽が照りつけて,釣りをやるのも辛くなり,2時間ほどでリタイヤ。
宿で朝食をとり,あとは昼寝。
扇風機の風が心地よい。
その後,引藤さんと玉梨温泉「共同浴場」に行き,3日間の疲れをとった。
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