41.2000年7月28日〜7月30日(2泊3日)
ネジバナ

 ランの仲間では,ごく一般的に見ることができる。
 道路の中央分離帯などで咲いていることもある。
 関東では春に咲くが,昭和村では,夏に花が咲く。
 釣りの合間に小さな野草を見るのもいいものだ。
 最近,ネジバナが鉢植えにされ売られているのを見て驚いた。
 そんなに探さなくても見つけられる花なのに。
今回の釣果

 イワナ31尾,ヤマメ1尾の大漁であった。
 残念ながら尺イワナには出会えなかった。
 今回の釣行は,引藤さん,本堂さん,鈴木さんの4人。

 7月28日。
 国道4号の工事渋滞に巻き込まれ,昭和村に着くのが遅くなってしまった。
 本流釣りは朝一番が勝負なのに。
 思った通り,ハヤやアブラハヤがうるさくて,満足な釣果が得られない。
 O沢へ,移動する。
 するとこっちは,コッパヤマメがうるさくて,狙ったところへエサが到達する前に喰われてしまう。
 ここも諦め,S沢へ移動する。
 ちょっとした滝があり,イワナがジャンプして登ろうとしていた。
 40センチオーバーの大イワナだ。
 30分に1回ぐらいの割合で滝を超えようと試みるのだが,あとちょっとのところで滝壺に落ちてしまう。
 滝壺で粘ってみたが,一向にえさを食べようとはしない。
 遡上することだけに集中しているのかもしれない。
 こんな大イワナを目の前にして,何もすることができないのが悔しい。
 ただただ30分に1回の姿を羨ましく眺めるだけで時間が過ぎた。
 こうしていても仕方がないので,とりあえず1日目は諦める。
 午前中は天気が良かったが,午後になって雨が降ってきた。
 チャンス到来である。
 降り始めは25センチ前後のイワナが入れ喰いになった。
 どんどん増水してきて危険になったので1日目の釣りを終わりにした。
 中島屋旅館は久しぶりに賑やかだ。
 本堂さんが持参したワインを飲み,夜は更けていった。

 7月29日。2日目。
 昨日の大イワナが忘れられず,同じ場所へ行ってみる。
 今日は滝登りをしていない。
 昨日の増水で,めでたく登り切ったのかもしれない。
 1度,尺オーバーのイワナをかけたがバラしてしまった。
 あとは20センチ前後のイワナばかりで9尾ほど釣って諦めた。
 引藤さんは,同じ沢なのにヤマメばかり釣っている。
 釣り方が違うと,こうも釣果が違うものなのかとあらためて思う。
 本堂さんは,別のO沢で尺イワナを釣ってきた。K沢でも型は小さいが17尾釣ってきたという。
 本堂さんにはかなわない。
 鈴木さんは,なかなか宿に戻ってこないと思ったら,40センチ前後をバラして粘っていたという。
 引藤さんと玉梨温泉「せせらぎ荘」で汗を流し,2日目の釣りを終えた。

 7月30日。3日目。
 最終日は,一発大物ねらいで本流釣りをやる。
 何尾かイワナは掛かったが,大物には出会えなかった。
 朝から夏の太陽が照りつけて,釣りをやるのも辛くなり,2時間ほどでリタイヤ。
 宿で朝食をとり,あとは昼寝。
 扇風機の風が心地よい。
 その後,引藤さんと玉梨温泉「共同浴場」に行き,3日間の疲れをとった。
 


「イワナ釣り」メニューに戻る