32.1999年9月11日〜12日(1泊2日)
 本堂さんと二人,昭和村に出かけました。
 いつものポイントで数尾のイワナを釣り上げました。
 いつもだったらそれで釣りも終わりになるのですが,今回は,とにかく貪欲な本堂さんとの釣行です。
 新しいポイントを見つけたいという本堂さんの希望で,さらに足を伸ばし,只見川沿いの沢を探査することになりました。
 かつて,霧来沢に憧れて,訪ねてみたものの全くの空振りに終わった経験から,あまり気乗りはしませんでした。
 それでも,未知の沢に引かれるものもあり,今回はちょっとした宝探しのつもりでいくつかの沢を巡りました。
 初めに行ったのはS川。堰堤下が只見川の注ぎ口になっているため,遡上前のイワナがいるのではないかと見当をつけて竿を出しました。
 反応は全くありませんでした。
 只見川本流では,遠くの方を大イワナが悠々と泳いでいました。かなり遠くでもイワナと確認できたので,50センチは優に超えていたでしょう。とても竿が届かないところです。
 ルアーだったら届くのかもしれません。
 只見川はほとんどの場所がダム湖になっているのでイワナが大型に育つようです。
 次に行ったのが,O沢。
 只見川の注ぎ口が滝壺になっています。
 この滝壺は両側がガケになっているので,そう簡単にはたどり着けません。
 本堂さんは,ロープを用意し,下りると言います。
 かなり危険だけど,確かに魅力的なポイントです。
 釣りをする人は誰もいないはずです。
 大変なおもいをして下りました。
 結果は・・・
 反応なし。
 意外にも予想に反して全くアタリがありませんでした。
 あとで中島屋旅館のおじちゃんにその話をしたら,水質が悪くてイワナの棲まない沢だと言われました。
 そのあとも,懲りずに数カ所,沢探しをしましたが,全くアタリはありませんでした。
 温泉に入って,宿で昼寝の方が有意義だったかもしれません。
 次の日は,原点に返り,野尻川,玉川で釣りをしました。
 期待を裏切らない昭和村です。
 大物は出ませんでしたが,2日間で,イワナ9尾,ヤマメ4尾を釣りました。

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