一雨ごとに秋が深まっていきます。
朝晩はめっきり涼しくなってきました。
気が付けば,最後の釣行となってしまいました。
金曜日の夜,仕事の疲れがたまっていたのか寝過ごしてしまいました。
迎えに来たSTさんに起こされました。ご迷惑をおかけしました。
そんなスタートなので,ついうっかり,痛風の薬を忘れてしまいました。
ビールの飲みすぎには要注意です。
野尻川の釣りは,かなり渋いです。
掛かってくるのはハヤばかり。
大物が来たと思っても,尺オーバーの巨大ハヤだったりします。
STさんも状況は同じようです。
途中,釣り仲間のAKさんと合流しました。
名人のAKさんでもやはり釣果は思わしくないようです。
とりあえず,骨酒用のイワナがキープできたところで釣りは終了。
近年は,実釣時間がやたら短いです。
それもこれも,温泉とビールのせいです。
玉梨温泉「亀の湯」につかります。
珍しく混んでいました。
明日は,せせらぎ荘のオープン日とのことですがそのせいでしょうか。
野尻川の護岸工事もようやく始まったようです。
毎年のように変わる川の風景,来年はどう変わるのか楽しみでもあります。
温泉に入れば,ビールです。
中島屋旅館に早々とチェックインして,部屋でビールをいただきます。
3人には広すぎる一番奥の部屋です。
爽やかな風が,部屋の中を吹き抜けていきます。
取手づくり,インドの青鬼,十六夜の月,サンクトガーレン・ペールエール,そして日本酒。
美味しいお酒,たくさん飲みました。
本日の反省と明日の計画,釣りの話は尽きません。
お昼は,斜向かいの「やまか食堂」です。
前回と同じく,おつまみは,ソースカツと焼きそばです。
それに,鶏の唐揚げもいただきました。
どれも最高に旨いです。
ビールは,キリンクラシックラガーとサッポロラガー。
村の食堂が,昼間から居酒屋と化しています。
今年最後と思うと寂しいです。
午後は,いつものように昼寝です。
夕方になると,一日釣りで頑張った常連さん達が帰ってきました。
夕食は,総勢10人の大宴会です。
まるで秋祭りのような賑わいです。
千葉の名人TSさんでも,今回の釣りは渋かったようです。
フライのNさん夫妻は,いつものように沢での釣りだそうです。狭い沢でのフライはどうもイメージがわきません。
大物釣り師,埼玉のHさんは,2泊目だそうで羨ましいです。
松戸のSさんが釣った大イワナは,燻製にしてみんなでいただきました。
私が採ってきたホップは,天ぷらにしてもらい,みんなでいただきました。
釣りの話が尽きません。
今夜の宿泊客は,全員釣り師だったので,普通のお客さんが見たらさぞ驚くべき光景だったでしょう。
気が付けば,骨酒3杯,ビール3本。楽しくも寂しい最後の酒宴となりました。
2日目。
今年最後の釣りは,とても悔しい思いをしました。
大イワナがかかったのです。
残念ながらハリスを切られ,バラしてしまいました。
ずいぶん粘ってみましたが,バラしたイワナは二度と姿を見せませんでした。
これが今年最後と思うと,とても悔しいです。
でも,釣れない野尻川でも大イワナがいることには間違いないので,来年の楽しみにしておきたいと思います。
最終日も実釣時間は短いです。
諦めが早いので釣れないのかも知れません。
釣れた小イワナは,全てリリース。
来年大きくなって釣れて欲しいです。
最後の釣りを終えて,玉梨温泉に浸かり,中島屋の朝食です。
コウタケご飯,とても美味しかったです。
長い長い冬の始まりです。
帰り道,筑西で昼食です。
立ち寄ったのは,ネットで見つけた「盛昭軒」。
中華そばとワンタンの専門店です。
懐かしい昔風の店構え,ワンタン麺をいただきましたが,店構えと同じく懐かしい味でした。
汗が噴き出してきて,スープは全部飲めませんでした。
秋といってもまだまだ暑い茨城です。
29日。木曜日。
仕事中に,釣り仲間のHTさんからメールが届きました。
野尻川支流で尺イワナを釣ったとの連絡です。
夕方の3時まで粘って釣ったとのこと。粘りのない自分を反省しました。
30日。金曜日。
またも仕事中に,HTさんからメールが。
只見川支流の沢で40オーバーのイワナ,尺イワナを連発したとのこと。
仕事に集中できません。羨ましいです。
来年は,HTさんを見習って,実釣時間を長くしようと誓いました。


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153.秋祭り,そして冬へ。(2016年9月24日〜25日)