前回の釣りは,マイマイガのケムシが大量発生し,釣りになりませんでした。 それでも,釣りよりも昭和村に行ってのんびりしたいという気持ちが強くて,十分満足できる釣行でした。 ところが不思議なもので,家に帰ると,不完全燃焼だった釣りに対する後悔の念が沸々と沸き上がってきました。 何とか休みが取れそうなので,急に思い立って出かけることにしました。 いつもの同行者,STさんは,急では行けないということなので,今回は単独釣行になりました。 |
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金曜日の深夜,昭和村に向け車を走らせます。 睡魔と戦いながらの夜間ドライブです。 カーステレオからは,井上陽水が流れています。 46センチのイワナを釣ったとき聴いていたのが井上陽水だったので,験を担いでみました。 明け方昭和村に着くと,気温は13℃。肌寒いです。 野尻川の水量は,前回よりはマシですが,相変わらずの渇水状態。 ケムシはいないようです。マイマイガもいないので,今はサナギなのかもしれません。 |
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野尻川の本流,いつものポイントで大物を狙います。 一投目,25センチほどのイワナが釣れました。 二投目,またも同じサイズのイワナです。 成魚放流ものでしょうか。あまり気分がよくありません。 三投目,25センチのヤマメです。今年初ヤマメ。嬉しいです。 その後,イワナを1尾追加して,本流の釣りを終わりにしました。 |
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大物は上がりませんでしたが,満足したので沢に入ります。 7月も半ばというのに,2メートル近い雪渓がありました。 触ってみると,岩のように堅くなっています。 雪というより,氷の塊です。 竿を出すとすぐにアタリがあって,27センチのイワナが釣れました。 あと3センチ,大きくなることを願ってリリースします。 そのあとは,アタリがなく,沢を諦め玉川に移動します。 |
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玉川では,イワナ3尾とヤマメ1尾釣りました。 残念ながら,大物は出ませんでしたが,十分釣りを堪能しました。 太陽が昇り,気温がぐんぐん上昇してきました。 明け方は,長袖シャツでも肌寒かったのですが,すでにシャツは汗でびっしょりです。 朝,8時。 釣りはこの辺で終わりにし,昭和温泉「いこいの湯」へ行きました。 |
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久しぶりの昭和温泉。一番風呂です。 楽しみにしていたのに,源泉温度61℃。そのままです。 熱くてとても入れません。しばらく水を足してみましたが,一向に適温になりません。 諦めて,八町温泉「亀の湯」に向かいます。 こちらの温泉,いつ来ても本当にいい湯です。 中島屋旅館からは,ちょっと遠いのが難点ですが,とにかくいい湯です。適温です。 汗を流し,いそいで中島屋に戻ります。湯上がりのビールです。 |
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本日のビールは,3種類持参しました。 サントリーのペールエール。 サッポロのドルトムンダー。 そして,定番,よなよなエール。 外は気温20度を超え暑くなってきましたが,旅館の中は爽やかな風が抜けていきます。 朝から湯上がりのビール,至福の時です。 |
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11時になり,「やまか食堂」で昼食をと思いきや,臨時休業のようです。 この食堂,頻繁に臨時休業します。 ソースカツをつまみにビールと思っていたのに残念です。 車での移動はできないので,歩いて行ける「味楽」に行きました。 味噌ラーメン,680円です。 少々スープは薄めですが,喜多方風の太麺が美味しいです。 午後は,涼しい風に吹かれて昼寝です。 |
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夕方5時に起こされました。 早くも夕食です。 釣ってきたイワナは塩焼きと唐揚げにしてもらいました。 馬刺し,ネマガリタケ,ホウキタケ,ワラビ,コゴミ,山の幸満載です。 そして,キリンの大瓶2本と,イワナの骨酒2杯。 飲み過ぎ,食べ過ぎの夕食です。 土曜というのに珍しくほかの泊まり客はなく,宿のおじちゃんおばちゃんと3人での宴会となりました。 |
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明け方目を覚ますと,どうも腹の調子が悪い。 寝冷えをしたのか,飲み過ぎ食べ過ぎか,何かに当たったのか,トイレに行ったり来たり。 この腹具合だと,釣りはかなり辛いです。 釣っては,中島屋のトイレに駆け込みを繰り返し,落ち着いて釣りができません。 イワナ4尾を釣ると,釣りは終了。 トイレが完備された,玉梨温泉共同浴場に行きました。 |
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ここのお湯も少し熱めですが,極上の湯です。 もったいないぐらい源泉が掛け流されています。 いつもなら宿に戻って朝食ですが,体調不良でとても食べられそうにありません。 朝食抜きと言ったら,宿のおばちゃんが,前夜のビール2本をタダにしてくれました。 帰りは,トイレを心配しながらの運転です。 茨城に戻ると,外気温は34℃。灼熱地獄です。 体調不良で帰ってきてしまったことを後悔しました。爽やかな昭和村に戻りたくなりました。 「イワナ釣り」メニューに戻る |
144. 気温差21℃,体調不良なり(2015年7月11日〜12日)