113.平日釣行〜ちょっと早い夏休み〜(2010年7月29日〜30日)

 ちょっと早い夏休みをとって,平日釣行に出かけました。
 平日のよいところは,他の釣り人がいないことです。
 ライバルは,同行のSTさんのみです。
 先行されることもないので,ゆっくり釣りが楽しめます。
 唯一の欠点は,高速道路が1000円で使えないことです。
 白河IC廻りではなく,昔のように一般道をひたすら昭和村に向けて走りました。
 舟鼻峠には,新しいトンネルができて,快適になりました。

 野尻川は,前日の雨で増水気味です。
 魚の活性は高いです。
 STさんは,35センチのイワナと,30センチのヤマメを釣りました。
 私には大物は掛かりません。
 イワナもヤマメも入れ食いに近い状態ですが,それにも増して,ハヤがうるさいです。
 多目と思って用意したエサも,ハヤにだいぶ取られてしまいました。

 残り少ないエサは,明日の分に取って置いて,朝釣りだけで一日目は終了です。
 昭和温泉の湯に浸かり,あとは,中島屋の部屋でビールを飲みながらのんびり過ごします。
 いつもの年なら,玉梨方面へ足を伸ばしている時間ですが,今年は落石のため通行止めで,下流の釣りができません。
 今年は諦めて,釣りより,ビール。クーラーボックスは,魚用ではなくビール用です。

 11時になり,宿のはす向かいにある「やまか食堂」の開店です。
 このところ気に入っているチャーシュー麺をいただきました。
 今どき,600円でいただけるなんて貴重です。手打ちの中太縮れ麺,チャーシューが旨いです。スープは,ちょっと薄めかな。
 
 

 お昼を食べたら,部屋に戻って昼寝です。
 部屋には,一応,年代物の扇風機がありますが,昭和村ではあまり必要ありません。
 宿のおばちゃんは,暑い暑いとさかんに言っていましたが,関東の熱風地獄に比べたら,とても涼しいです。
 サウナのような茨城を脱出して,爽やかな昭和村で過ごすのは,最高の贅沢だと思います。
 寝苦しさとは無縁の昭和村です。
 夕方まで,ぐっすり快眠できました。

 宿のおじちゃんが,「そろそろ始めましょう。」と起こしに来たのが,4時半。
 ずいぶん早い夕食です。
 馬刺し,アミタケ,ムキタケ,ワラビ,ゼンマイ,自家製こんにゃくなど,山の幸が並んでいます。
 そして,イワナの骨酒とキリンラガービール。
 宴会は,延々4時間も続きました。
 おじちゃんの話も,全く尽きることがありません。

 夜中に大雨が降ったようです。
 2日目は,前日にも増して増水していました。
 相変わらず,魚の活性は高いです。
 ハヤも多いので,あっという間にエサがなくなりました。
 1時間程度,釣りを楽しみ,エサがなくなったところで終了。
 全て,リリースサイズでした。残念ながら今回は,大物に出会うことはできませんでした。

 昭和温泉の朝風呂に入り,中島屋で朝食です。
 今回の釣果は,イワナが16尾。最大28センチ止まり。
 ヤマメが,8尾。最大25センチ止まりでした。
 期待の平日釣行でしたが,リリースばかりでした。
 他の釣り人がいないのはいいけれど,とにかくハヤが多かったです。尺オーバーのハヤも釣れました。

 帰りも一般道です。
 只券があったので,喜連川の早乙女温泉に立ち寄りました。
 火薬のような硫黄臭の強烈なお湯でした。
 栃木から茨城にかけては雨のドライブとなりましたが,半日かけてのんびり帰ってきました。
 釣りシーズンも残り2ヶ月。
 今年は,あと何回行けるのかな。

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