111.南アフリカVS昭和村(2010年6月19日〜20日)

 このところ,サッカーのワールドカップをテレビ観戦していて,かなりの寝不足です。
 土曜日は,しっかり睡眠をとって,日本対オランダ戦を観ようととも思ったのですが,釣りの禁断症状も出てきているので,無理をして昭和村にやって来ました。
 体調最悪の状態で,深夜の高速を走ってきました。
 さすがに那須高原SAで力尽き,車内で仮眠をとりました。
 こんなことは珍しいです。
 昭和村まで,天気はずっと雨でした。
 絶好の釣り日和です。

 昭和村はしばらくまとまった雨が降っていないということで,野尻川は,渇水気味です。
 そんな状態だったので,このところの釣果は思わしくないとのことでしたが,久しぶりの雨で魚も活性が高いです。
 いないところは全くアタリがありませんが,いるところにはかたまっています。
 3カ所ほど,入れ食いのポイントがありました。
 そこだけで,20尾ほどのイワナとヤマメを釣りましたが,ほとんどリリースサイズでした。

 今回は,尺オーバーは出ませんでしたが,イワナの季節様が,35センチのイワナを上げました。
 さすが,師匠は違います。
 いつものように,午前中で釣りは終わりにして,昭和温泉で汗を流しました。
 雨もあがり,午後は宿で昼寝です。
 
 田植えも終わり,緑がとってもきれいです。
 家でサッカーを観るより,昭和村に来て本当によかったと思います。
 里川でイワナを釣り,温泉とビールでのんびり過ごす休日は,最高の贅沢です。
 南アフリカまで行く時間とお金がなくても,昭和村は最高の時間を提供してくれます。

 夕食になりました。
 いつもは山菜づくしですが,このごろ会津の馬刺しが出てきます。
 ワラビのお浸し,コゴミのごまあえ,酒井豆腐店の冷や奴,ウドの芽の天ぷら,蕎麦掻きなど,とても美味しくいただきました。
 この料理が食べたくて,昭和村に来ていると言っても過言ではありません。

 そして,イワナの骨酒と,ヤマメの塩焼き。
 ヤマメは,キープした27センチです。
 どちらも,自分で釣った魚なら,無料で提供してくれるところが中島屋のいいところです。
 普通の旅館なら,イワナの骨酒は千円ぐらいは取るのではないでしょうか。今回は,2杯いただきました。
 

 さて,夕食のあとは,部屋に戻ってサッカー観戦です。
 ここは電波が悪いだけでなく,テレビも年代物です。
 誰が蹴っているのか判別もつきません。
 何となく雰囲気が伝わって来るのみです。
 眠いのを我慢して,最後まで観ました。
 結果はご存知のように,0−1で敗れましたが,大善戦と言ってよいでしょう。
 

 2日目は,早朝釣りに出たのですが,あまりにも眠いのですぐに宿に戻って二度寝しました。
 いつもなら,玉梨温泉に足を伸ばすのですが,落石事故で通行止めです。
 9月まで復旧しないようなのでとても残念です。
 一日も早い復旧を願っています。

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