108.さよならフォレスター(2009.9.26.〜27.)

 このところ,愛車フォレスターの調子が悪い。
 修理に出そうと思ったら,思いのほか修理費がかかるということで,新しい車を購入することにした。
 新車の購入が決まったら,急にフォレスターの調子がよくなってきた。
 なんだか,廃車にしないでくれと言っているようで,可哀想なので,今年最後の昭和村釣行はフォレスターで行くことにした。

 野尻川は,相変わらずの渇水状態で,5連休に魚も釣りきられたような感じだった。
 大雨で川が変わらないと,イワナも出てきそうにもない。
 骨酒用のイワナと塩焼き用のヤマメ,唐揚げ用のイワナをキープすると,さっさと釣りを終わりにした。
 同行した助手席のSTさんは,茨城を出たときからビールを飲んでいていい気分。
 自分も早く宿に入り,ビールが飲みたくなってきた。

 釣りが芳しくないときは,他の楽しみもある。
 天ぷら用にホップを採ったり,クルミを拾ったり。
 キノコも採ってみたけど,あとで中島屋さんに聞いたらば,いつものごとく毒キノコだった。
 玉梨温泉の亀の湯で汗を流し,10時前に釣りは終わり。
 あとは,ビールを飲んで昼寝だ。

 お昼の「やまか食堂」が開くまでの間,中島屋さんでビールを飲む。
 釣りと温泉のあとのビールは旨い。
 そろそろ昼食をと思い,宿の向かいにある「やまか食堂」へ行ってみると,臨時休業。
 二人ともかなり飲んでいるので,車で別の食堂へ行くこともできない。
 仕方がないので,別組の釣り仲間が帰ってくるまで,ビールを飲んで待つことにする。
 

 仲間が帰ってきたら,どこかの食堂へ乗せていってもらおうと思っているうちに眠ってしまった。
 別組は,玉川の川通しをしてきたらしい。
 目が覚めると,既に夕食だった。
 夕食は,他にも二人の常連さんが来ていて,とても賑やかだった。
 昔話に花が咲いた。
 ついついビールと骨酒を飲み過ぎた。
 ホップの天ぷら,馬刺し,ヤマメの塩焼き,おばちゃんの刺身こんにゃくが旨かった。

 2日目は,1日目にバラした尺オーバーに再チャレンジしたが,全くアタリがなかった。
 今年最後というのに,竿を出したのは10分程度。
 不思議に未練はなかった。
 楽しみは来年にとっておくという感じである。
 宿に戻ると,朝食はコウタケご飯だった。
 ついついお代わりをする美味しさだった。
 秋の昭和村は,楽しみがいっぱいある。
 

 車は,途中何度か動かなくなった。
 それでも,何とか無事に帰ってきて,その日のうちに我が愛車フォレスターは廃車になった。
 昭和村に何度も通ったフォレスターとお別れするのは少し寂しい。
 修理すればまだまだ乗れるのに。
 長い間ありがとう,そしてさようなら。

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