4月に転勤して,仕事がとても忙しくなった。以前より,1日平均3時間は多く働いていると思う。 それでも当然,給料は変わらない。 とても疲れた週末に,今年2回目の釣りに出かけた。 今回は単独行なので,金曜日の夜中,睡魔と戦いながら車を走らせた。 仕事の疲れは,昭和村釣行でリフレッシュしたい。 骨酒用のイワナを釣って,温泉に浸かり,ビールを飲む。そして昼寝。 このごろガツガツ釣りをしなくなりました。のんびりと,日頃の疲れをとるための昭和村になりました。 |
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昭和村まで200キロちょっと。 途中休みながら,5時間の夜間走行です。 野尻川の中流部,明け方に着きました。 驚くほどの渇水状態です。 冬に雪が少なかったことと,水田への取水が影響しているようです。 例年なら舟鼻峠にも残雪があるのですが,今年はほとんどありませんでした。 真夏の野尻川を見るようです。 |
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そんなわけで,最初の入渓点はアタリなし。 今回はかなり苦戦するかなと思いましたが,下流部に移動するとあっさり骨酒イワナが釣れました。 その後も,25センチ前後のイワナがおもしろいように釣れました。 渇水のため,イワナは固まって潜んでいるようです。 いるところにはたくさんいるけど,いないところには全くいない,当たり外れのはっきりした状況です。 |
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骨酒イワナを1尾キープすれば,ほぼ所期の目的は達成です。 あとは大イワナねらいです。 さらに下流部に移動しました。 ところがそこはウグイばかり。 田んぼの泥水も入ってきて濁りはじめたので,沢に入ることにしました。 沢の入り口に先行者がいたので話を聞くと,熊がいたので引き返してきたとのこと。 熊は怖いので沢釣りは諦めました。 |
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再び本流に戻り,少し上流へ移動しました。 一投目,尺イワナがかかりました。 これで十分満足です。 時間は7時を回ったところですが,早くも納竿。 田んぼの近くでワラビ採りをしました。 山菜採りも楽しみです。 あとは,温泉に浸かり,ビールを飲んで夕方まで寝るだけです。 |
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昭和温泉に入っていると,地元の山菜採りの方が来ました。 採ったばかりのネマガリタケを頂きました。 ウドとコシアブラがそろそろ終わりだと言っていました。 ネマガリタケは,煮たりしないでそのまま焼いて食べるようにとのことでした。 中島屋旅館の夕食に出してもらいました。 |
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温泉からあがり,旅館でビールを飲んで昼寝です。 いつもなら夕方まで寝るのですが,今回はあまりにも寝るのが早かったようです。 3時過ぎに目を覚ましました。 今夜の泊まりの常連さんが来ていました。 その方は前回,旅館の裏で尺イワナを釣ったそうです。 夕食まではまだ時間があったので,旅館の裏で竿を出してみました。 まあ,そう簡単に釣れるものではありません。 ハヤにエサを取られるばかりで釣果はありませんでした。 |
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そうこうしているうちに夕食です。 ウド,タラの芽,シドケ,コゴミ,アケビの芽,ゼンマイ,そして頂いたネマガリタケ,山菜づくしのご馳走です。 宿のおじちゃんに骨酒のおかわりを勧められ,ついつい飲み過ぎました。 毎度のことではありますが,とても美味しくいただきました。 常連さんのお話も聞けたし,無料の骨酒が飲めて8000円ですから安いものです。 |
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2日目は,4時に起きました。 小雨が降っています。 これはチャンスと思いましたが,すぐにやんでしまい,水量にも影響がないようでした。 昨日姿を見かけた尺イワナ,今日は出てきませんでした。 26センチのヤマメが釣れたところで納竿。 昨日に続いてワラビ採りに行きました。 代官清水で顔を洗い,宿に戻って朝食です。 |
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常連さんは,昨日釣り逃がした40オーバーのイワナを狙って出かけたようですが,今日はアタリがなかったそうです。 お互い姿を見た大イワナ,次回の楽しみにしたいものです。 道端にとても可憐な花が咲いていたので,宿のおばちゃんに尋ねたところ,オダマキという花だそうです。 とてもきれいでした。 |
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今回の釣果は,イワナ13尾,ヤマメ3尾の計16尾でした。 (ほとんどリリース) 渇水の割りにたくさん釣れました。 活性は前回より明らかに高いです。 |
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上の写真が今回のイワナです。 下の写真が前回のイワナです。 沢と本流の違い,時期の違いで体型がだいぶ違っています。 「イワナ釣り」メニューに戻る |