概要 阿賀野川上流の景勝地,大川ラインの中央部に位置し,四季折々の渓谷美を楽しめる閑静な温泉郷の湯野上温泉。大川の渓谷沿いに18軒の中規模旅館,民宿が点在しています。温泉街などはなく,駅前に少し人通りがある程度で静かです。かつての湯治場が観光温泉地になった雰囲気です。湯野上温泉は古く,奈良時代に発見され,「湯の原」と呼ばれ,大川渓谷の岩間の湧き湯を利用した「安楽湯」「箱湯」「舟湯」「猿湯」「舘湯」等の風呂があったようです。「いなりや」は,渓谷沿いにある小綺麗な民宿です。 |
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部屋 木造2階建ての建物は,民宿としては大きめで,1階に囲炉裏の間,大広間,浴室があります。2階は,客室で,5部屋あるようです。そのほか,内湯のみの離れの部屋があるようです。内装は,ペンションのような造りで新しくきれいです。今回宿泊した部屋は12畳と広く,快適です。エアコンはありませんが,ファンヒーターがありました。液晶テレビは,小さめです。冷蔵庫やバスタオルはありません。蒲団は,敷いていただけます。ふかふかで快適でした。部屋にトイレはありませんが,2階にきれいな洗面所と洋式ウォシュレットトイレが男女別にあります。民宿としては,最高レベルの居住空間です。 |
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露天風呂 浴室は,1階に男女別にあります。それぞれ露天風呂が併設されています。露天風呂は,大川の段丘上にあるので,景色は木々に遮られていますが開放的です。屋根付きの岩風呂で,小さいながらもいい感じです。湯野上温泉には源泉が7カ所あり,湯野上温泉開発が,混合泉を給湯しています。街中の至るところに湯気が立っています。自家源泉ではありませんが,熱めの湯を掛け流しで利用できます。部屋数が少ないことから,ほとんど貸し切り状態で利用できました。 |
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内湯 内湯は,3人ぐらいが入れるこじんまりとしたタイルの浴槽です。無味,無色,無臭の掛け流し温泉です。 泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名及び湯出地 湯野上温泉 舘本混合槽(1・2・3・5・6・7・8号源泉混合) 源泉温度51.9℃ PH8.2 動力揚湯267L/min |
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夕食 この宿の魅力は何といっても,食事です。 食事は,大広間の座敷でいただきます。 次々と運ばれてくる料理は,一品一品丁寧な仕事で,品数も多く,食べきれない量です。温かいものは温かく,出来立てをいただけます。 しかも,どれも美味しいです。 名物の巨大なお稲荷さん。余裕で2個分はあります。 ワラビ,ごま豆腐,卯の花和えの小鉢。 お造りには飾り包丁。エビとイカとサーモンです。 |
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肉料理 馬肉の陶板焼きです。 通常なら,メインとなる料理ですが,メインが次々運ばれてきます。 |
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茹でジャガイモ 丸ごと1個です。食べ応え十分です。 サツマイモのような甘みの強いジャガイモでした。 |
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鮎の塩焼き 焼き加減がいいです。 ビールに合いますが,ビールはスーパードライでした。 個人的には,一番搾りが飲みたかった。 |
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煮物 大根,人参,タケノコなど。 いい味付けです。 |
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天ぷら なす,カボチャ,サツマイモ,ピーマン。 大量の野菜天ぷらに,感激。 熱々,サクサクです。 |
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手打ち蕎麦 最後は,シメの蕎麦。 もう,お腹いっぱいで入りません。 せっかく美味しいお蕎麦なのに,この満腹状態では,わんこそばと同じです。 |
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朝食 朝食 卵焼き,焼き鮭,昆布,漬け物,納豆,切り干し大根,海苔,ご飯と味噌汁。 デザートは,バナナとグレープフルーツ。 朝も豪華です。 |
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データ 住所:〒969-5206福島県南会津郡下郷町大字湯野上字沼袋乙853 電話:0241-68-2328 料金:休前日1泊2食付き7800円+入浴税150円 日帰り入浴:500円 「温泉案内」に戻る |
湯野上温泉「いなりや」(2012年10月27日宿泊)