No.971 新伊賀山麓ピルスナー(伊賀の里モクモクファーム)

 地ビールフェスティバルin一関,4杯目です。三重県伊賀市の地ビール,モクモク地ビールです。このビールは,自家製麦芽100%,雑味を抑えるために低い温度で煮出した麦汁と,コクを出すために温度を上げて煮出した麦汁の2段階に分けて仕込みを行うことで,すっきりとしたのど越しと深いコクを実現しているそうです。でも,私には雑味が感じられ,ある意味地ビールらしさはありますが,好みのタイプではありませんでした。アルコール度数5%
☆☆☆(2011.8.20.)
No.972 八戸ドュンケル(合同酒精)

 5杯目は,シャトーカミヤ八戸の地ビールです。残念ながら,シャトーカミヤ八戸は,2011年7月31日をもって,閉館したそうです。閉館理由について「地ビールなどを発信する当初の目的を達成したため」と説明されていますが,地震の影響も少なからずあったのではないでしょうか。このドュンケルは,最後の仕込みのビールだそうで,そういう意味でとても貴重なビールです。見た目よりもすっきりした美味しいビールでした。アルコール度数5%。
☆☆☆☆(2011.8.20.)
No.973 ひでじゴールデンフォックスピルスナー(ニシダ)

 6杯目は,宮崎県延岡市のひでじビールです。野生の狐が持つしなやかさをイメージした,キレのある香り高いボヘミアンピルスナータイプのビールです。日本の滝100選のひとつである矢筈の滝を流れるミネラル豊富な天然の湧き水を使用しているそうです。6杯目ともなると,少々酔ってきて,ドュンケルの後のピルスナーでは,特徴を感じ取ることはできませんでした。夏に昼間から屋外で飲むビールは何を飲んでもうまいはずです。
☆☆☆(2011.8.20.)
No.974 プレミアム・ウィート(ナギサ)

 7杯目です。和歌山県白浜町のアメリカンウィートタイプです。世界最高級のアロマホップ,チェコのザーツを使用した小麦麦芽配合のちょっぴりスパイシーなビールだそうです。ピルスナーの後に飲むウィートタイプは,味に変化があって美味しかったです。ナギサビールという社名は,お祖母さんが「ナギサ」という旅館を経営し,お父さんがこれまた「ナギサ」という散髪屋を営んでいたということで,二代続いた「ナギサ」を受け継ぎたいと考えていた息子さん達が三代目としてナギサという名のビール造りを始めたのだそうです。
☆☆☆☆(2011.8.20.)
No.975 奥能登ビール・ピルスナー(日本海倶楽部)

 8杯目です。地ビールチケットは,Mサイズ(200cc)7枚綴りで2000円なので,2枚目のチケットを購入しました。石川県能登町の地ビールです。「日本海倶楽部」は,美しい日本海の入江を望む能登内浦の高台にある,地ビール工房やレストラン,牧場などからなるリゾートエリアだそうです。海を望む高台にある日本海倶楽部レストランからは,1年を通じて美しい内浦町九里川尻湾の風景が見渡せ,ここで飲むビールは最高のおいしさだそうです。一関で飲むビールも十分美味しいです。
☆☆☆☆(2011.8.20.)
No.976 ペールエール(飛騨高山麦酒)

 9杯目です。岐阜県高山市の地ビールです。ホップの苦みが効いたシャープな口当たりと,すっきりとした辛口が特徴のマイルドエールタイプのビールです。おつまみは,コンビニで調達して持ち込んだのですが,漬け物(100円)など,ビールに合うおつまみが安くいろいろ売られていたので,持ち込む必要はなかったかなと思いました。モツ煮やソーセージなどもありました。延々飲み食べ放題です。
☆☆☆☆(2011.8.20.)
No.977 箱根ヴァイツェン(小田原鈴廣)

 10杯目です。蒲鉾メーカーとして有名な小田原市の鈴廣が造る地ビールです。6〜8月限定の足柄ヴァイツェンです。未濾過で白く濁った色と,バナナのような甘くさわやかな香りが特徴のビールです。アルコール度数4.5%で通常のヴァイツェンタイプより,あっさりした感じです。鈴廣では,定番のピルス,エールに加え,季節ごとに限定ビールを醸造しているそうです。ちなみに,3〜5月がペールエール,9〜11月がブラウン,12〜2月が,スタウトタイプだそうです。
☆☆☆(2011.8.20.)
No.978 雑穀ヘーフェヴァイツェン(麦雑穀工房)

 11杯目です。左側のコップが雑穀ヘーフェヴァイツェン,右側は小川ポーターです。雑穀ヘーフェヴァイツェンは,酵母たっぷり,南ドイツ産酵母が産生した華やかなフルーツ香が特徴です。原材料は,麦芽,小麦,ライ麦,キビ,アワ,ホップで,発泡酒扱いです。アルコール度数5.5%。埼玉県小川町にある麦雑穀工房は,個人経営の小さな手作り醸造所です。日本酒で言えばどぶろくのようなイメージで愛着が湧きました。
☆☆☆(2011.8.20.)
No.979 小川ポーター(麦雑穀工房)

 12杯目です。小川ポーターは,高温焙煎した濃色麦芽とアイリッシュ酵母が産生したフルーティで豊かなコク味が特徴です。18世紀ロンドンのパブで荷役人たちに好まれたダークエールを復元しています。アルコール度数5.5%。麦雑穀工房のように,1つの醸造所で複数のタイプを出店しているところもありました。今回は,70の醸造所がフェスティバルに参加しているようですが,1店1タイプというわけではないので,全部飲むと70銘柄を超えます。全部の飲む人はいないと思いますが。
☆☆☆(2011.8.20.)
No.980 湘南IPA(熊澤酒造)

 13杯目です。やっと来ました。一番好みのタイプ,IPAです。茅ヶ崎市の熊澤酒造が造る季節限定ビールです。旨いです。ホップの苦みが効いています。それでいてフルーティー。ずっと湘南IPAばかり飲んでいたいのですが,今回の目的は,今まで飲んだことのない地ビールに狙いを絞っているので,残念ながらこの1杯で終わりです。さてさて,地ビールフェスティバルin一関,まだまだ続きます。
☆☆☆☆☆(2011.8.20.)

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99.本日のビール(81)No.971〜980
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。ビールそのものを客観的に評価する物ではありません。