No.951 あおもりアップルドラフト(バイコードリンクBS)

 青森県大間町の地ビールです。恐山ビールと同じお寺で造られています。原材料は,大麦,麦芽,ホップ,リンゴ果汁,リンゴエキスです。フルーツビールにしては,甘みが少なく,甘いジュースが苦手な方には,青リンゴのような酸味と渋みがよいと思います。ビールらしさはあまり感じられませんが,個性的な発泡酒でした。アルコール度数5.5%。330ml600円。
☆☆☆☆(2011.7.20.)
No.952 恐山ラガー(佐々木眞萠)

 麦芽使用率91.66%のボトルコンディショニング・ビールです。アルトタイプのような苦みがあります。シャープな喉ごしではありませんが,かえって地ビールらしさを感じます。昨日まで灼熱地獄の日々でしたが,今日は台風の影響で肌寒い一日でした。そのせいでしょうか,あまり美味しく感じませんでした。ビールの味は,天候に左右されるものです。アルコール度数5%。350ml600円。
☆☆☆(2011.7.21.)
No.953 ブルーベリー・ドラフト(バイコードリンクBS)
 
 酵母入りのボトルコンディショニング・ビールです。麦芽使用率は,25%未満で発泡酒扱いです。ブルーベリー果汁入りのフルーツビールで,ビールらしさはあまりありません。どちらかというと,ブルーベリージュースに近いです。年間生産量は,10Klと小さな醸造所ですが,種類が豊富で住職の意気込みが感じられます。アルコール度数5%。350ml600円。ちょっと高いです。
☆☆☆(2011.7.24.)
No.954 恐山ピルスナー(佐々木眞萠)

 麦芽・大麦・ホップを原材料にしたピルスナータイプの地ビールです。ピルスナータイプといっても,喉ごしのキレはありません。フルーティーなヴァイツエンタイプのような柔らかな喉ごしです。洗練されていない分,地ビールらしさが感じられ,好感が持てます。この大間町の地ビールは,お寺で造られていますが,「佐々木眞萠」個人名義のビールと,「バイコードリンクBS」名義のビールの二種類あるようです。アルコール度数5%。350ml600円。
☆☆☆☆(2011.7.25.)
No.955 ハイト・ドライ・フィニッシュ(韓国)

 コンビニに立ち寄ったら,新しい缶ビールが出ていたので,よく確かめもせず買ってしまいました。よくよく缶を見てみたら,第3のビールだと思ったら,きちんとした生ビールでした。215円とまともな値段です。原材料は,麦芽,ホップ,コーンスターチ。韓国版スーパードライといった感じの味でした。喉が渇いた暑い日にはよいと思いますが,だったら第3のビールで十分という気もします。アルコール度数5%。350ml。眞露ジャパンが輸入しています。
☆☆(2011.7.26.)
No.956 あおもりカシス・ドラフト(バイコードリンクBS)

 カシス日本一の生産地,青森県の地ビールです。原材料は,大麦,麦芽,ホップ,カシス果汁,カシスエキスで,麦芽使用量25%未満のため,発泡酒扱いです。いわゆるフルーツビールですが,甘さは抑えめで,カシスの酸味と苦みが調和しています。ビールらしさはあまり感じませんが,そこそこ美味しいと思います。ただ,値段を考えると,普通のジュースとビールを別々に飲んだ方がよいかなと思えます。アルコール度数5%。350ml600円。
☆☆☆(2011.7.28.)
No.957 恐山スタウト(佐々木眞萠)

 お取り寄せした大間町の地ビールも最後の1本になりました。まさに,黒ビールの名にふさわしい真っ黒で濃厚なスタウトタイプです。通常,このタイプのビールは,ロースト麦芽の甘苦い味が特徴になるのですが,このビールは,フルーティーで酸味があり,焦げ臭さはありません。そのため,濃厚なのに,すっきりした味わいでとても美味しかったです。麦芽使用率は25%未満のため,発泡酒扱いになっています。最後の1本にふさわしい優れたビールでした。アルコール度数5%。350ml500円。
☆☆☆☆(2011.7.29.)
No.958 スプリングバレー(キリン)

 キリンビール横浜工場で造られているドイツの伝統的な製法を忠実に守る淡色下面発酵のビールです。横浜の赤レンガ倉庫「バー&カフェ トライブ」でいただきました。土日は,1200円で2時間飲み放題です。(平日は,980円)残念ながら,滞在時間は1時間ほどだったので,2杯しか飲めませんでしたが,家で飲むビールとは違い,とても美味しかったです。そのほか,琥珀エビスの生など,4種類のビールから選択できるので,おすすめのお店です。アルコール度数5.5%。
☆☆☆☆(2011.7.30.)
No.959 越前福井浪漫麦酒ディオス・アンバーエール(越の磯)

 明治42年創業の酒造メーカーが平成10年から売り出した,福井市の地ビールです。麦芽100%でコクと旨味が特徴の無濾過生ビールです。無濾過なので,ビール酵母による濁りや沈殿が見られます。焙煎されたカラメル麦芽と,柑橘系を思わせる個性的な香りが特徴のカスケードホップ等を使用しています。焙煎モルトのコクとフルーティーな甘みがバランスよく,美味しくいただきました。炭酸が極端に弱かった点が,マイナスです。アルコール度数5%。330ml494円。
☆☆☆(2011.8.1.)
No.960 越前福井浪漫麦酒ディオス・ダークエール(越の磯)

 昨日に続き,福井の地ビールです。ロースト麦芽による濃褐色で,カラメルのような甘い香りが特徴のブラウンエールタイプのビールです。黒ビール特有の苦みを抑え,濃色ビ―ルの典型的なア口マを強めるために,無殻大麦を使用した麦芽で仕込んでいるそうです。このタイプのビールは,とても美味しいのですが,濃厚なため夏向きではありません。冬だったらもっと美味しくいただけたと思います。アルコール度数5%。330ml494円。
☆☆☆☆(2011.8.2.)

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96.本日のビール(79)No.951〜960
☆の数は,個人的な味の好みです。ビールそのものの評価ではありません。最高5つ。