No.941 快盃(韓国)

 日本酒類販売株式会社が韓国より輸入販売している第3のビールです。韓国の第3のビールはスーパーなどで様々なレーベルのものが売られていますが,基本的にはどれも美味しくありません。安いのが魅力なだけです。ただ,ビールとは別物と思って飲めば,それなりにいけると思います。そんな中でこの「快盃」は,喉の渇きを潤すにはなかなかよいと思います。アルコール度数5%。350ml95円。
☆☆(2011.6.26.)
No.942 道後ビール・ケルシュ(水口酒造)

 名湯道後温泉の地ビールです。仕込み水に清酒「仁喜多津」を生んだ熟田津の良水を使い,麦芽やホップの厳選から製法まで,長年の清酒づくりの技を生かし,良質のモルトを贅沢に使い,熱処理を施さず,生きた酵母がたっぷりと入った生のうまみを大切にしているそうです。湯上がりにはよいと思いますが,個人的には地ビールにしては個性が足りないように思います。好みの問題ですが,すっきりし過ぎています。アルコール度数5%。330ml546円。
☆☆☆(2011.6.27.)
No.943 道後ビール・アルト(水口酒造)

 カラメル麦芽を使った苦みと甘みが特徴のビールです。思いのほかすっきりしていて,洗練された味です。温泉の後にぴったりの1本です。ただ,ケルシュと同じく,個性は今一つです。地ビールは値段が高いので,どうしても評価が辛くなってしまいます。志賀高原ビールのような個性的で低価格の地ビールが理想です。それにしても,今日は暑かった。アルコール度数5%。330ml546円。
☆☆☆(2011.6.27.)
No.944 道後ビール・スタウト(水口酒造)

 スタウトにしては,すっきりしています。ローストの苦みも抑え気味で,道後温泉の湯上がりにはちょうどよいのではないでしょうか。四国には,未だ2回しか行ったことなく,道後温泉にも駅前まで行きながら温泉には入らずじまい。また行ってみたいところではありますが,しばらくその機会もなさそうです。お取り寄せビールで我慢です。アルコール度数5.8%。330ml546円。
☆☆☆☆(2011.6.30.)
No.945 爽麦(ベトナム)

 第3のビールも国産から,韓国,中国と来て,ついにベトナムにまで進出しました。千葉県印西市のウェラワンという会社が輸入販売しています。味は第3のビールですので,どこの銘柄も大差はないのですが,88円という価格はとても魅力的です。それ以外に取り柄はありません。アルコール度数5%。330mlと少々小さめの缶です。
☆☆(2011.7.5.)
No.946 モイランズ・モイランダー・ダブルIPA(アメリカ)

 ヘビーなモルトボディーをバックボーンにホップの魅力がぎっしりとつまった,ダブルIPAです。ダブルだからというわけではありませんが,ボディもインパクトもダブルスコアな力強さを持ったパワフルなIPAで,マニアの限界まで来たという印象です。ここまで強烈でなくてもいいかなと思います。真夏よりは冬の方が季節的にはベストだと思います。アルコール度数8.5%。650ml1470円。ちょっと高いです。
☆☆☆☆(2011.7.12.)
No.947 ブルーラベル(アサヒ)

 久しぶりに国産大手の新製品です。とは言ってもいつもの第3のビールです。梅雨が明けてこのところの灼熱地獄には,ぴったりの爽快な喉ごしです。糖質0も嬉しいです。アルコール度数4%というのが,少々もの足りませんが,水代わりにはいいと思います。もちろん車の運転はダメです。それはフリーでなければなりません。
☆☆☆(2011.7.13.)
No.948 恐山ビール・ビター(佐々木眞萠)

 青森県大間町の梅香山崇徳寺の住職が造る地ビールです。以前は,バイコードリンクBS名義で販売されていました。名前はビターですが,苦みよりもフルーティーな香りに圧倒されます。初めて飲むタイプで,地ビールらしいオリジナリティに溢れています。エールタイプのボトルコンディショニング・ビールです。炭酸が強めです。アルコール度数5%。350ml500円。
☆☆☆☆(2011.7.14.)
No.949 恐山ビール・ペールエール(佐々木眞萠)

 寺の境内から湧出する豊富な湧き水を使用してビール酵母を生きたままビン詰めしボトル内で二次発酵させる製法をとっています。開栓時にシャンパンのように大きな音がします。かなり炭酸が強いです。濁ったブラウン系のボディは,濃厚な印象ですが,とてもフルーティーで酸味もあり,これまでに飲んだことのないペールエールです。洗練された味ではありませんが,地ビールらしい個性が好感を持てます。アルコール度数5%。350ml500円。
☆☆☆☆(2011.7.18.)
No.950 恐山ビール・ヤマブドウ(佐々木眞萠)

 下北半島・八甲田山・北奥羽山脈に自生する山ブドウ100%の原液を使い贅沢に仕上げたフルーツビールです。フルーツビールにありがちなジュースのような甘さはなく,酸味と渋みが特徴的です。かといって,麦の苦みのようなビールらしさもなく,不思議な飲み物です。原材料は,麦芽,大麦,ホップ,ヤマブドウ原液です。アルコール度数5%。350ml600円。
☆☆☆(2011.7.19.)

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95.本日のビール(78)No.941〜950
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。ビールの製品自体を評価するものではありません。