No.931 クアーズ・ライト(アメリカ)

 今日は,じめじめしてとても暑い一日でした。こんな日の湯上がりにぴったりなのが,クアーズ・ライトです。ひたすら水のような,ほとんど清涼飲料水です。すーっと喉を通り抜けます。とにかく軽いです。原材料は,麦芽,ホップ,糖類。発泡酒扱いです。アルコール度数4.1%。たまにはこんなビールもアリかなと思いました。アメリカンIPAの対極に位置するビールです。
☆☆(2011.6.13.)
No.932 マッドリヴァー・スティールヘッド・エクストラ ペールエール(アメリカ)

 マッドリヴァー醸造所のメインブランドがこのスティールヘッドです。スティールヘッドとは釣りでおなじみニジマスです。ラベルのデザインが,釣りマニアにはたまりません。通常のアメリカンペールエールに比べると,キリッとシャープで辛口の喉ごしです。モルトの旨味もホップの香りも抑え気味です。そういう意味では,少々物足りない印象ですが,ゴクゴク夏に飲むには最適な1本です。アルコール度数5.6%。355ml504円。
☆☆☆☆(2011.6.14.)
No.933 マッドリヴァー・スティールヘッド ダブルIPA(アメリカ)

 昨日に続き,スティールヘッドです。グレープフルーツやオレンジピールなどのシトラス系のフルーティなアロマに,パイナップルの香りも。ほのかにキャラメルや蜂蜜のニュアンスも。しっかりとしたモルトの甘味,ホッピーで爽快な苦味がガツンと響き,適度な炭酸からクリスピーなカーボネーションを舌の上で感じる事が出来ます。ボディはやや重めのミディアムボディで,確かな飲み応えとバランスの良いクォリティの高さを感じることが出来る秀逸なIPAです。ちょっとアルコール度数が高すぎる感じです。(8.6%)
355ml567円。
☆☆☆☆(2011.6.15.)
No.934 マッドリヴァー・スティールヘッド・エクストラ スタウト(アメリカ)

 スティールヘッド・シリーズで最も評価の高い逸品がこのエクストラ・スタウトだそうです。スムースでな口当たりに,まろやかで深い甘味,コーヒーやチョコレート,トフィーの香ばしくややロースティなフレーバーとビター感がバランス良く調和し,慈味深く美味しいアメリカン・スタウトです。意外にスムーズですっきり飲めます。日本国内ではなかなか手に入らないレアビールです。アルコール度数6.5%。355ml609円。
☆☆☆☆(2011.6.16.)
No.935 本旨麦仕込み(韓国)

 眞露ジャパンが韓国より輸入し,川商フーズが販売している第3のビールです。今日は渓流釣りから帰ってきて,風呂上がりに飲んだので,何を飲んでも旨い日です。通常,この手の飲み物は安いだけが取り柄で,評価が低いのですが,本日は,堂々の☆3つです。すっきりさっぱり,麦の味もきちんとします。味の評価は,体調や状況によって大きく変動するものです。アルコール度数5%。
☆☆☆(2011.6.19.)
No.936 ローグ・アメリカン・アンバーエール(アメリカ)

 ローグらしさがしっかりと出ていてとにかく美味しいです。飲むと口いっぱいにギュッと凝縮された麦の旨味が広がります。麦の甘味がしっかりとありますが,強めに効いたホップの苦味と調度良く調和されていてバランスがよいです。後味はスッキリとしていてホップのフレーバーが心地よく残り,次の一口がまた新鮮に感じます。355ml399円という低価格も魅力的です。アルコール度数5%。
☆☆☆☆☆(2011.6.20.)
No.937 マッドリヴァー・ジャマイカ・レッドエール(アメリカ)

 スティールヘッド・シリーズと双璧をなす,同醸造所のブランドがこの「ジャマイカ ブランド」です。このジャマイカ・ブランドは総じてモルト=麦芽の旨味が主役となり,鼻腔を抜ける香ばしさが特徴です。レッドエールの落ち着きのある滑らかな口当たりに,モルトの香ばしさ,そしてホップの苦味が堪能でき,ややドライでキリッとしたシャープなボディはなかなかのものです。気に入りました。アルコール度数6.5%。355ml504円。
☆☆☆☆(2011.6.21.)
No.938 マッドリヴァー・ジャマイカ・サンセットIPA(アメリカ)

 口当たりはスムースで,モルトの甘味とホップのパフューミィでフローラルな香りが心地よく吹き抜け,その後に派手過ぎずにしっかりとした苦味がジワッと広がります。飲み込んだ後に特徴であるモルトの香ばしい香りが余韻として残り、心地よい個性として締めくくります。全体のバランスが非常に良く,完璧なアメリカンIPAと言える最高の1本です。アルコール度数7%。355ml504円。
☆☆☆☆☆(2011.6.22.)
No.939 マッドリヴァー・シリアス・マッドネス・ブラックエール(アメリカ)

 マッドリヴァー・ブリューイングの最終兵器とも言うべき,最上級のブラックエールです。漆黒の液体は口に含むと,コーヒーやカカオのフレーバーに濃厚なコクと甘味を感じます。チェリーのフレーバーもほのかに鼻腔を上ってきます。アルコール度数8.5%を感じさせない爽快で心地良い飲み応えです。フレーバー,甘味,コク,飲み心地と全てにおいてバランスが良く,旨いブラックエールのお手本です。355ml735円。ちょっと高めです。
☆☆☆☆(2011.6.23.)
No.940 麦の輝き(台湾)

 カシマスタジアムでサッカー観戦。帰ってきて飲んだのがこの1本です。神戸にある巨林フーズ&リカーが台湾から輸入販売しています。カナダ産モルト(麦芽),オーストラリア産大麦のシンキョ工場のこだわりのホップ,副原料として台湾産新米を使用している第3のビールです。のびのび育った麦芽,大麦,さらには仕込み前日に新米を脱穀する等原料にこだわっているそうです。試合場が寒かったためか飲み心地は今一つでした。アルコール度数5%。350ml88円。安いです。
☆☆(2011.6.25.)

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94.本日のビール(77)No.931〜940
☆の数は,個人的な味の好みです。最高5つ。ビール自体を評価するものではありません。