76.本日のビール(62)No.781〜790
☆の数は個人的な味の好みです。

No .781 大山Gビール・ラガー(久米桜麦酒)

 イギリス産ペールエールモルトのみを使用した淡色のラガービールです。限定醸造ということですが,強い個性はありません。アメリカ産のカスケードホップを使用していますが,苦みも抑えめです。飲みやすさを追求したためか,控えめな味わいのビールという印象でした。おいしいビールではありますが,価格がちょっと高すぎます。アルコール度数5.5%。330ml662円。
☆☆☆(2010.8.15.)
No.782 スワンレイク・クリスタルエール(瓢湖屋敷の杜ブルワリー)

 小麦モルトによる柔らかい口当たりと,アメリカンホップ「アマリロ」による爽快感たっぷりの傑作ビールです。季節限定ビールですが,5年ぶりにレシピを一新して再醸造したそうです。正解ですね。上品で,柑橘系の香りが全体を引き締めています。ちょっと高いのが欠点ですが,ビールの日本代表候補です。アルコール度数5%。330ml683円。
☆☆☆☆☆(2010.8.16.)
No .783 インペリアルベルジャンレッドエール(ベアード)

 国産の赤糖をたっぷり使い,フルーティな個性を引き出すベルギー酵母で発酵させた美しい朱色のベルギーエールです。口に含むと,甘美なモルトの甘さが広がり,非常に個性的な味わいのビールでした。ベルギービールファンには,たまらない1本だとは思いますが,個人的にはあまり好みではありませんでした。アルコール度数7.5%。633ml930円。
☆☆☆(2010.8.17.)
No.784 モルト・タイム(韓国)

 ノンアルコール飲料です。1社が当てると次々似たタイプが登場します。昨日は宴会があり,少々飲み過ぎたので,年間を通して滅多にない休肝日にしました。冷蔵庫の中でかなり眠っていました。とりあえず,本日はお休みです。
☆(2010.8.19.)

No .785ベアレン醸造所 限定醸造 ラードラー(ベアレン)

 ビールとレモネードをブレンドしています。ドイツでは,最もポピュラーなビアカクテルだそうです。ベースのビールも専用に醸造し,国産レモン果汁を使用するなど,こだわりの逸品です。夏限定の爽やかな低アルコール飲料です。ジュースのようではありますが,なかなかいけます。アルコール度数2.5%。330ml430円。
☆☆☆(2010.8.20.)
No.786 ビア・ドゥ・ジャポン(ベアード)

 ベルギーの伝統的醸造と日本の原材料を組み合わせたユニークなオリジナルエールです。英国産モルトを49%使用し,残りは,小麦,玄米,赤糖といった国産の原材料を使用しています。味付けは,生姜,山椒の実,レモンの果汁と上皮を使用しています。複雑な味わいの野心作です。アルコール度数5.5%。360ml480円。
☆☆☆(2010.8.22.)
No .787 モルツ・ザ・ビター(サントリー)

 ビターホップを100%使用した苦みが強めのモルツです。イオン系のスーパーで売られている限定醸造ビールです。IPAにはまっている私としては,思ったほどの苦みではありませんが,大手メーカーのピルスナーに飲み飽きたときにはいけると思います。麦芽100%の正しいビールです。アルコール度数5%。350ml198円。
☆☆☆(2010.8.23.)

No.788 宍道湖MOON(島根ビール)

 松江地ビール,ビアへるんの季節限定,蜂蜜ヴァイツェンボックタイプの発泡酒です。アルコール度数が8%あり,濃厚ですが小麦と蜂蜜を使用しているためかすっきりしています。ベルギーのビールによくあるタイプの喉ごしです。どちらかというと,今日のような猛暑日より,冬に合うと思います。個人的には,好きなタイプのビールではありませんでした。300ml472円。
☆☆☆(2010.8.29.)
No .789 秋楽(サントリー)

 秋限定のロースト麦芽使用,第3のビールです。缶のデザインは,ちょっと危ないぐらい麒麟の秋味に似ています。中身の方は,褐色の見た目の通り,コクがあってなかなかいけます。アルコール度数も6%と高めですが,すっきりしているのはビールではなく第3のビールのせいだと思います。いつもの第3のビールに飽きたときにはいいかもしれません。
☆☆☆(2010.8.30.)
No.790 ブルックリン・イーストIPA(アメリカ)

 英国で最初にインディア・ペールエールが醸造された頃の味わいにこだわったビールです。芳醇な味わいには欠けるものの,独特の苦みは完璧です。国内に輸入されているIPAでは最安値だと思います。そういう意味では貴重な1本です。アルコール度数6.8%。355ml357円。
☆☆☆☆(2010.9.3.)

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