73.本日のビール(60)No.761〜770
☆の数は味の好みです。最高5つ。

No.761 ハードコア・インペリアルIPA(イギリス)

 海外のビアマニアの評価サイト『ratebeer.com』で驚愕の99点という高得点をたたき出しました。色は琥珀がかったオレンジ,グレープフルーツやビターオレンジのようなアルマホップ刺激的です。ホップはかなり効いており「IBU値」は150ありますが,嫌味なほど圧倒的ではなく,フルーティーで紳士的です。モルティな感じがアルコール度数9.2%の高さを和らげ上品な飲み応えとなって広がり,フィニッシュはタップリとしたビター感が心地よく,絶妙な炭酸ガスがきれいな喉越しとなって満足感が広がります。330ml546円。
☆☆☆☆☆(2010.7.9.)
No.762 ハービストン・シェハリオン(イギリス)

 地元の有名な山の名前を取ったこのビールはラガービールで在りながら非常に深い味わいがあって美味しいです。2008年『WBAピルスナー部門』で優勝しています。スコットランドのピルスナーは珍しいのではないでしょうか。価格も魅力的です。アルコール度数4.8%。500ml546円。
☆☆☆☆(2010.7.11.)
No.763 ネパール・アイス(ネパール)

 輸入ビールも遂にここまで来たかという感じです。なんとネパールのビールです。初めて飲む国です。味の方は,特に感動もなく,ごく普通のピルスナーです。アジアに多いタイプの飲み慣れたものでした。アルコール度数5.5%。330ml357円。
☆☆☆(2010.7.12.)
No.764 宵音(アサヒ)

 麦芽100%の限定プレミアムビールです。最近の傾向として,安い第3のビールと高めのプレミアムビールの売れ行きが好調だそうで,その流れで登場したプレミアムビールです。サントリーのプレミアムモルツを追う形で各社新製品を出していますが,プレミアムモルツを越えるビールは登場していません。モルトの味は濃いめですが,ホップの苦味は抑えめです。アルコール度数7%。
☆☆☆(2010.7.17.)
No.765 フラーズ・ハニーデュー(イギリス)

 イギリス売り上げNo1オーガニックエール。輝く黄金色のその味わいは,蜂蜜の甘みを感じます。SOIL ASSOSCIATION(イギリスの有機農業団体)が認証した正真正銘のオーガニックエールです。以前は個人的にフラーズにゾッコンでしたが,この頃アメリカの地ビールに凝っているのでちょっと評価は下がり目です。アルコール度数5%。330ml357円。
☆☆☆(2010.7.18.)
No.766 リップタイド・インペリアルスタウト(イギリス)

 スコットランドのマイクロブルワリー「ブリュードッグ・ブルワリー」のインペリアルスタウトです。スムースでかつ骨太,ビターチョコのようなフレーバーが最初に現れ,スモークやプラムの複雑な味わいがあります。今回は,通販ショップ「ビアカフェ・ウエダ」で安く購入することができました。アルコール度数8%。330ml420円。
☆☆☆☆(2010.7.19.)
No.767 ツイラタール・シュヴァルツ(オーストリア)

 オーストリア・チロル地方で醸造されているビールです。本来は,冬季限定商品のシュヴァルツ(黒ビール)タイプですが,思い切り冷房を効かせて暑い夏に飲むのもいいものです。ビターチョコのような濃厚でまったりとした風味豊かな味わいです。通販ショップ「ビアカフェ・ウエダ」で安く購入することができました。アルコール度数5%。330ml315円。
☆☆☆(2010.7.20.)
No.768 キャッスル・ラガー(南アフリカ)

 サッカーのワールドカップ南アフリカ大会にあやかって輸入されたものと思われます。そんなわけで,あまり期待はしていなかったのですが,猛暑のせいでしょうか,一気飲みしてしまいました。すっきりとした喉越しの良いラガービールでした。330ml336円。
☆☆☆(2010.7.21.)
No.769 本格辛口麦(麒麟)

 新製品。第3のビールです。高刺激,高発酵をウリにしています。最近の第3のビールは本当に美味しいです。十分ビールの代わりになります。今日みたいに猛暑日にはぴったりの味でした。次々登場する第3のビール,果たして生き残れるのはどの銘柄か楽しみです。アルコール度数5%。
☆☆☆(2010.7.26.)

No.770 ツィラタール・ドウンケル(オーストリア)

 シュヴァルツよりも少し色が薄めの黒ビールです。じゅっくりと熟成させた焙煎モルトを使用,豊かな香りと味が楽しめます。私には,ちょっと甘すぎます。通販で安く買えました。アルコール度数5.2%。500ml420円。
☆☆☆(2010.8.1.)

「ビールがうまい」メニューに戻る