56.本日のビール(56)No.631〜640
☆の数は味の好みです。最高5つ。
No.631 カルヴィヌス・ブランシェ(スイス)

 とても珍しいスイス産のウィートタイプのビールです。アッペンツェル地方の有機栽培の小麦とアルプスの水を使用しているそうです。無濾過の小麦ビールは,ヴァイツエンタイプと同様,とてもクリーミーで,芳醇です。コリアンダー,オレンジピールを使用しているため,柑橘系のフルーティな味わいも楽しめます。アルコール度数5.2%。330ml399円。
☆☆☆(2009.12.11.)
No.632 フォルモントビア(スイス)

 スイスの非常に標高の高い場所で醸造されたオーガニックラガーです。久しぶりに緑の瓶の法則復活です。緑の瓶の今まで飲んだ海外ビールのほとんどは,好みの味ではありませんでした。このビールも,あえて高いお金を出して飲む価値はない味でした。国産大手のピルスナーで十分です。きょうは,天皇杯で鹿島アントラーズが負けたので,美味しく感じないのかもしれません。アルコール度数5.2%。330ml399円。
☆☆(2009.12.12.)
No.633 ヴェルテンブルガー・ヴィンター・トラウム(ドイツ)

 瓶のラベルの解説より「メルツェンと呼ばれ,ドイツ国内で秋冬期限定で楽しまれている,モルト味の強い下面発酵のビールです。ヴィンター・トラウムとは,冬の夢という意味です。ヴェルテンブルグは,1050年にビール醸造をはじめた,世界一古い修道院醸造所です。」とにかく,モルト味の強いビールでした。アルコール度数5.2%。500ml588円。
☆☆☆(2009.12.13.)
No.634 ハービストン・ビター&ツイステッド(スコットランド)

 イギリス流のブロンドエールです。強い苦味が特徴のホップのきいた美味しいビールでした。見た目の褐色から想像する味とは違って,さっぱりしたドライな喉ごしです。少しもの足りない感じがするのは,アルコール度数が4.2%しかないためでしょうか。ちょっと水っぽい印象です。喉が渇いたときにはいいかもしれません。500ml525円。
☆☆☆☆(2009.12.14.)
No.635 サミエルスミス・オーガニックラガー(イギリス)

 有機栽培の大麦麦芽とホップをしようしたピルスナータイプのオーガニックビールです。麦の香りがしっかりしていて,芳醇な味わいが特徴です。キレはあまりなく,重い感じの喉ごしです。雪でも降りそうな寒い一日にぴったりのビールでした。アルコール度数5%。330ml420円。
☆☆☆(2009.12.16.)
No.636 ツイラタール・ヴァイス(オーストリア)

 ツイラタールビール会社は,1500年の創業で500年以上の歴史をもち,オーストリアで初めてピルスナービールを醸造した会社だそうです。ツイラタール南部のアルプスの山々からのマイルドな伏流水はビール造りに最適の水とのことですが,酸味の強い濃厚な無濾過ビールなので,水のよさまではわかりませんでした。アルコール度数5%。330ml399円。
☆☆☆(2009.12.17.)
No.637 八ヶ岳タッチダウン・ピルスナー(萌木の村)

 山梨県北杜市清里の地ビールです。淡色麦芽,ザーツ産ホップを使用した下面発酵ビールで,喉ごしがとてもやわらかです。苦味,甘味も抑え気味で,上品な味わいに仕上がっています。上質なピルスナータイプのビールでした。アルコール度数5.5%。330ml480円。
☆☆☆☆(2009.12.20.)
No.638 八ヶ岳タッチダウン・アルト(萌木の村)

 秋・冬季節限定の地ビールです。八ヶ岳ビールの中では,唯一の上面発酵タイプです。クリーミーな泡立ちと褐色のボディが特徴です。ほのかな甘味とキリリとした苦味が絶妙のバランスで,とても飲みやすいビールでした。アルコール度数5.5%。330ml480円。
☆☆☆☆(2009.12.21.)
No.639 八ヶ岳タッチダウン・ドュンケル(萌木の村)

 昼間でも寒い季節になりました。こんな日にぴったりのビールが,ドュンケルタイプです。見た目ほど苦味やコクはなく,スッキリとしたキレのあるビールです。タッチダウンの地ビールは3種類目ですが,どのビールも上品でスッキリした印象です。地ビール特有の泥臭さはなく,洗練された醸造所だと思いました。アルコール度数6%。330ml480円。
☆☆☆☆(2009.12.22.)
No.640 ツィラタール・ピルス(オーストリア)

 オーストリアで最初に醸造されたピルスナービールだそうです。特に特徴はなく,緑の瓶にありがちなごく普通のピルスナータイプでした。価格を考えると,国産のビールで十分だったかなと思います。アルコール度数4.8%。330ml399円。
☆☆☆(2009.12.25.)

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