No.1500 オスカーブルース・デールズ・ペールエール(アメリカ)

 4年前にも飲んでいます。コロラド州にあるオスカーブルース醸造所が造るアメリカン・ペールエール・スタイルの缶ビールです。グラスに注ぐと,琥珀色の液体から,オレンジや松のような香りが立ち上ります。口に含むと,柑橘系ホップのフルーティーで強烈な苦みと,モルトの旨味が襲ってきます。まるでIPAのような濃厚さです。それでいて,スムーズ。ゴクゴク飲めるタイプです。大量のホップが使用されていて,ビタリングにノーザン・ブリュワー,味付けにカスケード,コロンブス,アロマにセンテニアルを使用しています。IBUも65とかなり苦めです。ペールエールの傑作です。アルコール度数6.5%。355ml540円。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2017.8.31.)
No.2383 ソウダストシティ・ゴールデンビーチ・ペールエール(カナダ)

 1年ぶりに飲みました。オンタリオ州にあるソウダストシティ醸造所が造るペールエール・スタイルの缶ビールです。ソウダストシティ醸造所は,伝統的なビアスタイルに敬意を払いながらも,その枠を超えてつくりだすビールにルールはなく,ただ美味しいビールをつくるというコンセプトのみが唯一のルールだそうです。グラスに注ぐと,濁りのあるゴールドの液体。口に含むと,グレープフルーツ・ジュースのようにジューシーで苦みの利いた爽やかな味わいです。このところちょっと涼しい日が続きますが,ゴクゴク飲める夏向きの1本でした。IBU25。アルコール度数4.5%。473ml578円。札幌のえぞ麦酒が輸入しています。
(2017.9.6.)
No.2065 一番搾り・名古屋づくり(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ名古屋づくりを久しぶりに飲みました。これは,一番搾りであってそうでない。全く違う種類のビールと言ってもよいでしょう。一番搾りの最高傑作です。「なごやめしの濃厚な味わいに負けないように。麦の旨みがぎっしり詰まった,味も色もしっかりと濃い一杯に,一番搾り製法で仕上げました。」とのことです。これは本当に旨い。アルコール度数5.5%。麦芽100%。名古屋工場の醸造です。まとめ買いしたいけれど,遠くて買いに行けません。
(2017.9.17.)
No.2069 一番搾り・福岡づくり(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ福岡づくりを久しぶりに飲みました。名古屋づくりのようなインパクトはありませんが,美味しいです。缶の裏面。「地元のことを,福岡の皆様と語り合って生まれた一杯です。福岡の濃い味付けの料理が引き立つように,福岡工場で製麦した県産大麦麦芽を100%使って,力強いうまみを一番搾り製法で引き出しました。仲間を愛する福岡の人が,みんなでワイワイ盛り上がるのにぴったりな一番搾りです。」麦芽100%。アルコール度数5%。
(2017.9.18.)
No.2068 一番搾り・岡山づくり(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ岡山づくりを久しぶりに飲みました。缶の裏面。「雄町米のうまみが冴える,岡山ならではの一杯。地元のことを,岡山の皆様と語り合って生まれた一杯です。岡山の本物の旨さを引き立てる味わいを目指して,素材の旨みを一番搾り製法でていねいに引き出しました。本物を知っている岡山の人に,気の合う仲間と楽しんでほしい上品できりっとした味わいの一番搾りです。」アルコール度数5%。原材料,麦芽,ホップ,米。米を使ったビールはあまり好きではありませんが,この岡山づくりは美味しいです。
(2017.9.22.)
No.1030 ミッケラー・グリーン・ゴールドIPA (デンマーク)

 初めて飲んだミッケラーがこのビールでした。2011年のことです。このビールがミッケラーとの出合のビールになったことは,とても幸せなことです。オイリーで柑橘と松のアロマホップが香ります。ボディがあり,苦味と甘みが絶妙です。ウッディでジューシーなモルトの甘みと香ばしさが見事に融合しています。高価なビールなので,そうそう飲めるビールではないのですが,ラベルが変わったので久しぶりに飲んでみました。やっぱり旨いです。アルコール度数7%。330ml690円。ウィスク・イーが輸入しています。
(2017.9.28.)
No.2721 一番搾り・千葉に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ33本目に飲んだ千葉に乾杯です。取手工場が醸造しています。特に通常の一番搾りと比べて,取り立てることはありません。強いてあげれば,原材料に米を使用している点でしょうか。麦芽100%が主流の近年において,今一つインパクトがありません。お隣の県だし,地元取手工場製造なので,よい評価をしたいところですが,その辺は公正にやりたいと思います。これまでのところ,個人的な順位は,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I愛媛です。アルコール度数5%。
(2017.10.8.)
No.2061 一番搾り・取手づくり(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ34本目に飲みました。我が地元,取手工場が醸造しています。地元びいきのせいか,美味しいです。「地元のことを,いばらきの皆様と語り合って生まれた一杯です。いばらきの豊かで贅沢な食材に合うように,しっかりとした飲みごたえと味わいに,一番搾り製法で仕上げました。ゆったりと心が広いいばらきの人たちに,豊かな自然の中で笑顔溢れるひとときを楽しんでほしい一番搾りです。」とあります。茨城人気質は,ゆったりと心が広いというよりは,のんびりしている割には短気という方が合っているような気がします。
(2017.10.9.)
No.2724 一番搾り・東京に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ35本目に飲みました。横浜工場が醸造しています。シリーズ詰め合わせセットの関東版は,当たりが少ないように思います。全体的に,個性の乏しい一番搾りが多いように思います。しかも12本セットのうち,5本が通常の一番搾りということで,魅力に欠けるセットとなっています。さて,この東京に乾杯も,過去に飲みましたが通常の一番搾りとさして変わらぬ味です。ということで,順位は相変わらず,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I愛媛のままです。関東が1本もありません。
(2017.10.10.)
No.2064 横浜づくり(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ37本目です。関東の詰め合わせセット最後の1本です。グラスに注ぐと,通常より濃い目の液体。アルコール度数も高めの6%。これは旨いです。久しぶりに順位が入れ替わります。名古屋づくりといい勝負です。取りあえず,暫定2位にしておきます。ということで,これまでの順位は,@名古屋A横浜B沖縄C大阪D山梨E宮崎F島根G新潟H香川I静岡ということになりました。関東勢,初のランクインです。麦芽100%。次回から,東北シリーズに突入です。
(2017.10.14.)

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