No.2831 一番搾り・島根に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ27本目は,島根に乾杯です。神戸工場が醸造しています。特徴は,島根県産大麦麦芽のうまみをしっかりと感じながらも,すっきりとした味わいを一番搾り製法で引き立たせましたとのことです。グラスに注いでみると,驚きです。ペールエールのようなブラウンの液体で,通常の一番搾りとは明らかに違います。飲んでみると,旨みが濃いのにスッキリ。これでホップの苦みが強めなら最高なんですが,そうなると一番搾りではなくなってしまうようで,そこのところが微妙です。これは完全にランクインです。これまでの順位は,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I信州となりました。麦芽100%。アルコール度数5%。
(2017.9.24.)
No.2832 ブルワーの悪夢ライIPA(ベアード)

 限定醸造のライ麦を使ったIPAスタイルです。スパイシーで旨みたっぷりのライ麦と,フルーティーで苦みの強いホップのコンビネーションが最高です。さすがベアード,日本のクラフトビールの中では群を抜いた醸造所です。麦芽は,フロアモルテッドピルス,キャラゴールド,ライを使用。ホップは,アメリカ産ソラチエース,ミレニアム,サンティアム,ドイツ産パール,ニュージーランド産ネルソンソーヴィンを使用。久しぶりのベアードビールの新作,美味しくいただきました。IBU75。アルコール度数7%。330ml500円。
(2017.9.24.)
No.2833 一番搾り・鳥取に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ28本目は,鳥取に乾杯です。神戸工場が醸造しています。特徴は,鳥取県産大麦麦芽を活かし,一番搾り製法で麦の濃い旨みを引き出したとのことです。グラスに注いでみると,通常よりやや濃い目の液体。口に含むと,確かに麦の旨みが濃いように思います。ただ,これまでインパクトのある一番搾りを飲んできたせいか,少し違うかなあという程度です。ということで,ランクインならず。これまでの順位は,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I信州と変わりません。麦芽100%。アルコール度数5.5%。
(2017.9.25.)
No.2834 シエラネバダ・オクトーバーフェスト2017(アメリカ)

 カリフォルニア州にあるシエラ・ネバダ醸造所が造る季節限定ビールです。スタイルは,メルツェンです。シエラネバダ醸造所はドイツのブリュワリーとパートナーを組んで季節商品,オクトーバーフェストを毎年秋に醸造しています。今年は1654年に創業したBrauhaus Faust-Miltenbergerとのコラボレーションです。グラスに注ぐと,透き通った深みのある黄金色。口に含むと,ホップの苦みは控えめで,麦の旨みがぎっしり詰まっています。IPAとピルスナーばかり飲んでいる身としては,新鮮な美味しさでした。アルコール度数6.1%。355ml560円。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2017.9.25.)
No.2835 一番搾り・愛媛に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ29本目は,愛媛に乾杯です。名古屋工場が醸造しています。特徴は,一番搾り製法で麦のすっきりとした味わいを引き出し,ほのかに柑橘を感じられる一杯に仕上げたとのことです。グラスに注いでみると,通常のゴールドの液体。口に含むと,ほのかに香るみかんの香り。さすがみかんの名産地。しかしながら柑橘系ホップの強烈なIPA慣れしている私には,いささか物足りない感じです。どうせだったら,ガツンと柑橘系の一番搾りにしてほしかったです。一応,ランクイン。順位は,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I愛媛。麦芽100%。アルコール度数5%。
(2017.9.26.)
No.2836 ベア・リパブリック・エイペックス(アメリカ)

 カリフォルニア州にあるベア・リパブリック醸造所が造る夏限定のダブルIPAスタイルです。毎年使用ホップを変えているそうで,2017年バージョンは,First Gold、Ella、Hallertau Blanc、Hull Melon、Cascadeを使用。グラスに注ぐと,濁りのあるブラウンの液体からトロピカルフルーツやシトラスの香りが漂います。口に含むと,アルコール度数8.25%を全く感じさせないスムーズさです。マンゴー,パイナップル,グレープフルーツ,パパイヤ,松,スギといった強烈な香りと苦みが,モルトの旨味とベストマッチ。これは傑作です。感激しました。値段が高かったけど,買った甲斐がありました。IBU100。355ml700円。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2017.9.25.)
No.2837 一番搾り・徳島に乾杯(キリン)

 一番搾り47都道府県シリーズ30本目は,徳島に乾杯です。神戸工場が醸造しています。特徴は,麦芽をたっぷり使い,一番搾り製法で贅沢な飲みごたえを引き出しつつすっきりとした味わいに仕上げたとのことです。グラスに注いでみると,通常よりもやや濃い目の色合い。味の方も濃い目でいい感じです。とても美味しかったのですが,ランク付けするなら11位ぐらいでしょうか。惜しくもランクインならずということで,順位に変動はありません。順位は,@名古屋A沖縄B大阪C山梨D宮崎E島根F新潟G香川H静岡I愛媛。麦芽100%。アルコール度数5.5%。
(2017.9.27.)
No.2838 伊勢角屋麦酒オータムペールエール(二軒茶屋餅角屋本店)

 お馴染み,三重県伊勢市のクラフトビールです。以下,ラベルの説明より。「ペールエールをベースに秋の季節に合わせて手を加えた限定ビールです。ペールエールよりもフラットな口当たりと,穏やかな香り立ちが飲みやすく感じてただだけますが,フィニッシュには,しっかりした苦みが舌に残ります。この季節,ほろ苦い記憶を想い出させてくれる飲み心地です。」とあります。完璧な説明ですね。まさにその通りのクラフトビールでした。さすが,伊勢角屋麦酒,レベルが違います。感動的なペールエールでした。アルコール度数5%。330ml640円。
(2017.9.27.)
No.2839 コロナド21stアニバーサリーIPA(アメリカ)

 カリフォルニア州にあるコロナド醸造所が造る21周年記念インペリアルIPAです。グラスに注ぐと,クリアなゴールド色の液体から,桃やシトラスなどのフルーツのほか,松,フローラル,ハーブのような香りが立ち上ります。口に含むと,トロピカルフルーツの程よい苦みとモルトの旨味が絶妙です。使用ホップは,シトラ,センテニアル,アザッカです。355ml700円と,かなり高価な缶ビールですが,飲む価値のある強烈な1本でした。アルコール度数8%。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2017.9.28.)
No.2840 ミッケラー・イッツオーライ!ベルジャンワイルド(デンマーク)

 ファントム・ブルワリーのミッケラーが造るベルジャン・ワイルド・エール・スタイルです。ブレタノマイセス酵母を使用した軽やかなベルジャンワイルドエールとのこと。 グラスに注ぐと,ブラウンの濁った液体から,ベルギー・スタイルらしい独特の香りとともに,柑橘系ホップの爽やかな香りが立ち上ります。口に含むと,ベルギー・スタイル独特の味わいながら,ミッケラーらしい個性が光る見事なレシピ。ホップの苦みとモルトの甘みが絶妙です。アルコール度数4%。330ml680円。ウィスク・イーが輸入しています。
(2017.9.29.)

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319.本日のビール(267)No.2831〜2840