No.2681 オールフリー・エクストラ・ホップ(サントリー)

 本日飲み会のために,早帰りしてシャワーを浴びた。そしたらビールが飲みたくなって,飲み会の前にノンアルコール飲料を飲みました。2016年12月6日発売の数量限定オールフリーが冷蔵庫に眠っていたので飲んでみました。オールフリーは,アルコール度数0%,カロリーゼロ,糖質ゼロ,プリン体ゼロの4つのゼロが特徴ですが,この限定商品,粒選り麦芽100%一番麦汁使用,アロマホップ100%使用,天然水仕込はそのままに,ホップ由来の成分をアップさせることで,心地よい苦味に仕上げたとのことです。結論からいえば,普通のオールフリーの方がビールらしくていいと思いました。350ml103円。
(2017.4.28.)
No.2682 のどごしスペシャルタイム(キリン)

 のどごしの新定番商品,2017年4月18日から発売となりました。中身の特徴としては,麦100%の丁寧に造られた上質な味わいをウリにしています。たっぷりとしたうまみと後味の爽快さが両立した,ごくごく飲めるのどごしとのことですが,早速飲んでみます。缶のデザインは,ビールっぽいですが,味はやっぱり新ジャンル。この辺りが限界ですかね。アルコール度数5%。350ml145円。定番として根付くか,微妙なところです。新ジャンルは,キリンは得意でないようです。美味しいビールがあるのだから,ビールづくりに専念した方がいいと思うのですが。
(2017.5.3.)
No.2683 鬼伝説スイート・ストロベリー(わかさいも本舗)

 GWというのに,どこへも出かけず昼間から家飲みです。北海道登別市のクラフトビールです。クラフトビールならではの個性派,フルーツエール・スタイルです。洞爺湖サミットを記念して作られ,豊浦産のいちごをはじめ3種類のいちご果汁を使用しています。グラスに注ぐと,紫芋色素によるピンク色の濁った液体。口に含むと,いちごジャムのような香りと甘み,濃厚です。完全なデザートビールです。それでいて,アルコール度数は6.5%と高めになっていて,気をつけないと大変なことになってしまいます。ちょっと変わったスタイルのビールが飲めるところが,クラフトビールの楽しみでもあります。価格も良心的です。330ml480円。
(2017.5.4.)
No.2684 オークニー・レッド・マクレガー(スコットランド)

 スコットランド北部のオークニー諸島にあるオークニー醸造所が造るレッド・エール・スタイルです。グラスに注ぐと,濁ったブラウンの液体。酵母がたっぷり入っており,濃厚な外観です。口に含むと,いかにもスコットランドらしいウイスキーの樽のような強い香り。チェリーやキャラメルを思わせる複雑な味わい。いい感じです。アルコール度数5.5%とは思えない重厚な1本でした。330ml668円は,ちょっと買うのに勇気がいりましたが,満足の1本でした。ユニオン・リカーズが輸入しています。
(2017.5.4.)
No.2685 スペイ・バレー・スチルマンズIPA(スコットランド)

 スコットランドのスペイサイド,キース地区にあるマイクロ醸造所スペイ・バレーで造られるIPAスタイルです。グラスに注ぐと,濃い目の液体からいかにもスコットランドやしい香りが立ち上ります。口に含むと,スパイシーでフローラルな独特の香りとともに,モルトの旨味が渾然一体となっています。アメリカンIPAとは全く異なるアプローチで,英国風のエール,大人の味といった感じでかなり渋いです。アルコール度数4.6%。330ml658円。なかなか飲む機会のない高額なビールなのでじっくり味わいました。スコッチモルト販売会社が輸入しています。
(2017.5.7.)
No.2686 伊勢角屋麦酒・恋来いみかん(二軒茶屋餅角屋本店)

 次々と新作をリリースする伊勢角屋麦酒の限定セッションエールです。地元三重県産の収穫されたばかりの「はれひめ」「早香」を輪切りにして,まるごと漬け込んでいます。もぎたてみかんのフレッシュでほんのり優しい香りに,ホップからの柑橘系の香りが奥行きを感じさせます。ジュース感は極力抑え,みかん果肉のほんのり優しい甘さの横から,微かな酸みと,内果皮からのポリフェノールのほのかな渋みとクリアなホップの苦みがやってきて,爽やかな後味をもたらします。このあたりのバランス感覚,さすがです。キッチリしたビールに仕上がっています。アルコール度数4%。330ml573円。
(2017.5.8.)
No.2687 リップカレント・ボディーサーフィン・ベルジャン・ブロンド(アメリカ)

 フォール醸造所が造るベルジャン・ブロンド・スタイルです。グラスに注ぐと,透明感のある濃い目のゴールド。口に含むと,柔らかな喉ごしで,酵母由来のパンの香りがします。ホップによる柑橘系フルーツの香りとともに,複雑な味わいとなっています。ベルギー・スタイルではありますが,なんとなくベルジャン・ブロンドというよりは,クリスタル・ヴァイツェンの様な感じです。個性的な1本でした。アルコール度数7%。飲みやすいのにアルコール度数が高めなので,危険です。355ml585円。ビアキャッツが輸入しています。
(2017.5.9.)
No.2688 セブン・シーズ・ボールズ・ディープ・ダブルIPA(アメリカ)

 ワシントン州にあるセブン・シーズ醸造所が造るダブルIPAスタイルです。グラスに注ぐと,赤銅色の少し濁った液体から柑橘系のフルティーな香りが漂います。口に含むと,地元ヤキマ産ホップの苦みとモルトの甘みが濃厚で抜群のバランス。喉ごしは,意外にスッキリしています。IBU84の強烈な苦みのせいで,アルコール度数8.4%を全く感じさせないスムーズさ。ダブルIPAのお手本のような完璧な仕上がりです。美味しくいただきました。エバーグリーン合同会社が輸入しています。355ml686円というのは,かなり勇気のいる高価格だったので購入を迷いましたが,買ってよかったです。
(2017.5.11.)
No.2689 鬼伝説ショコラ・スタウト(わかさいも本舗)

 北海道登別市のクラフトビールです。スタイルは,スイート・スタウト。個人的にはあまり好みのタイプではありません。3種類のチョコレートモルトを使用し,甘みを少し残して仕上げた,チョコレートモルトと軽いホップの香りが心地よく飲み応えのあるビールとのこと。早速飲んでみます。口に含むと,予想に反して,それほど甘くありません。チョコレートという割には,スッキリしています。それでいて,チョコレートの味がしっかり出ています。アルコール度数が6.5%と高めのせいでしょうか。思っていたより,美味しく飲めて満足です。さすが鬼伝説。いい仕事しています。330ml480円。
(2017.5.12.)
No.2690 サウンド・カナシトラ・ペールエール(アメリカ)

 これはアメリカン・ペールエールのお手本のようなビールです。フルーティーな柑橘系の香りと,シトラホップの苦み,モルトの旨味が絶妙のバランスで非の打ち所がありません。醸造元は,サウンドブリュワリー。アメリカのクラフトビールは奥が深いです。アルコール度数5.4%。IBU26。エバーグリーン合同会社が輸入しています。355ml626円は,ちょっと高いと思いますが,価値ある1本です。これまで高価格のビールは敬遠していましたが,たまに贅沢するのもいいかなと思いなおしました。
(2017.5.14.)

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301.本日のビール(252)No.2681〜2690