No.2481 ケルシュ(デビルクラフト)

 一関地ビールフェスティバル2日目。13杯目です。通算28杯目です。限界が近づいてきました。またも味を変えて,ケルシュスタイルです。きわめて普通のビールです。というより,これまで飲んだビールが普通でなかったのかもしれません。久しぶりに飲む淡色系,おいしいです。日本人は,ピルスナーに慣れています。ピルスナーに近いケルシュ・スタイル,なんだか安心する味です。デビルクラフト・ブルワリーは,東京の品川区にあります。クラフトビールとシカゴピザの店を3店,運営しているようです。機会があったら,是非,行ってみたいと思いました。
(2016.8.21.)
No.2482 アメリカン・ゴールデン・エール(かぐあ)

 一関地ビールフェスティバル2日目。14杯目です。通算29杯目です。普通がいいということに気がついて,選択したのは,かぐあのアメリカン・ゴールデン・エール・スタイルです。ホームページによると,東京らしい上質な香りを,カスケードとセンテニアルという2種のアメリカンホップを使用することで表現し,爽やかでドリンカビリティの高いゴールデンエールに仕上げたとのこと。アルコール度数5%。IBU35。飲んでみると,フルーティーでとてもさわやか。うまかったです。かぐあは,自前の醸造所はもっておらず,オリジナルレシピをもとに国内委託醸造所で醸造しています。
(2016.8.21.)
No.2483 牛久ルージュ(合同酒精)

 一関地ビールフェスティバル2日目。15杯目です。通算30杯目です。これで3枚のチケットが終わりになります。最後の1杯は,地元茨城の牛久シャトーカミヤが造るベルジャン・ダーク・スタイルを選択しました。褐色の液体から,ベルギーらしい香りが漂っています。口に含むと,苦手なベルギー系にしてはすっきりしていて飲みやすかったです。次々と新作をリリースする牛久シャトーも目が離せない存在です。本当は,これで終わりにしたかったのですが,帰りの電車までまだまだ時間があります。400円のチケットをバラで購入してもう少し飲むことにしました。
(2016.8.21.)
No.2484 さくらエール(さくら)

 一関地ビールフェスティバル2日目。16杯目です。通算31杯目です。さくらブルワリーは,2015年3月に北上市内で事業を開始したばかりのクラフトビール醸造所です。地元岩手のビールでシメにしようと思いました。さくらエールは,北里大海洋バイオテクノロジー釜石研究所が分離開発した「北上展勝地酵母」が使用されています。麦芽のうまみとホップの苦みがバランスよくシメにふさわしい1杯でした。その後,往生際が悪く,17杯目を追加。個人的に日本一うまいと思っている志賀高原IPAで最後の最後となりました。通算32杯,2日間で約7リットル,我ながらよく飲んだものです。
(2016.8.21.)
No.2485 ラッキー・バケット・ベリー・フロップ・ストロベリー・ブロンド(アメリカ)

 ネブラスカ州にあるラッキー・バケット醸造所が造るブロンド・エールです。アメリカ産の大麦とパシフィック・ノースウエスト産のホップをベースに,カリフォルニアの太陽に育まれたフレッシュなストロベリーをピューレにして使用しています。グラスに注ぐと,黄金色の液体からイチゴの甘い香りが漂います。口に含むと,ライトなボディとイチゴの爽やかな甘酸っぱさがバランスよく,日本のクラフトビールにみられるイチゴを使いすぎてバランスを崩した際物ビールとは全く異なり美味しくいただきました。IBU12。アルコール度数4%。355ml594円。宇都宮市のAQベボリューションが輸入しています。
(2016.8.24.)
No.2486 ニュー・ベルジャン・シトラデリック・タンジェリンIPA(アメリカ)

 ニュー・ベルジャン醸造所が造るオレンジとオレンジピールを使用したIPAです。シトラホップとタンジェリンの皮をメインにしたビールです。使用ホップは,なんと10種類というこだわりようです。(Nugget, Crystal, Centennial, Azzaca, Cascade, Citra, Chinook, Galaxy, Mandarina Bavaria, Simcoe)グラスに注ぐと,薄いオレンジ色の液体から柑橘系の甘い香りが漂います。口に含むと,オレンジやグレープフルーツの柑橘系フルーツの味わいとともに,ホップの心地よい苦みが爽やかに口内を駆け抜けます。IPAというよりは,ホワイトエールに近い爽快感です。アルコール度数6%。IBU50。355ml555円。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2016.8.25.)
No.2487 エピック・タート・ジューシー・サワーIPA(アメリカ)

 ユタ州にあるエピック醸造所が造るサワーIPAというちょっと変わったスタイルの缶ビールです。予備知識なしで購入し,缶のデザインからオレンジを思わせる柑橘系ホップの利いたIPAなのかなと思っていました。飲んでみてびっくり,これは単なるIPAではありません。グラスに注ぐと,オレンジ色の液体から柑橘系ホップのいい香りが漂います。口に含むと,強烈な酸味にノックアウト。調べてみると,サワーとIPAのハイブリッドビールで,シトラ,アマリロホップが生み出すジューシー感とケトルサワリングによる爽やかな酸味が特徴のようです。正直,初めての味で斬新すぎてついて行けない感じです。アルコール度数4.5%。355ml621円。宇都宮のAQベボリューションが輸入しています。
(2016.8.26.)
No.2488 パラレル49ソルティー・スコット・シーソルト・カラメル・スコッチエール(カナダ)

 パラレル49醸造所が造る超個性的なクラフトビールです。スタイルは,シーソルト・カラメル・スコッチエールとでも言うのでしょうか,初めて飲むスタイルです。缶のデザインは,なかなかいかしています。早速飲んでみます。グラスに注ぐと,濃い目のブラウンの液体から,甘い香りが漂います。口に含むと,カラメルの甘みが支配的ですが,後味に塩分が感じられ甘ったるい感じではありません。不思議な味です。ベースはスコッチ・エールですが,カラメルの甘みと塩のしょっぱさが時間差で襲ってきます。融合はしていません。クラフトビールならではの野心作でした。IBU17。アルコール度数7.5%。355ml546円。
(2016.8.28.)
No.2489 ブリュードッグ・キングピン(スコットランド)

 ブリュードック醸造所が造るラガー・スタイルです。過去にも,77ラガー,フェイクラガー,ディス・イズ・ラガーとラガー・スタイルをリリースしてきましたが,その完成版とのこと。期待させます。グラスに注ぐと,缶のデザインそのもののオレンジ色の液体です。口に含むと,麦の旨みをしっかりと感じます。IBU40とのことですが,ホップの苦みはそれほど感じません。ホップにこだわり続けたブリュードックの麦にこだわった1本というところでしょうか。個人的には,ブリュードッグの真骨頂はIPAかな。少し物足りなく感じました。アルコール度数4.7%。330ml378円。ウィスク・イーが輸入しています。
(2016.8.29.)
No.2490 ブリュードッグ・ブラック・ハマー・ブラックIPA(スコットランド)

 昨日に続き,ブリュードッグ醸造所の缶ビールです。ジャックハマーの派生型の商品第2弾です。ジャックハマーがエクストラペールモルトのみなのに対し,ブラックハマーでは「ダークモルト」を使用しています。グラスに注ぐと,濃厚な漆黒の液体から,トロピカルフルーツのフルーティーな香りが立ち上ります。口に含むと,グレープフルーツや松の苦みを感じます。強烈な苦みです。IBUは,200以上という信じられない数値です。モルトの甘みは全く感じられません。あくまでもホップの苦みで飲ませる傑作です。久しぶりに感動しました。1バッチ限定とのこと,非常に残念です。アルコール度数7.2%。330ml510円。
(2016.8.30.)

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277.本日のビール(232)No.2481〜2490