No.2471 IGA(胎内)

 一関地ビールフェスティバル2日目。3杯目です。通算18杯目です。新潟県胎内市の胎内高原ビールが造る限定醸造です。IGAは,インディア・ゴールデン・エールの略で,セッションIPAに近いスタイルです。爽やかなゴールデンカラーの液体から,柑橘系ホップの香りが漂います。使用ホップは,アメリカ産アマリロとニュージーランド産モツエカを使用。IBUは55です。口に含むと,思ったほど苦みは強くありません。柑橘系のフルーティーな爽快感がいい感じです。夏にぴったりのドライな喉ごしです。観光地のクラフトビールにしてはかなりの実力です。美味しかったです。
(2016.8.21.)
No.2472 ペールエール(さくら)

 一関地ビールフェスティバル2日目。4杯目です。通算19杯目です。再び岩手県北上市のさくらブルワリーです。とりあえず,初めての醸造所なので全種類飲んでみたいのですが順番に,ペールエールスタイルを選択。口に含むと,何となく麦茶っぽい。IPAばかり飲んでいるので,薄く感じたのかも知れません。ちょっと甘苦い感じが今一つでした。IPAが傑作だっただけに期待しすぎたようです。なお,さくらブルワリーでは,今回の一関地ビールフェスティバルに向けて630リットル準備したそうで,大変な意気込みです。次に期待したいと思います。
(2016.8.21.)
No.2473 セッションIPA(ヤッホーブルーイング)

 一関地ビールフェスティバル2日目。5杯目です。通算20杯目です。2015年夏季限定発売となったセッションIPAの再登場です。アロマは,マスカットやパイナップル,グレープフルーツを思わせるフルーティーな香り。口に含むと,香り通り強いホップと共に程よいモルトの旨み,後味は強いホップの苦味が残ります。これは傑作ですね。こんな暑い日には昼間から飲むのにぴったり。感激しました。さすがよなよなです。アルコール度数は「水曜日のネコ」より低い4.5%です。インドの青鬼,よなよなエールより旨いかも知れません。
(2016.8.21.)
No.2474 ササニシキIPA(仙南クラフト)

 一関地ビールフェスティバル2日目。6杯目です。通算21杯目です。宮城県角田市の仙南クラフトビールが造るIPAスタイルです。宮城仙南クラフトビールは,JAが経営しているので,原材料にはこだわりがあるのだと思います。IPAなのに今では稀少となった宮城が誇るササニシキ米を副原料に使用しています。使用ホップは,シトラとシムコーです。口に含むと,思ったほどホップの苦みはきつくありません。どちらかというと米の甘みが勝っている感じです。IPAらしくないIPAです。まあ,これもクラフトビールの面白さといえば個性的でいいかもしれません。個人的にはあまり好みではありませんでした。
(2016.8.21.)
No.2475 マイルドエール(さくら)

 一関地ビールフェスティバル2日目。7杯目です。通算22杯目です。岩手に来たら岩手のビールを飲まないとということで,またも北上市のさくらブルワリーです。北上市は,桜の名所として有名なところだそうです。特に,北上川の東岸「北上展勝地」は,ソメイヨシノやヤエザクラが河岸一帯を覆い尽くし,壮観な眺めとのこと。そんな北上の地で生まれたブルワリーなので,さくらブルワリーと名付けたそうです。たぶん,桜を見に行く機会はないだろうけれど,さくらブルワリーには行ってみたいものです。スティーブンさんの造るビール,とても美味しいです。マイルドという割には,意外にドライな喉ごしで,バランスのよい上品な1杯でした。
(2016.8.21.)
No.2476 IBA印旛(ロコビア)

 一関地ビールフェスティバル2日目。8杯目です。通算23杯目です。そろそろ酔ってきました。ちょっと味を変えて,インディア・ブラック・エール・スタイルをチョイス。千葉県佐倉市のロコビアが造る黒ビールです。アルコール度数は6%と普通ですが,IBUが90と半端ではありません。口に含むと,思ったより苦みは感じません。コーヒーのような甘い苦みです。濃厚な味わい深い1杯で,真夏に飲むより冬に飲みたい感じです。印旛沼InBAと洒落ていますが,洒落にならない硬派です。しっかり味わっていただきました。
(2016.8.21.)
No.2477 ベルジャン・ゴールデン・エール(ヤッホーブルーイング)

 一関地ビールフェスティバル2日目。9杯目です。通算24杯目です。再び軽井沢のヤッホーブルーイングへ。ほとんど図書館下駐車場で過ごしています。文化センター前は日差しがきつくて暑いです。図書館下は,端に陣取ったので風も抜けて涼しいです。2016年のシーズナル,ベルジャンゴールデンエール・スタイルです。完熟したマンゴーやバナナのような爽やかな香り,口に含むと,ベルギーらしい優しい甘みが広がります。これだけ旨いビールは,ベルギーにもないのではないでしょうか。さすがです。IBU20。アルコール度数は,意外にも7%あるので要注意です。
(2016.8.21.)
No.2478 青リンゴ(エチゴ)

 一関地ビールフェスティバル2日目。10杯目です。通算25杯目です。本日も2リットルに達しましたので,このへんで一休み。新潟のエチゴビールが造るフルーツビール。青リンゴです。その名の通り,スッキリした青リンゴジュースのようで,これはこれで結構旨いです。とても爽やかです。ホップの苦みに飽きてきたときには,最適です。際物系ではありません。しっかりしたクラフトビールでした。これにて,リセットして次に進みます。あと何杯飲めるか分かりませんが,図書館下駐車場を拠点に飲んだことのないビールを中心にチョイスしていきたいと思います。
(2016.8.21.)
No.2479 女川ホップ・ペール(仙南クラフト)

 一関地ビールフェスティバル2日目。11杯目です。通算26杯目です。宮城県角田市の仙南クラフトビールと,宮城県女川町にあるビアバー「ガル屋」とのコラボビールです。ホップの花言葉は「希望」,被災地の迅速な復興を願い醸造したとのことです。ブラウンの濁った液体。口に含むと,IBU30とは思えないIPA並の苦さ。青リンゴの後に飲んだからそう感じるのかも知れませんが,これは旨いです。ホップの華やかな香りと苦み,麦芽の旨みが見事に融合しています。なかなかの傑作だと思います。アルコール度数5.5%。
(2016.8.21.)
No.2480 ヴァイツェン(さくら)

 一関地ビールフェスティバル2日目。12杯目です。通算27杯目です。エール系が続いているので,この辺でまたまた味を変えて,ドイツスタイルのヴァイツェンをチョイスしました。濁りのあるすっきり系です。さっぱりしていておいしいです。IPAが好きだからといって,そればかり飲んでいたら飽きます。このような味を変える選択は,おいしく飲むためにはいい方法です。しかも,これまで飲んだことない新進気鋭のさくらブルワリーですから,見事にはまりました。新しいスタイルを次々醸造するようなので,今後が楽しみです。
(2016.8.21.)

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276.本日のビール(231)No.2471〜2480