No.2351 ファームハウスセゾン(合同酒精)

 牛久の地ビール祭り,2杯目も新作のファームハウスセゾンです。16種類のスタイルの中から,飲んだことのない新作から攻め込んでいます。とは言っても,あまり好きなスタイルではないので,小カップ(250円)たぶん200mlにしました。ベルギーセゾン酵母,アメリカ産ホップ,牛久産小麦やライ麦麦芽を使用しています。ベルギーらしいフルーティーな香りと酸味が爽やかで,想像したより美味しくいただきました。大カップにすればよかったかなと少し後悔しました。昼間に飲むにはいい感じです。
(2016.5.3.)
No.2352 バーレイワイン2014(合同酒精)

 牛久の地ビール祭りが続きます。16種類の中で,一番のお気に入りはIPLです。IPLを何杯かいただいた後,飲んだことのないスタイルをと選んだのが,バーレイワイン2014です。当日お楽しみのシークレットビールということで,小カップのみの販売でした。好みのスタイルではないのですが,飲んだことのないビール優先ということで,IPLに飽きてきたところでいただきました。アルコール度数9%の強烈な1杯でしたが,意外にスムーズ。しかしながら昼間から飲むビールではないなというのが率直な感想です。ガツンと来る重量感のある1杯でした。
(2016.5.3.)
No.2353 チョンマゲ・ペールエール(山口萩ビール)

 山口県萩市のクラフトビールです。グラスに注ぐと,薄い麦茶のような透明感のあるブラウンの液体。泡立ちは今一つ。口に含むと,見た目通り,薄いです。ホップの苦みも弱く,さらりとしたドライな喉ごしです。アメリカンスタイルを飲み慣れている私には,かなり物足りない1本でした。全体としては,見た目の通り薄い麦茶のような印象ですが,個性といえば個性的ではあります。人によってはとても美味しいビールと感じると思います。好みの分かれるところです。特筆すべきは,価格です。330ml387円は,日本のクラフトビールの中ではかなりの安さです。アルコール度数5%。
(2016.5.4.)
No.2354 チョンマゲ・アルト(山口萩ビール)

 山口県萩市のクラフトビール2本目です。ドイツ・デュッセンドルフやシェンスターで古くから親しまれいてるアルトビールをイメージし,カラメル麦芽と淡色麦芽を使い上面発酵でオリジナルアルト醸造をしたとのことです。グラスに注ぐと,色はかなり濃い目で,デュンケルのようなダークブラウン。口に含むと,優しいカラメルの香ばしい味わい。普通に美味しいです。前日のペールエールがかなりのインパクトだったので,期待しましたが,ごく普通で驚きはありません。安心して飲める格安クラフトビールです。アルコール度数5%。330ml387円。
(2016.5.5.)
No.2355 チョンマゲ麦酒・文と萩物語(山口萩ビール)

 山口県萩市のクラフトビール3本目です。NHKの大河ドラマに合わせたラベルのピルスナー・スタイルです。NHKの大河ドラマを含めて,連続ドラマは観る習慣がありません。時間的な余裕がないのと,次の週までストーリーを覚えていられないのが観ない理由です。グラスに注ぐと,ピルスナーゴールドというネーミングの割には,ブラウンがかった薄めの液体。口に含むと,見た目の通りかなりの薄味です。価格が安いので,原材料の使用量を抑えているのでしょうか。さっぱりしたビールが好きな方にはいいと思いますが,私には薄すぎました。アルコール度数5%。330ml409円。お取り寄せで飲むビールではなく,観光地のビールといったところでしょうか。
(2016.5.5.)
No.2356 チョンマゲ・ウィート(山口萩ビール)

 山口県萩市のクラフトビール4本目,最後です。小麦麦芽を50%以上使用したウィートエール・スタイルです。グラスに注ぐと,濁りのある液体からフルーティーな香りが漂います。口に含むと,爽やかで酸味のある柔らかな喉ごし。普通に美味しいです。4本飲んでみて気に入ったのは,アルトとこのウィートです。全体としては,観光地の地ビール,お土産ビールの域を出ていないかなという印象です。わざわざ取り寄せて飲むほどでもなかったかなという感じです。現地で飲めばもっと美味しいのだと思います。この手のビールは生き残りが難しいのですが,価格が安いので人気があるのだと思います。アルコール度数5%。330ml387円。
(2016.5.6.)
No.2357 スカトルバット・トランジスタIPA(アメリカ)

 ワシントン州にあるスカトルバット醸造所が造るIPAです。このビールは,地元で人気のラジオ局KEXPとのコラボ・ビールとなっています。グラスに注ぐと,美しい金色で,ウッディ&フローラルアロマのホップが香ります。口に含むと,コロンブス,チヌーク,グレーシャー,ナゲットといったホップの苦みが支配的です。喉ごしは,意外にドライです。いろいろ飲んでも,やっぱりアメリカンIPAが一番の好みです。こんなビールが飲めるのは,とても幸せな時代だとしみじみ思います。IBU68。アルコール度数5.6%。355ml505円。エバーグリーン合同会社が輸入しています。
(2016.5.6.)
No.2358 ワイ・マーケット・ブルーイング・セッションIPL(DHC)

 名古屋にあるワイ・マーケット・ブルーイングが,OEM商品として,自社とは勝手も設備の癖も得意分野も違うなか,数銘柄のプロトタイプを経て,ワイマーケットらしさを最高の形で表現出来る本番レシピの望んだボトルビールとのこと。選んだスタイルは軽やかでドリンカブルなセッションIPL。軽やかでドリンカブル。程よい麦芽のキャラクターとワイマーケットがメインホップとして使用するシトラ,シムコー,モザイクのコンビネージョンによる圧倒的なホップ感。IBU55.3。強い香りが印象的です。グランドキリンのIPL版といったところでしょうか。うまいです。アルコール度数4.5%。330ml540円。
(2016.5.8.)
No.2359 伊勢角屋麦酒・はなきん・かーねーしょん(二軒茶屋餅角屋本店)

 農大花酵母使用ビール「はなきんせぞん」,「はなきんるーじゅ」,「はなきんぶろんど」,「はなきんさくら」に続く第5弾,カーネーションの花酵母を使用した限定フルーツビールです。温州みかん・伊予柑・サンフルーツの果汁からの優しく甘い香りと,ホップのもたらすクリアな柑橘香,花酵母からの日本酒の吟醸香を想像させる,洋ナシやバナナの柔らかなフルーティーな香りが特徴です。口に含むと,柑橘系フルーツの酸味が支配的で,ビアカクテルのようです。アルコール度数が4%と抑えめなので,爽やかさ抜群でスッキリと喉を通過します。個人的には,もう少し苦みがあってもいいかなと思いました。330ml559円。
(2016.5.9.)
No.2360 ヴィクトリー・バイタルIPA(アメリカ)

 ペンシルバニア州にあるヴィクトリー醸造所が,イタリア製の缶ビール設備を導入して醸造したIPAスタイルの缶ビールです。以下,販売店より。「美しいゴールデンカラーにフレッシュでフルーティかつホッピーなアロマ。ピルスナーモルトから来るアーシーなフレーバー。現代的ホップのシムコーやシトラ由来のパイニーでシトラシー,スパイシーな味わい。そして重要なのがもう1口飲みたいと喉の渇きを誘うクリスプで苦味のあるフィニッシュ。缶で楽しむ最適で最高のモダンIPAが仕上がりました。」王道のIPAです。旨いです。アルコール度数6.5%。355ml594円。
(2016.5.10.)

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261.本日のビール(219)No.2351〜2360