No.2331 ケンタッキー・エール(アメリカ)

 近所のスーパーで見つけた見慣れないビール。ネットで調べてみても,あまり情報がありません。英語は分からないので,海外サイトの紹介文をヤフー翻訳してみたら,「我々のマスター・ブリューワーズは,ケンタッキー・エイルを2つの古典的なビールのスタイル,アイルランドの赤いエイルとイギリスのビールの間の結婚と言います。色で琥珀に点火してください,ケンタッキー・エイルは豊かな,円滑な味覚のために輸入されたモルトとひとつまみの小麦モルトを選ぶためにそのユニークな体と性格に恩があります。」といった感じで何のことやら。飲んだ感想は,標準的なアメリカンペールエールでした。アルコール度数5.3%。355ml578円。ユーラシアトレーディングが輸入しています。
(2016.4.12.)
No.2332 ケンタッキー・バーボン・バレル・エール(アメリカ)

 昨日に続き,よくわからないケンタッキー州にあるオルテックス・レキシントン醸造所が造るストロング・エール・スタイルです。バーボン熟成に使われたオーク樽の中で6週間熟成されたビールとのことで,バーボンの香りがアクセントになっています。バーレイワインに近い印象です。当然ウイスキーよりもホップの香りが勝っていますので,いいバランスです。アルコール度数は8.2%と高めですが,それを全く感じさせない危険なビールでした。美味しくいただきました。355ml598円。ユーラシアトレーディングが輸入しています。
(2016.4.13.)
No.2333 宮島ビール・カラメルブロンド(新潟麦酒)

 広島の宮島ビールがプロデュースし,新潟麦酒が受注生産した缶ビールです。仕込み水の一部に世界遺産登録されている宮島・弥山原始林に育まれた「霊水」を使用しているとのことです。また,通常のケルシュに比べてモルトを多く使用し,ドイツ・ケルン地方に受け継がれてきた伝統的製法で造られています。口に含むと,クラフトビールらしいある意味洗練されていない味わいがいい感じです。モルトの旨味とコクがしっかりした旨みたっぷりのビールでした。アルコール度数4.5%。330ml518円は,クラフトビールとしては,割高感が気になるところです。
(2016.4.14.)
No.2334 ホワイトエール(網走ビール)

 北海道網走市の網走ビールが造る新商品です。原材料に,網走産の小麦「きたほなみ」,ホップ,オレンジピール,コリアンダーシードを使用したホワイトエール・スタイルです。缶のデザインが,サッポロ黒ラベル風で,目立ちません。近所のイトーヨーカ堂で買ったのですが,危うく見逃すところでした。早速飲んでみます。口に含むと,爽やかでフルーティーな心地よい春の風が吹き抜けています。正統派のホワイトエールです。最高のバランスに仕上がっています。網走ビール,いい仕事しています。スッキリとしているのに柔らかな喉ごし,おすすめです。アルコール度数4.5%。350ml345円。
(2016.4.15.)
No.2335 on the cloud(キリン)

 大手のキリンが造るクラフトビール。6本セットで,送料無料2332円だったので買ってみました。1本目。メーカー解説より。「雲の上はいつも晴れ。スプリングバレーブルワリーが提唱するこれからの時代のためのスタンダード。大麦に加え,小麦を一部使うことで醸し出される柔らかさと,ネルソンソーヴィンホップと上面発酵による白ワインのようなフルーティーな香りが楽しめます。誰でも気軽に楽しめる,爽やかな味わいと,華やかでみずみずしい香りが明るい気持ちにしてくれます。」いやあ,1本目から旨いです。参りました。さすがキリンです。麦芽の旨味とホップのフルーティーな香りが絶妙です。アルコール度数5.5%。330ml。
(2016.4.16.)
No.2336 COPELAND(キリン)

 スプリングバレー2本目です。メーカー解説より。「あなたの立ち返る場所は、どこですか。日本のビール産業の祖,スプリングバレーブルワリーの創設者,W.コープランドの名を冠した,新次元のピルスナー。一杯目にはもちろん,他のビールを楽しんだ後にもまたもう一杯飲みたくなる立ち返る場所となるビール。麦芽の旨味と甘味,アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和した味わいです。」これまた昨日に続き,傑作ですね。キリンが本気でクラフトビールを造ると,ここまで凄いという,まさに完璧な1本でした。幸せです。アルコール度数5.5%。330ml。1本あたり389円。
(2016.4.17.)
No.2337 496(キリン)

 スプリングバレー3本目です。メーカー解説より。「それは欲望という名のビール。ビールの無限の可能性を追求した,既存のどのビアスタイルにも属さない,スプリングバレーブルワリーのフラッグシップビール。究極のバランスで,強い個性と飲みやすさを両立。エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ,IPAのように濃密なホップ感。甘味・酸味・苦味の究極のバランスと深い余韻が楽しめます。」これは,近年にない大傑作です。オラホのキャプテンクロウ以来の感動です。これはまとめ買いしないといけません。毎日このビールだけ飲んでいたい。アルコール度数6.5%。
(2016.4.18.)
No.2338 In the Dark(キリン)

 スプリングバレー4本目です。メーカー解説より。「暗闇の中に見えるもの。スプリングバレーブルワリーが切り開く,これまでの黒ビールとは一線を画す異次元の濃色ビール。ロースト感や渋みを抑え,柔らかな甘味と上質な苦味を引き出すことで,味のふくよかさと飲みやすさを兼ね備えました。質の良い苦味と豊かな味わいが,食事の味をさらに引き立てます。」これまでの3本に比べると,インパクトは弱いです。黒系のビールは,何を飲んでもだいたい美味しいです。そんなにはずれもないけれど,大当たりもないというイメージです。ラーメンでいうと,店によってはずれが少ない味噌ラーメンみたいなものです。アルコール度数6%。原材料は,麦芽・ホップ・糖類(砂糖・乳糖)です。
(2016.4.19.)
No.2339 JAZZBERRY(キリン)

 スプリングバレー5本目です。メーカー解説より。「遊び心を支えるもの。スプリングバレーブルワリーの醸造家の自由な発想と遊び心,そしてそれを支える技術によって生み出されたフルーツビールタイプ。ラズベリー果汁を加えて醸造した爽やかな飲み口と,華やかなルビー色の液色が特徴。フルーティーなホップ香とほのかなラズベリーの香りの調和した個性的な味わいで,肉やシーフードなど食事にも合います。」ほかのフルーツビールに比べると,甘みをぐっと抑えています。その点が評価できます。原材料は,麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・ラズベリーで,発泡酒扱いです。アルコール度数5%。
(2016.4.20.)
No.2340 Daydream(キリン)

 スプリングバレー最後,6本目です。メーカー解説より。「夢想家が見つけた日本。スプリングバレーブルワリーの醸造家が,型にとらわれず,日本に馴染み深いゆずや山椒などユニークな和素材を使うことに挑んだ,ジャパニーズホワイトとも呼ぶべきホワイトビールタイプ。個性的な香りと繊細さがクセになる味わいは,和食に合わせても楽しめます。」原材料は,麦芽(小麦麦芽・大麦麦芽)・ホップ・糖類(乳糖) ・ゆずピール・山椒となっていますが,ゆずや山椒はあくまでも脇役で,前面に出てきません。その点が,さすがのレシピです。上品で,バランスのよいホワイトビールでした。アルコール度数5%。
(2016.4.21.)

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259.本日のビール(217)No.2331〜2340