No.1930 一番搾り#9261(キリン)

 「一番搾り」を飲み比べできる“利き”「一番搾り」セットのキャンペーン限定醸造非売品です。中身は,一番搾りプレミアムです。付属のアンサーブックによれば,「使用しているホップは,秋田県大雄産かいこがねです。春先に咲く沈丁花のような,個性を主張しながらも気品のある華やかな香りです。グレープフルーツやシトラスを思わせる香りで,どこか贅沢な気分を感じさせてくれます。いつもの一番搾りに使っているホップの香りを,さらに際立たせたイメージです。」とのことです。久しぶりに飲みましたが,うまいですね。アルコール度数5.5%。330ml。
(2015.12.7.)
No.1929 キャプテンクロウ(オラホビール)

 こんなに安くてうまいクラフトビールがあるなんて。最初の衝撃が大きく,ケース買いを繰り返し,すっかり我が家の定番ビールになりました。その後,品切れとなり,がっかりしていたところ,再発売されたのでまたまたケース買い。ところが,味が変わってしまったようです。強烈だったホップの苦みは控えめになり,香りが強くなったようです。レシピが変わったのでしょうか。個人的には,前のヴァージョンの方が好きだったのですが,残念です。好みの問題なので,新しいヴァージョンの方がいいという方もいると思いますが,我が家の定番は,よなよなエールに戻ってしまいました。
(2015.12.8.)
No.2061 一番搾り・取手づくりVer.2(キリン)

 取手づくりが好評につき,12月1日から再発売されました。取手づくり第2弾は,第1弾の取手づくりの味を継承しつつ,地元の冬の食卓を彩ることを新たなテーマとして,開発されました。第1弾と基本の味覚は変えず,麦汁を作る過程で温度と時間をコントロールしてアミノ酸をたくさん作り,麦のうまみを引き出したとのことです。冬の食卓に合うように,より豊かな味わいと香りに仕上げられています。第1弾は8月末までの販売総量が450キロリットルと計画の3倍に達したそうです。第2弾は来年1月中旬まで販売する予定とのこと。アルコール度数5.5%。近所のスーパーにて購入しました。350ml170円。
(2015.12.13.)
No.2064 一番搾り横浜づくり(キリン)

 キリンビール横浜工場とキリンビールマーケティング横浜支社は,2015年12月1日から「一番搾り 横浜づくり 横浜工場限定醸造」を地域限定で発売しました。昨年5月に販売した限定醸造が好調のため発売された第2弾です。今回は,「地元の冬の食卓を彩る」を新たなテーマに設定しています。横浜工場の醸造長が5種類のホップを使い,アルコール度数を6%と高めにする一方,一番搾り製法を使い飲みやすく仕上げています。これは,傑作ですね。取手づくりより,ずっと美味しいです。一番搾りを越えた深い味わいです。近所に売っていないのが残念。
(2016.1.14.)
No.647 ピーチエール(福島路ビール)

 2010年にブルワリーで購入し,不動湯温泉で飲んで以来,久々に飲んでみました。購入したのは,塩原の「やまや」です。以前とラベルが変わっていました。このビールは,
福島の特産品の桃を使用しているフルーツビールです。福島県産米の「ひとめぼれ」と県オリジナル酵母である「うつくしま夢酵母」を使用しています。上面発酵で造られており,吟醸酒の香りとまろやかな口当たりが特徴的です。よくあるフルーツビールのように,ジュースのようではなく,しっかりしたビールテイストに,ほのかに桃の香りするのが,いいです。アルコール度数5%。330ml617円。ちょっと高いです。
(2016.1.11.)
No.1240 林檎のラガー(福島路ビール)

 福島県福島市の福島路ビールが造る福島県産の果物を使ったフルーツビールです。2013年に,一関地ビールフェスティバルで飲んで以来です。今回は瓶ビールです。 震災直後は,県内の果樹農家は風評被害で販路を失って,生産の8割を捨てざるを得ない状況にあったそうです。そこで地元ビールと果樹農家がタッグを組んで取り組んだのが,この果物の果汁を生かしたフルーツビールです。林檎は,フジがいいとか陽光がいいとかいろいろありますが,基本的には農家さんがいま出したい果物を買うというスタンスをとっているそうです。果実は糖分や香りなどばらつきがあり,一関で飲んだものと同じかどうかは疑問です。どちらにしても,すり下ろし林檎のような味わいがとてもいい感じのビールでした。アルコール度数6%。330ml617円。
(2016.2.6.)
No.1251 ヴァイツェン(富士桜高原麦酒)

 ダイソーで買ったお気に入りのビールグラスを誤って割ってしまいました。本日は,急遽登場のシャトーカミヤ・オリジナルグラスです。本日のビールは,以前,一関地ビールフェスティバルで飲んだことのある富士桜高原麦酒のヴァイツェン・スタイルです。地ビールフェスティバルでは,気持ちも高ぶり冷静さも失っているし,大量に飲んでいるので正確な味の評価ができません。こうして家で,瓶ビールをじっくり味わってみると,このビールがいかに美味しいビールなのかがよく分かります。小麦麦芽と上面酵母による濁りとフルーティーな香り,上品な味でした。秀作です。アルコール度数5.5%。330ml通販で送料込み4本1900円。
(2016.2.15.)
No.1020 スケアクロウ(イギリス)

 ウィッチウッド醸造所が造るオーガニック・ペールエールです。この醸造所は,1983年ウィッチウッドの森の外れにあるオックスフォード州ウイットニーの美しい町コッツウォルドに,誕生しました。ビールに対する情熱が驚くほどに熱い無骨な二人の男によって創設され,イギリスでは認知度の高い醸造所となっているそうです。やまやで,500ml537円でしたが,賞味期限間近ということで,160円引きでした。嬉しいです。賞味期限が迫っていても,何の問題もありません。多少味が変わっていても,鮮度を要求される生ビールではないので,これはこれで美味しいものです。ありがたくいただきました。アルコール度数4.7%。久しぶりのイギリスビールにうっとりしました。
(2016.2.17.)
No.1007 牛久IPA(合同酒精)

 久しぶりに牛久のシャトーカミヤでIPAを買ってみました。改めて飲んでみると,グレープフルーツのようなシトラスの爽やかな香りにノックアウトです。バランスも最高です。今まで日本一旨いIPAは,志賀高原ビールと思っていましたが,牛久のIPAもなかなかのものです。我が家から一番近い醸造所にこんな旨いビールがあるなんて,灯台もと暗しとはこのことです。唯一残念なのは,季節限定ということです。毎日飲みたい旨さです。アルコール度数7%を全く感じさせないゴクゴク飲める傑作です。500ml700円。
(2016.2.24.)
No.2 ヒューガルデン・ホワイト(ベルギー)

 久しぶりにヒューガルデンホワイトを飲んでみました。私が,輸入ビールに填るきっかけになったビールです。先日飲んだ牛久ホワイトが,あまりにも美味しかったので,どっちが旨いか飲み比べてみたのです。結果は,牛久ホワイトの圧勝です。ベルギー伝統のヒューガルデン・ホワイトは,それなりに美味しいビールですが,時代は日々進んでいます。伝統の味が,新しい味に敗れてしまうのは仕方のないことだと思います。それでも,伝統の味を守り続けていって欲しいヒューガルデン・ホワイトでした。アルコール度数4.9%。330ml328円。アサヒビールが輸入しています。
(2016.2.28.)

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