No.2251 米麦酒(福島路ビール)

 福島県福島市の福島路ビールが造るフリースタイル・ライトラガーの瓶ビールです。マイビールと読むそうです。塩原のやまやで購入しました。グラスに注ぐと,濁りのある黄金色の液体です。このビールは,福島県産米「ひとめぼれ」と県オリジナル清酒酵母「うつくしま夢酵母」を使用しています。吟醸酒の香りとまろやかな口当たりが特徴とのことですが,原材料に米を使うのは,どうも好きになれません。早速飲んでみます。口に含むと,意外にも米の甘みやドライな喉ごしはあまり感じません。まろやかで芳醇なピルスナーといった感じで美味しいです。米に対する偏見があったようです。日本のクラフトビールらしい完成度の高い1本でした。アルコール度数5%。330ml617円。ちょっと高いですね。
(2016.1.16.)
No.2252 トゥー・ビアーズ・デイ・ハイク(アメリカ)

 本日休日出勤。家に帰って風呂上がりに飲んだのがこのビール。ワシントン州にあるトゥー・ビアーズ醸造所が造るセッション・エール・スタイルの缶ビールです。グラスに注ぐと,濁りのある黄金色の液体。爽やかなシトラスの香りが漂います。口に含むと,オレンジジュースのような柑橘系の酸味と,麦の旨みが絶妙のバランスです。レモンピールを使用しているそうですが,レモンというよりは熟した柑橘系の香りです。サマーシーズナルにはもったいない,冬でもいける味わい深いそれでいて爽快なゴクゴク飲める美味しいビールでした。IBU41。アルコール度数4.1%。355ml498円。エバーグリーン合同会社が輸入しています。
(2016.1.17.)
No.2253 なつはぜふるーてぃエール(福島路ビール)

 福島市の福島路ビールが造るフルーツビールです。ブルーベリーを思わせる,爽やかで甘酸っぱい「なつはぜ」という果汁を加えています。ブルーベリーと同じツツジ科スノキ属の植物で,漢字では「夏櫨」と書きます。た地ビールです。ブルーベリーの数十倍ものアントシアニンが含まれているそうです。早速飲んでみます。グラスに注ぐと,嫌な予感がするピンク色の液体。口に含むと,確かにブルーベリーのようですが,アセロラのようでもありベリー系の味が全体を支配しています。地ビールらしい個性的な1本でした。アルコール度数5.5%。330ml617円。
(2016.1.17.)
No.2254 金沢百万石ビール・ペールエール(わくわく手づくりファーム川北)

 石川県川北町のわくわく手づくりファーム川北が造るペールエール・スタイルの缶ビールです。原料の麦芽は地元産六条大麦,白山の伏流水を使用しています。特徴としては,高ギャバ製法麦芽を使用している点にあるようです。ギャバの正式名称は,ガンマ−アミノ酪酸です。脳内の血流を高め,酸素供給量を増やしたり,脳細胞の代謝機能を高める働きがあるそうです。ギャバが不足すると,イライラしたり体調不良にもつながるので,現代人には,必要な成分として注目されています。他にも,血圧上昇を抑える作用,中性脂肪を抑える,腎臓・肝臓の働きを高めるなど,さまざまな効能があると研究されていて,私にはぴったりです。アルコール度数5%。350ml421円。
(2016.1.18.)
No.2255 アンバーエール(サントリー)

 2015年12月15日に数量限定販売となったクラフトセレクト・シリーズ第5弾2種類のうちの1本です。アンバーエール・スタイルということで,かなり期待できます。このスタイルは,サントリーの得意とするところではないでしょうか。特徴は,アロマホップを100%使用しレイトホッピング製法を採用するとともに,上面発酵酵母で醸造することで,豊かな麦のコクと心地よいフルーティな香りに仕上げたとのことです。グラスに注ぐと,美しい赤褐色の液体。期待させます。口に含むと,焙煎された麦芽のコクと甘みがいい感じです。飲んだ後のほんのりフルーティな香りも上品で,さすが,サントリーと唸ってしまいました。アルコール度数5.5%。350ml205円。
(2016.1.19.)
No.2256 I.P.A.(サントリー)

 クラフトセレクト・シリーズ第5弾,2本目です。私が最も好きなスタイル,IPAです。これは期待できます。ワクワクします。カスケードホップを使用し上面発酵酵母で醸造するとともに,アルコール度数を6.5%にすることで,ガツンとくる飲み応えとコク,強く爽やかな香りと苦味を実現したとのことです。早速飲んでみます。グラスに注ぐと,濃い目の黄金色の液体。柑橘系ホップの香りが漂います。口に含むと,フルーティーな香りとともに,ホップの苦みがバランス良く,上品な味わいです。ワイルドなアメリカンIPAとは違った日本的なアプローチだと思います。さすが,サントリー。期待通りの旨さでした。アルコール度数6.5%。350ml205円。
(2016.1.20.)
No.2257 小樽アップルジンジャー(北海道麦酒醸造)

 北海道小樽市にある北海道麦酒醸造が造る冬季限定フルーツビールです。近所のスーパー「ヤオコー」で購入しました。北海道余市産のリンゴに高知産の生姜を使用しています。そのほか,麦芽,ホップ,糖類,スピリッツ,酸味料,香料を使用した発泡酒です。早速飲んでみます。グラスに注ぐと,やや薄いレモン色。フルーツビールらしい甘い香りが漂います。口に含むと,リンゴと生姜の味が強く,ビールらしさはあまり感じません。リンゴと生姜のコンビも微妙ですが,飲んで行くに連れ慣れてきます。慣れれば意外にイケます。いつものビールに飽きたときに,ちょっと飲んでみるのにいいと思います。アルコール度数5%。330ml278円。
(2016.1.21.)
No.2258 クラフトラベル・爽やかに香る小麦のエール(サッポロ)

 サッポロビール那須工場で醸造し,日本プレミアムブリューが販売するウィート・エール・スタイルの缶ビールです。2015年9月に発売された限定品です。ワシントン州ヤキマ渓谷産シトラホップを一部使用することにより,シトラスの香りと小麦麦芽使用によるスッキリとした味わいが特徴となっています。グラスに注ぐと,クリアーな黄金色。小麦ビールによく見られる濁りはありません。口に含むと,グレープフルーツやライムを思わせる柑橘系の香りがとても上品です。喉ごしは,意外にドライで都会的な洗練された味わいです。大手メーカーがクラフトビールを造るとこうなるという見本のようなビールです。美味しくいただきました。アルコール度数5%。350ml306円。
(2016.1.22.)
No.2259 小樽・柚子ラガー(北海道麦酒醸造)

 小樽にある北海道麦酒醸造が造る冬季限定フルーツビールです。近所のスーパー「ヤオコー」で購入しました。ラガービールをベースに高知県馬路村産の柚子を使用しています。原材料には,柚子,麦芽,ホップのほか,糖類,スピリッツ,酸味料,香料を使用した発泡酒です。グラスに注ぐと,レモン色の濁った液体。泡立ちはよくありません。口に含むと,思った通りの柚子ジュース,または柚子チューハイのようで,ビールらしさはほとんどありません。いつものビールに飽きたときに変化球としていいと思います。アルコール度数は,一応5%あるので,調子に乗ってガブガブ飲むと危険です。330ml278円。
(2016.1.24.)
No.2260 ドライプレミアム・香りの琥珀(アサヒ)

 2014年歳暮期にギフト限定醸造商品として販売したビールが好評だったことから,一般向け完全予約受注制で2015年12月8日に発売しました。特徴は,華やかに香るコクとキレといったドライプレミアムならではの特長はそのままに,8種の厳選ホップと黒麦芽由来の麦芽エキスを原材料の一部に使用し,芳醇なホップ香と香ばしいロースト香の調和が楽しめるとのことです。グラスに注ぐと,ブラウンの濃厚な液体。口に含むと,スーパードライらしからぬ香ばしいロースト香と甘みが支配的です。この分野は,サントリーが得意としているところでアサヒらしさがありません。原材料は,麦芽,麦芽エキス,ホップ,米,コーン,スターチです。アルコール度数5.5%。350ml196円。
(2016.1.25.)

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250.本日のビール(209)No.2251〜2260