No.1795 ザ・プレミアム・モルツ・香るプレミアム(サントリー)

 2014年5月に期間限定で発売した香るプレミアムの評判がよかったため,2015年3月に通年商品として新発売されました。「ダイヤモンド麦芽」「天然水100%仕込」といった「ザ・プレミアム・モルツ」の特長はそのままに,「上面発酵酵母」を使用した爽やかな香りが特長のエールビールです。今回は,味わいのバランスを改良することで,より飲みやすい中味を実現したそうです。個人的には,プレミアムモルツが十分旨いので,定番のプレモル以上のものは必要ないと思っていますが,飲み過ぎて味に飽きたときに飲むビールとしてよいかもしれません。画像は,プレミアムモルツ・フェスト開催記念缶です。アルコール度数6%。
(2015.7.8.)
No.0 ザ・プレミアムモルツ(サントリー)

 昭和村にある食料品店の片隅が食堂になっている「味楽」でラーメンをいただきました。ラーメンができるまでちょっとビールでも飲みたいなと,冷蔵庫にあるプレモルを買いました。磐梯山と猪苗代湖がデザインされた缶が美しいです。福島の春を感じさせます。すでに夏の終わりなので,売れ残りの古いビールかもしれませんが,350ml250円。普通の食堂で飲めば500円ぐらいでしょうか,お店で買ったビールを食堂で飲めるというのは,安上がりです。家飲みが多いので,外で飲むビール,旨いです。
(2015.8.22.)
No.139 バドワイザー(キリン)

 世界80カ国以上で展開するビールのグローバルブランド「バドワイザー」は,2014年度の売上高が5.9%増の440万キロリットルだったそうです。米国以外の売上比率は6割にのぼり,中国やブラジル,英国,日本で好調のようです。国内で同ブランドを取り扱うキリンビールは,引き続き若年層をターゲットとしたマーケティングを展開しています。今年はとくにミュージックとの連動に力を入れています。「メード・フォー・ミュージック」をテーマに,4月には限定デザイン缶を発売し,6月には330ml瓶の限定ラベルも投入しました。久しぶりに飲んでみると,やっぱり圧倒的に米の味が強いです。スッキリとした甘み,懐かしいです。たまにはいいかもしれません。
(2015.7.29.)
No.635 サミュエルスミス・オーガニック・ラガー(イギリス)

 ラベルのデザインが変わったので,久しぶりに買ってみました。それにしてもラベルのデザイン気に入りました。クラフトビールっぽくてとてもいいです。イギリスらしいこだわりを感じます。このビールは,エールスタイル(上面発酵)のビールが多いイギリスでは珍しく,ラガースタイル(下面発酵)のビール。麦の香り,固さのある苦味みとキレも感じられるカチッとしたブリティッシュラガーです。以前購入したときは,355ml420円でした。今回は486円。円安で高くなったのだと思います。輸入ビールが全般的に値上がりし,少々辛いこのごろです。円高になるまで,輸入ビールは少々自粛しようと思っています。
(2015.7.30.)
No.1825 わびさびジャパンペールエール(ベアード)

 久しぶりのベアードです。以前飲んだときは,360mlの瓶でしたが,330mlになって,ラベルも変わりました。330mlになった分,463円と以前より安くなったのはよいのですが,やっぱりベアードはたっぷり飲みたい。330mlだとかなり物足りない感じです。わびさびは,地元産のわさびと緑茶と,数種類のハーブ系の個性を持つホップを組み合わせています。フレーバーは大胆ですが,わびさびの理念のごとく,簡素で清澄,閑寂で洗練された趣が芯を貫いています。どこからがホップでどこからがわさびとお茶か区別がつかないブレンドの妙,さすがベアードです。よくある際物フレーバリービールではありません。アルコール度数6.5%。
(2015.7.31.)
No.25 琥珀ヱビスクリスタルアンバー(サッポロ)

 期間限定の琥珀ヱビスです。今年で10周年を迎えるそうです。9月1日に発売になりました。今年は,従来より使用しているクリスタル麦芽を増量し,液色の美しさやコク深さを進化させ,さらにガス圧を若干下げることで,まろやかな味わいに一層磨きをかけたとのことです。パッケージは,鹿島アントラーズのユニフォームを彷彿させるデザインです。缶のデザインで親近感を持ってしまいます。グラスに注ぐと,琥珀色の液体が美しく,高級感も一杯です。口に含むと見た目よりもスッキリしていて,上品な味わいです。年に1回の楽しみです。アルコール度数5.5%。350ml215円。
(2015.9.11.)
No.1457 麦とホップ・赤Special(サッポロ)

 9月15日から発売となった発売3年目を迎える麦とホップ・赤は,麦とホップとして初となる上面発酵製法を採用し,より華やかな香りを引き出しています。「麦とホップThe gold」の厳選素材に加えカラメル麦芽を採用することで,奥深い味わい,美しい赤い液色を実現し,全てにおいて進化した自信作とのことです。個人的には,リキュール(発泡性)@の中では,一番好きです。十分ビールの代用になります。原材料は,発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)となっています。アルコール度数5%。350ml129円。今年も少しまとめ買いしておこうと思いした。もう1本飲みたいとき,家計に優しいアイテムです。
(2015.9.28.)
No.114 秋味2015(キリン)

 秋味は,今年で25年目を迎えるそうです。秋の季節限定,定番ビールとしてすっかり定着しています。秋味は,通常の約1.3本分の麦芽をたっぷりと使用し,アルコール度数は少し高めの6%と,味覚の秋にふさわしい,しっかりとしたコクと飲みごたえが楽しめるビールです。製造工場は,北海道千歳工場,仙台工場,取手工場,横浜工場,名古屋工場,神戸工場,岡山工場,福岡工場の計8工場と,主力商品に迫る勢いです。個人的には,米・コーン・スターチといった副原料を使用しているビールは好みではありませんが,秋味は例外的に好きです。発売が夏の終わりで,秋真っ盛りの頃には売り切れてしまうのが難点です。いつも買い置きして秋に楽しんでいます。350ml170円。
(2015.9.30.)
No.26 冬物語(サッポロ)

 9月29日より,季節限定発売。ちょっと早すぎませんか。と言いつつ飲んでしまう定番季節商品です。この商品は,1988年に日本初の季節限定ビールとして発売して以来,今年で発売28年目となります。今年はヨーロッパのウィンタービールにもよく用いられる,香ばしく薫るウィーンモルトを一部使用しています。さらにアルコール度数もやや高め,冬のビールならではのしっかりとしたうまみに磨きをかけたとのことです。改めて飲んでみると,旨いです。原材料には,麦芽,ホップのほかに,米,コーン,スターチを使用し麦芽100%ではありませんが,この仕上がりなら問題ありません。独特の甘みが寒い日にぴったり,サッポロならではのやわらかな喉ごしも健在,気に入りました。アルコール度数6%。350ml192円。
(2015.10.3.)
No.2085 フルーツブルーイング・ピーチウィート(北海道麦酒醸造)

 ローソンとの共同開発商品です。ヤオコーとの共同開発商品にも同じスタイルがあるので,中身は大きく違わないと思います。山梨県産もも,ラズベリー,レモンを使用(果汁15%),アルコール度数5%のフルーツ発泡酒です。糖類,スピリッツ,酸味料,香料なども原材料に使用しており,通常のビールとは全く異なります。今回は,那須温泉にて湯上がりにいただきました。酢での数本ビールを飲んだあとなので,ビールの味に飽きたタイミングで飲むと,とても旨いです。300ml288円。
(2015.10.3.)

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