No.525 常陸野ネスト・クラシックエール(木内酒造)

 我が郷土,茨城を代表するクラフトビールである。たまに飲みたくなって,「やまや」で買ってくる。木内酒造は,東京にも店を出したらしい。HPによると,『旧万世橋駅と神田界隈は,文化人や大衆が集いさまざまな交流が行われた場所。人々がサロンで夢や文化について語り合い,人生の愉しみを見出してきたように、「常陸野ブルーイング・ラボ」も,ビールを通じて人々の毎日を活気づけ,愉しみを創出し深められる場をめざしています。ここは,ビールを愛するみんなのラボ。まずはお好みのビールを見つけましょう。工場直送のフレッシュな常陸野ネストビールのほか,コラボ企画の新作限定ビールなど約10種類のドラフトビールをズラリご用意。』とのこと。行ってみたいです。
(2015.5.25.)
No.20 一番搾り(キリン)

 一番搾りの全国9工場の醸造家がつくる9つの一番搾り絶対もらえるキャンペーンでいただきました。6月9日までのキャンペーンで,なかなかの好企画です。何が好企画なのかというと,最近のクラフトビールブームに合致した企画だからです。しかも,96本飲んでシールを集めると絶対もらえるということは,96本で9本ですから,ほぼ1割引と考えていいです。味の方も,1本1本明確な違いがあり,楽しめました。絶対もらえるのに,送られてくると何だか懸賞に当選したような気分になってそこのところもいいと思いました。この企画,続けて欲しいです。
 届いたビールは,北から順に,北海道千歳,仙台,取手,横浜,名古屋,滋賀,神戸,岡山,福岡の9本です。地元茨城では,「取手づくり」がどこでも買えますが,他はなかなか買えないので,貴重です。1本1本じっくり味わいました。クラフトビールとまではいきませんが,地方色豊かなビールを堪能することができました。お気に入りは,名古屋と横浜かな。送られてきた箱も洒落たデザインです。ビールは販売用と違って非売品のラベルとなっています。
 クラフトビールといえば,近年また第2次ブームと言ってもよい注目を集めていますが,とても歓迎すべきことです。地ビール解禁当初は,雨後の竹の子のように地ビール醸造所が日本各地にできましたが,ブームが下火になると廃業した醸造所も多くありました。とくに,観光地の地ビールやおみやげ地ビール,自治体のにわか醸造所は,ほとんど失敗しています。それもそのはず,かなり中身はお粗末だったと思います。物珍しさだけでは生き残れません。そんな中,勝ち残った醸造所は,さすが力があります。旨いです。

 ブーム当初は,ドイツスタイルのビールが主流でしたが,第2次ブームの今日,主流はエール系に移行していると思われます。実力ある酒造メーカー,若き醸造家など,美味しいエールを次々リリースしています。個人的にお気に入りは,オラホのキャプテンクロウ,よなよなエール,志賀高原ビール各種,伊勢角屋麦酒,ベアード,・・・・。次々美味しいビールが登場するので,クラフトビールの通販お取り寄せ,やめられません。大手メーカーもこのブームに触発されて,クラフトビールに手を伸ばしてきています。歓迎すべきことです。今後の展開が楽しみです。
 このごろのクラフトビールブームのもう一つのきっかけは,アメリカのクラフトビールやスコットランドのブリュードッグの影響もあるのではないでしょうか。一時,円高で安く購入することができました。最近円安になったので,ちょっと買うには高くなって躊躇しますが,世界中のビールが飲める運輸・通信の発達に感謝したいです。ネットで世界中のビールが買える環境,ありがたいです。まだまだ未知のビールがあり,新作もどんどん出てきます。いつまで飲めるか分かりませんが,ビールを巡る散歩を続けたいと思います。
No.340 コナ・ビッグ・ウェーブ・ゴールデンエール(アメリカ)

 ハワイのクラフトビール,コナビールです。フィジーのビールもそうですが,南の島のビールは水の旨みを感じます。上質なゴールデンエールです。輸入ビールにしては,意外に低価格。地元のスーパーでも普通に買える。そんな手軽さから,たまに買ってしまうビールです。毎日同じビールだと,飽きるので味を変えたくてつい買ってしまうビールです。ちなみに毎日飲んでも飽きないのは,オラホのキャプテンクロウと,よなよなエールですね。低価格で一番のお気に入りです。
(2015.6.4.)
No.20 一番搾り(キリン)

 日本代表応援缶,2015年5月発売のバージョンです。イラストには,オーストラリア代表戦のメンバーが描かれています。川島永嗣,酒井高徳,森重真人,太田宏介,吉田麻也,遠藤保仁,香川真司,長谷部誠,本田圭佑,岡崎慎司,武藤嘉紀の11人です。試合は,2014年11月18日,ヤンマースタジアム長居で行われ,日本代表が2−1で勝っています。缶のデザインでつい買ってしまう,この辺がキリンの企業戦略にまんまと填ってしまっているなと思いつつ,やっぱり買ってしまいます。一番搾りは旨いのでいいですが,淡麗は日本代表デザインでも買いません。
 裏側は,「この国に,サッカーがあってよかった」の文字。それは,キリンの言い分でしょ。と思いつつ,ビールを飲みながらのサッカー観戦,最高です。サッカー場で飲めるのは,公共交通機関を使用したときのみ。お気に入りのカシマスタジアムは,駅から近いけれど,我が家からはとんでもない迂回ルート。車の3倍近く時間がかかる。いつもは車で行きますが,年に1回ぐらいは電車で行きます。ビールを飲むために。サッカーを観ながら飲むビール,最高です。キリンと同じく,私も「この国に,サッカーがあってよかった」と思います。
 今回最後も,一番搾り。友人からいただいた「全国9工場の醸造家がつくる9つの一番搾り絶対もらえるキャンペーン」Bコースです。応募シール48枚でもらえるコースです。中身は,横浜,名古屋,滋賀の初搾りプラスタンブラーのセットです。好みの横浜,名古屋がセレクトされているので気に入りました。欲をいえば,滋賀ではなく取手の方がよかったかな。頂き物で我が儘言ってはいけませんが・・・。

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232.ビールの話(26)