No.2021 ヴィック・シークレットIPA(二軒茶屋餅角屋本店)

 伊勢角屋麦酒の限定シングル・ホップ・シリーズです。オーストラリア産のホップ,ヴィック・シークレットを使用しています。松やパイナップルを思わせる香りが特徴です。グラスに注ぐと,マスカットのようなクリーンでフルーティーな香りの後から,パイナップルや松を思わせる甘やかな香りが豊かに広がります。口に含むと,麦芽の芳醇な味わいと,押し寄せるホップの強くはっきりした苦みが,混ざり合いながら口中に広がります。あまりの旨さに気絶しそうです。恐るべき醸造所です。こんな旨いIPAは滅多にありません。日本の誇りですね。アルコール度数7%。330ml550円。
(2015.4.7.)
No.2022 ラドラー(サントリー)

 2015年3月24日に発売されたビアテイスト飲料です。ラドラーは,ビールをこよなく愛するドイツ人の間で伝統的に親しまれている楽しみ方のひとつで,一般的にレモン風味を加えたビール類のことをいいます。近年ヨーロッパなどで若年層や女性を中心に人気が拡大しており,注目が高まっているとのことです。特徴は,旨味麦芽を使用し,デコクション製法,レイトホッピング製法により,ビール類らしい飲みごたえのある味わいを実現したとのことです。さらに,甘酸っぱく爽やかなレモン風味をビール味とバランスよく調和させ,軽やかで飲みやすい後味に仕上げています。レモン風味ですが無果汁です。これから夏に向けて,休日は昼間から喉を潤すにはいいと思います。アルコール度数4%。350ml148円。発泡酒です。
(2015.4.12.)
No.2023 ハッピーあすぱら(栃木マイクロブルワリー)

 釣りの帰り道,道の駅田島に立ち寄ると,見慣れぬ発泡酒がありました。330ml600円と値段は高めですが,ものは試しと買ってみました。宇都宮の栃木マイクロブルワリーが醸造しています。南会津産のアスパラガスを使用しているとのことで,不安がいっぱいです。アスパラガスがビールの副原料に合うはずがないという不安です。グラスに注ぐと,特に緑色ということもなく,ごく普通の無濾過ビールです。安心しました。口に含むと,アスパラガスのほのかな香り。意外にもビールにマッチしています。絶妙なバランスです。よくある観光地の下手物ビールではありませんでした。きちんとした正統派ハーブスパイスビールです。さすが,栃木マイクロブルワリー。いい仕事をしています。アルコール度数5%。
(2015.4.21.)
No.2024 ハッピーとまと(栃木マイクロブルワリー)

 昨日に続き,道の駅田島で購入した栃木マイクロブルワリーの発泡酒です。こちらは,南会津産トマトを副原料に使用しています。開栓前のイメージでは,レッドアイのようなビールをイメージしていましたが,グラスに注ぐとごく普通の無濾過ビールです。意外です。口に含むと,ほんのりトマトの香り。トマトはあくまで脇役です。栃木マイクロブルワリーは,様々な副原料にトライする醸造所ですが,その使い方は,あくまでも控えめで上品です。南会津の空気を感じることができる上質な1本でした。アルコール度数5%。330ml600円。
(2015.4.22.)
No.2025 ティファナ・ライト(メキシコ) 

 ちょっと珍しいメキシコのクラフトビールです。2000年に設立されたティファナ醸造所が造る麦芽100%のラガービールです。口に含むと,アルコール度数3.5%とは思えないしっかりとした麦の香りとホップの苦みを感じます。全体的にすっきりとしていて癖のない味わいです。アジア系のピルスナーに近い味です。それなら日本のビールの方が当然上なわけですが,今回は6本6種2311円で元々安いところ,貯めたポイントを使ったのでほとんど只でした。只で飲めるビールですから文句は言いません。355ml,横浜の日本食品流通株式会社が輸入しています。
(2015.4.23.)
No.2026 ティファナ・モレナ(メキシコ)

 格安のティファナビールが続きます。シュバルツ・スタイルのモレナです。グラスに注ぐと,色は濃い褐色。焦がしたモルトの香りが漂います。口に含むと,トーストの様な麦芽風味が特徴的です。しっかりとしたコクがあって,それでいてすっきりスムーズ。理想的なシュバルツです。アルコール度数は4.8%と,やや物足りない感じですが,今日の気温は20度,汗ばむような陽気です。こんな日にゴクゴク飲むのに最適の1本でした。355ml,1本あたり約385円。輸入ビールとしては安いです。
(2015.4.24.)
No.2027 ティファナ・ロザリトビーチ(メキシコ)

 昨日は宴会で,アサヒの熟撰を浴びるほど飲んでしまいました。そんなわけで,本日の午前中は二日酔い気味でぐったりしていました。こんな日に飲むビールは,ライトなビールがいいだろうと,選んだのがこれ。ティファナのアメリカン・ラガー・スタイル。アルコール度数3.8%です。軽い割には,口に含むと,しっかりとした麦芽の風味が感じられ,甘みとホップの苦みが良いバランスです。米やコーン・スターチを使わず,麦芽100%なのがよいのだと思います。メキシコの観光地,ロザリトビーチの名を冠したとてもおいしいライトなビールでした。少しエンジンがかかってきました。2本目は,ガツンと来るキャプテンクロウいきたいと思います。
(2015.4.26.)
No.2028 ティファナ・バファドラ(メキシコ)

 TJブランドのマイボック・スタイルです。このスタイルは正直苦手です。アルコール度数は7.5%と高く,夏向きではありません。今日は,20度を超える暑さだったので,もう少しさっぱりしたビールが飲みたかったです。口に含むと,まったりとした麦芽の甘みが広がります。濃厚です。寒い日に,暖かい部屋で飲むビールです。選択を誤りました。IBUは,35〜45。アルコール度数が高いため,それほど苦みは感じません。メキシコのクラフトビールということで,期待しましたが,アメリカのクラフトビールにはとうてい及ばない感じです。
(2015.4.27.)
No.2029 ティファナ・ブラバ(メキシコ)

 すっかり夏の陽気でビールがうまい季節になりました。2000年設立されたメキシコのクラフトビール醸造所,ティファナが続きます。ブラバは,メルツェン・スタイルのビールです。グラスに注ぐと,泡立ち良く色は赤みのある茶色。期待させます。口に含むと,コクのある香ばしいカラメル,ほんのりキャラメルの様なモルトとともに,弱めのビターなホップ風味を感じます。香ばしい味わいがありながらもスムーズでスッキリ,見た目以上にさっぱり軽やかにいただける1本でした。アルコール度数5.3%。IBU17〜25。
(2015.4.28.)
No.2030 ティファナ・グエラ(メキシコ)

 ティファナ醸造所のビール,6本目最後です。麦芽100%のピルスナー・スタイルです。グラスに注ぐと,定番ピルスナースタイルの黄金色。口に含むと,麦芽100%らしい麦の味がしっかり感じられます。ホップの香りも程よくて,ゴクゴク飲めるビールです。本日は,昭和の日。ベガルタ仙台対鹿島アントラーズのJリーグを観戦しながら,美味しいビールをいただきました。仙台に足を延ばす余裕はないので,自宅での観戦でしたが,鹿島がかって大満足です。アルコール度数4.6%。IBU17〜25。
(2015.4.29.)

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223.本日のビール(186)No.2021〜2030