No.1991 レボリューション・アンチヒーローIPA(アメリカ)

 販売店解説より。『「私は誰にでも好かれようとは思わない!」そんな怒号が聞こえてきそうな,ホップ軍曹が描かれたコミカルなデザインのIPAの登場です!誰にどう思われようと自分のスタイルを貫く!それがアンチヒーロー魂!そんな気持ちがしっかりと現れた,個性溢れる力強いホップアロマと,弾けるクリスピーな刺激。ホップの手榴弾がBOMBOMと破裂する攻撃的な美味しさで,飲み終わった頃には見事に心を攻め落とされていることでしょう!』これまた傑作アメリカンIPAですね。感動ものの旨さでした。アルコール度数6.5%。355ml540円。
(2015.2.22.)
No.1992 HUBアボミナブル・ウィンター・エール(アメリカ)

 オレゴン州のポートランドで2007年に創業したホップワークスアーバンブルワリーの季節限定IPAです。9月〜1月限定だそうです。雪男をデザインした缶がいかにもアメリカ的です。中身の方は,オーガニックにこだわった4種のホップ(カスケード,センテニアル,シノック,シムコー)と6種類のモルトを使用しています。グラスに注ぐと,美しい銅色で,ホップの華やかな香りが漂います。口に含むと,フローラルでスパイシー,シトラスの香りとクリスピーなモルトの甘味が交わり深い味わいです。ホップの苦みとモルトの甘みが見事に融合しています。アルコール度数7.3%。IBU70。473ml589円。
(2015.2.23.)
No.1993 のどごし・オールライト(麒麟)

 麒麟の新ジャンル,新製品です。アルコール入りビールテイスト飲料において世界で初めて糖質0・プリン体0・カロリーオフを実現した商品です。特徴としては,糖質0,プリン体0,カロリーオフでありながらも,キリンのどごし生ならではのクリアなのどごしとすっきりとしたおいしさ,クセのない爽快な飲み心地を実現したとのことです。グラスに注ぐと,見た目はビール,しかし,口に含むと,完全にビールではないことが分かります。これは,ビールではなくのどごし生という全く別の飲み物と考えれば,美味しく飲めます。ビールを求めてはいけません。これは,とても美味しいのどごし生なのです。そう理解しました。アルコール度数2.5〜3.5%。350ml115円。
(2015.2.24.)
No.1994 ドライポーター(アサヒ)

 2015年2月10日より,コンビニエンスストア限定で発売された「アサヒ クラフトマンシップ」シリーズ第一弾です。「ドライポーター」は,重厚なコクと香ばしいロースト香が特長の麦芽100%の生ビールです。この重厚なコクをつくり出すために上面発酵酵母と香ばしいロースト香が特長のチョコレート麦芽が一部使用されています。味の決め手となる厳選ホップを一部手で投入するなど,こだわりの製法で醸造され,缶体は液色と同様にポータータイプならではのダークブラウンに仕上げられています。アサヒらしくポーターの割にはスッキリした喉ごしです。今後の展開も楽しみな企画です。アルコール度数6%。350ml249円。
(2015.2.28.)
No.1995 ネブラスカ・カーディナル(アメリカ)

 ネブラスカ州にある実力派ブリュワリー,ネブラスカ・ブリューイング・カンパニーが造るアメリカンペールエールです。2014年にはヨーロピアン・ビアスターにてゴールドを獲得した逸品だそうです。グラスに注ぐと,深いゴールデンカラーの液体です。フローラルでシトラシーなアロマが漂います。口に含むと,程よい苦みで,ドリンカブル。旨いです。ラベルには,アメリカ国民に最も愛される野鳥の一種であるショウジョウコウカンチョウ(カーディナル)が描かれています。IBU29。宇都宮のAQベボリューションが輸入しています。アルコール度数6%。355ml550円。
(2015.3.1.)
No.1996 エピック・エスケープIPA(アメリカ)

 ビール醸造などにおける規制の厳しいユタ州に施設を構えるエピック醸造所が,人気の高まりにより2014年7月,コロラド州はデンバーに醸造所を増設しました。このビールは,2013年秋にコロラドにブルワリーを増設した記念に生み出されたIPAです。ユタ州の規制の厳しさを皮肉ると同時に,デンバーでビール造りが出来る喜びが表現された1本です。とってもフルーティなホップアロマが楽しめ, 苦味もしっかり。ボディもフルに近く,飲み応えは抜群です。モザイクホップなどを使ったみずみずしいフルーティーさが特徴です。久しぶりに完璧なアメリカンIPAを飲みました。アルコール度数6.2%。355ml507円。宇都宮のAQベボリューションが輸入しています。
(2015.3.5.)
No.1997 宮崎きんかんラガー(宮崎ひでじ)

 宮崎県延岡市のひでじビールが造る宮崎県産きんかんを原料に使用したフルーツ発泡酒です。きんかんの香りとカスケードホップの苦みが絶妙にマッチしています。宮崎県は,全国のきんかん生産量の約6割を占める日本一の生産地だそうです。滅多に口にすることのないきんかんですが,子どもの頃には庭のきんかんをよくつまみ食いしたものです。とても懐かしい味です。とてもジューシーで,クラフトビールならではの個性が際立った1本でした。原材料は,麦芽,大麦,宮崎県産金柑果汁,糖類,ホップ,ビール酵母,行縢湧水,麦芽使用率25%未満で,発泡酒扱いです。アルコール度数5%。330ml514円。
(2015.3.9.)
No.1998 ミツボシビール・ピルスナー(ワダカン)

 犬山市の盛田金しゃちビールが造るピルスナー・スタイルのクラフトビールです。チェコ産のファインアロマホップをふんだんに使用した華やかな香りと上品な苦味が特徴です。熟成期間を1.5倍とし,コクと旨みを丹念に引き出し仕上げた下面発酵ビールです。クラフトビールで美味しいピルスナーを探すのは結構難しいのですが,このビールは完璧です。藁のような懐かしい味,モルトの旨味が凝縮したどっしりとしたボディ,キリリとしたホップの苦み,最高のバランスです。レベルが高いです。アルコール度数5.5%。330ml514円。
(2015.3.10.)
No.1999 ミツボシビール・ウインナスタイルラガー(ワダカン)

 昨日に続き,盛田金しゃちビールです。以下,醸造所HPより。「ミツボシビールとは,文明開化まもない,明治17から18年頃、盛田家11代久左衛門,命棋翁が時代に先駆けて中部圏で初めてビールの試醸に成功した時の名称です。しかし,同時期に手がけていたワイン用ぶどう畑が害虫により,壊滅の憂き目にあった余波で,ビールの醸造と販売という夢が潰えてしまったのです。」この夢を引き継いだのが,盛田金しゃちビールです。ウインナスタイルは,オーストリア・ウィーン発祥。旨み成分に富んだ麦芽,欧州産のアロマホップを贅沢に使用し,マイルドなモルト香味とホップの苦味が日本人の嗜好にもよく合う下面発酵ビールです。アルコール度数6%。330ml514円。
(2015.3.11.)
No.2000 ミツボシビール・ペールエール(ワダカン)

 記念すべき2000種類目のビールです。ここ数日,2000本目は何を飲むか思案していました。迷った末に,自分の好きなスタイルのペールエールを飲むという結論に達しました。そこで登場したのが,ここ数日飲んでいる金シャチビールのペールエールです。原料は全てペールエール発祥の地,英国産を使用しています。かなり期待したのですが,思ったよりもドライでキレのある味わいだったので,私の好みではありませんでした。上品な仕上がりではありますが,もう少し芳醇で柔らかい喉ごしのビールで区切りをつけたかったです。明日から,3000本目を目指します。アルコール度数5%。330ml514円。
(2015.3.12.)

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220.本日のビール(183)No.1991〜2000
飲んだビール2000種類達成!!