No.590 九十九里オーシャンビール・バイツェン(寒菊銘醸)

 千葉県山武市の日本酒メーカーが造るクラフトビールです。以前に飲んだことがありますが,ラベルが変わっていたので久しぶりに飲んでみました。当然中身は同じだと思いますが, 麦芽・ホップ・酵母・水(清酒仕込水使用)だけを原料とした,ドイツの「ビール純粋令」に忠実に地ビールを醸造しているバイツェンというだけあって,バイツェン・スタイルのお手本といった感じの味です。逆に言うと,個性に乏しい平均的な味とも言えますが,安定感は抜群にいいです。価格の安さも魅力です。アルコール度数5%。330ml
400円。
(2014.12.3.)
No.1473 澄みきり(麒麟)

 新ジャンルのヒット商品が,早くもパッケージデザイン,リニューアルです。前のデザインよりいいです。改めて飲んでみると,ヒットの理由が分かるような気がします。新ジャンルの完成形がここにあるのではないかなと思います。美味しいです。スッキリしているスーパードライが好きな人ならば,コクのある一番搾りやキリンラガーより,美味しいと思うのではないでしょうか。しかも,価格は350mlで100円前後ですから,スーパードライから乗り換える方が多いのではないかと思います。私もたまに利用しようと思いました。
(2014.12.4.)
No.1457 麦とホップ・赤(サッポロ)

 昨年,2度の限定発売で好評を博した「麦とホップ<赤>」をブラッシュアップして,本年も限定発売です。中身の特徴は,リッチゴールド麦芽とゴールデンアロマホップを一部使用することで,麦のうまみ・コクがさらにアップしました。また,協働契約栽培原料を100%使用し,長期熟成製法を採用しています。グラスに注ぐと,カラメル麦芽による美しい赤色の液色。ファインアロマホップで香り付けし,英国のエールを思わせる華やかな香りを実現しています。350ml98円と,とても安いので,今年もケース買いです。アルコール度数5%。
(2014.12.5.)
No.1345 みがき麦(サッポロ)

 イオン株式会社とサッポロビール株式会社が共同開発したリキュール系新ジャンルです。とにかく安さが魅力の1本ですが,新ジャンルのためしばらく飲んでいませんでした。パッケージが変わったようなので,久しぶりに飲んでみました。結論から言うと,これはイケます。かなりビールに近いです。鼻に抜ける後味さえ我慢すればビールと変わらぬ旨さです。しかも,350ml96円。徒歩3分以内のスーパーで売っているし,言うことありません。そういえば,以前住んでいた家の徒歩1分のところにお酒のディスカウントショップがあって重宝していたことを思い出しました。
(2014.12.12.)
No.19 黒ラベル・JRA有馬記念缶(サッポロ)

サッポロは,JRA(日本中央競馬会)が主催する今年最後のドリームレース「第59回有馬記念競走」とタイアップした,サッポロ生ビール黒ラベル「JRA有馬記念缶」を数量限定で2014年11月5日(水)から全国発売しました。「JRA有馬記念缶」は,舞台となるJRA中山競馬場と,サッポロビール千葉工場が,同じ千葉県船橋市にあることから実現したものだそうです。2003年に関東甲信越地域限定で発売して以来好評で,本年12年目とのことです。今年のパッケージは,昨年の有馬記念を制覇し有終の美を飾った「オルフェーヴル号」と「池添謙一騎手」の写真を中央に大きく配しています。
(2014.12.14.)
No.141 一番搾り・スタウト(麒麟)

 2007年から発売されている一番搾り・スタウトの中味,パッケージデザイン共にリニューアルし,12月2日から発売されました。麒麟によれば,「丁寧にローストされた麦芽の香ばしさと麦100%のうまみを,一番搾り製法で引き出した,まろやかなコクと華やかな香り,クリーミーな泡が特長の黒ビールです。今回,熟成時に低発酵にすることで黒ビールらしいコクを高めたほか,麦汁煮沸の後半にホップを投入するレイトホッピング製法を採用することで華やかな香りに仕上げました。また,今年2月のキリン一番搾り生ビールリニューアル時に採用した新しい一番搾り製法によって,素材本来のうまみを最大限に引き出しました。」とのことです。安定感の高い充実した1本です。旨いです。
(2014.12.20.)
No.1988 ストーン・サブライムリー・セルフ-ライチャス・ブラックIPA(アメリカ)

 ストーン醸造所の11周年記念ビールとして醸造され,あまりの人気のため定番ビールとなったブラックIPAです。「崇高な独りよがり」と挑発的な名前が付けられたこのビールは,ホップの強烈で華やかな香りと苦みとローストモルトの焙煎香と苦みが口の中で一斉に炸裂します。IPAとスタウトのいいとこ取りといった感じで,バランスも最高にいいです。ボディは重くなくスムースでグイグイいけます。評価サイト,レイトビアでも100点という驚異のビールです。アルコール度数8.7%。355ml650円。ナガノトレーディングが輸入しています。
(2015.2.19.)
No.6 スーパードライ(アサヒ)

 今日はひな祭り。だからというわけではないのですが,普段飲まないアサヒスーパードライのスペシャルパッケージを飲みました。鮮やかなピンク色をベースに,満開の桜の花を散りばめたパッケージデザインが特長で,春らしい季節感と,いつもの「アサヒスーパードライ」にはない特別感を演出しているとのこと。素晴らしいデザインです。まだ,寒い日が多いですが,春の訪れを感じます。とは言っても,中味は「アサヒスーパードライ」と同じです。缶のデザインだけでつい買ってしまう私は,企業の戦略にまんまと乗っかってしまっています。少し,悔しいです。
(2015.3.3.)
No.1804 金麦クリアラベル(サントリー)

 サントリーの新ジャンルです。2015年2月17日,リニューアル発売されました。今回は,爽快な味わいを実現する仕込・発酵条件や炭酸ガス圧の高さはそのままに,原料配合を見直すことで,さらにのどごしが良く,飲みごたえのある味を実現したとのことです。パッケージは,大きな金の麦穂マークの中に液色を配し,缶正面に「おいしい のどごし」の表記を加え中味の特長をストレートに表現しています。ビールの代用としては,最高水準の味だと思います。だいたい1日3本ビールを飲んでいますが,そのうちの1本を新ジャンルにすることで,出費を抑えています。美味しい新ジャンルはありがたいです。アルコール度数5%。350ml143円。
(2015.3.4.)
No.1095 ザ・ロイヤル・ビター(サントリー)

 2012年にコンビニエンスストア限定商品として数量限定発売されて以来,繰り返し登場する麦芽100%ビールです。今回も,中味・パッケージをさらにブラッシュアップして,数量限定で発売になりました。中味は,ビターホップ100%使用によるしっかり感じる苦味と,麦芽100%使用,デコクション製法による麦の豊かなコクと旨みが調和された深みのある苦みが特長のビールとなっています。今回は,濃色麦芽の割合を増やすことで,よりいっそう上質な深い余韻を感じられる味わいを実現しています。通常のピルスナー・スタイルに飽きたときには最適です。アルコール度数6%。350ml218円。
(2015.3.4.)

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